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いつか俺のこと、ちゃんと好きになって。
toriko ni shitai
読む前に持っていたものとまったく違いました。特に陣(攻)があまりにもワンコ過ぎて引き気味に。いや、私は決してワンコが即ダメなわけじゃないんですが、それにしてもここまではちょっと・・・というくらいに暑苦しい年下大型ワンコでした。
表紙イラストでは、いかにも余裕のあるいい男って感じなのに・・・なのに・・・←そのほうがよかったというよりも、違い過ぎて呆然ってだけです。
読んだあとあらすじを見返してみると、確かに『犬のように懐き~』って書いてあったよ。100%文字どおりの意味だったのね・・・
そして、真雪(受)が『男女兼用モデル』でドレスも着こなす美人なんですが、なんとも男前で素敵でしたね。私は『口の悪くない男前受(見た目は別に男性的でなくても構わない)』が大好きだ!と実感しました。
メインキャラクターが2人ともモデルなので撮影シーンの描写も多いんですが、それがラブともうまく絡んでいたし、お仕事面でも興味深く読めてよかったです。
あえて言うなら、真雪の憧れで姉と結婚している、陣の叔父・芳賀の立ち位置がちょっと微妙。何のために出て来たのかとまでは言いませんが、どうにも中途半端に感じてしまいました。もっといい仕事させられるキャラクターだと思うんですよ。それがちょっと惜しいかな。
でも、トータルではよかったです。神楽さんでもかなり好きな作品ですね。
今回はワールドワイドに躍進中のメンズモデルと
モデル業を卒業予定の男女兼用モデルのお話です。
受様が攻様との出会いで新たな一歩を踏み出すまでと、
2人が恋人として一線をこえるまでのその後編を収録。
赤ちゃんの時に
モデルとしてスカウトされて以来
年齢の分だけキャリアを積み
ラファエル前派の画家が描いた
天使の様と形容される受様は
男女兼用モデルとして活躍しています。
しかし父親と
モデルは子供のうちだけと約束している為
大学に入学した頃から新規オファーを断り
卒業の覚悟を固めつつありました。
そんな時に共演する事になったのが
現在ワールドワイドに躍進中の
トップモデルである攻様でした。
攻様は9頭身のプロポーションで
手脚の長さまで理想的なバランスな上
獰猛な官能性を放つ男性モデルで
日本ではほぼ無名のままミラノに渡って2年で
トップクラスにのし上がった
サクセスストーリーの持ち主です。
受様もちょっと緊張気味で
攻様に声をかけ握手を求めるのですが
なんと攻様に満面の笑みで
情熱的に抱きしめられてしまいます!!
貴方は世界で一番綺麗な人だ
もしかして性別を間違われているのかと
訝しむ受様でしたが、
攻様は同性だと知った上で照れも無く
受様は彼の見た目と中味のギャップに
呆れてしまうのですが
仕事に入った攻様は
攻様の持つ鋭利なパワーに負けない様に
奮い立たねばなりませんでした。
しかし、
終了宣言に満足した受様を待っていたのは
攻様の熱っぽいくちづけだったのです!!
受様は子供の頃から続ける拳法で
攻様に容赦のない膝蹴りと絞めをかましますが
こりない攻様は受様の手にすばやくキスしてきて
全く懲りた様子がありません。
綺麗なだけじゃくてすげーかっこいい!
俺、惚れ直しちゃたよ。
はてさてこんな攻様のアプローチに
受様はどう応えるのでしょうか?
既出同人誌を改稿、文庫化した1冊になります。
受様に会いたいがためにモデルの世界に飛び込み
トップとなった受様至上主義のワンコな攻様と
10代限定で始めたモデル業から
卒業しようとしていたクールビューティな受様の
恋物語になります。
クールビューティな受様が大好物な私には
とっても楽しい1冊でした♪
私生活では尻尾が見えそうなワンコでも
仕事では圧倒的なパワーを放つ攻様と接する事で
受様はモデルという仕事への未練と情熱と
攻様自身への興味を高めていきます。
攻様が筆頭ですがモデル事務所の社長や
受様の姉の夫で攻様の叔父でも有るカメラマンとか
受様の周りは結構癖者ぞろいで
受様がちょっと振り回されぎみですが
予定調和ながらも
仕事と恋が上手く絡み合ってテンポよく進んで
いつ受様が落ちるのかと最後まで
たいへん楽しく読めました♪
続編は
本編では越えられなかった一線を越え
ますますラブラブになる後日談となってます。
2人とも10代でまだまだ若いので
仕事も恋もますますヒートアップしそう(笑)
今回は本作同様、モデル同士の恋物語で、
神楽さんの既刊『回路接続』をおススメします。
ワンコ攻め大好き人間にとっては、めちゃ良きワンコで大変楽しく読めました。
攻めの陣は、受けの夏雪と一緒に仕事するため頑張ったら世界的なトップモデルにまでなっちゃったという逸材。
仕事モードと普段の落差が激しすぎるところも魅力なんですよ!
カメラ向けられると色気全開のゴージャスな男になるのに、真雪の前ではただの無邪気な少年ワンコというギャップが萌える〜。
おまけに憧れの真雪に初めて会えた喜びのあまり
「真雪に会えたーー!!今日は俺の人生最高の日だー!!」
と大勢のスタッフがいる中で絶叫しちゃうアホワンコでもあって、アホかわいいんです。
真雪は、ノーブルで中性的な美貌で名高い男女兼用モデルなんですね。(だから表紙はドレス着てる)
だけど空手の達人で、中身もかなり強気な男前系です。
私は初エッチのときに感激のあまり泣いちゃったり、「夢みたい‥‥」的なことを呟く攻めが大好きなんだけど、この陣もそうだったのですっごーーく嬉しい。
よっしゃー、ここにいた!!と。
それだけで読んで良かった!と思いました。
初エッチも、勝気な受けに煽られたせいで、早漏ぎみに一人でイッてしまい赤面する様子とか、めちゃくちゃかわいい。
お仕事面も、仕事への情熱を失いつつあった真雪が、陣との競演をきっかけに再び発奮して……という内容で、なかなか良かったです。
ーーーー
ただ、仕事の情熱を取り戻すきっかけ描写が微妙というか……。
初恋相手のフォトグラファー芳賀が姉と結婚して渡仏した事をきっかけにやる気を失ってしまった陣。
その芳賀が帰国するのを知り、芳賀に再び撮って欲しいという「心の底から噴きあげてくる熱望」がこみあげてきたとか書いてあるのに、その数ページ後で、「陣だけが失われかけていた真雪の情熱に一撃で火をつけた」ともあって。。。。
えー‥‥。
確かに陣に負けたくない、視線を奪ってやりたいと思ってたけれど、決して「陣だけが〜、一撃で〜」ではないでしょ……。
あんた芳賀の帰国聞いた途端、俄然やる気出してたじゃん…と。
芳賀の存在が中途半端で勿体ないなと思います。
タイトルつけるの上手だなあとつくづく思いますね!
中性的な外見を武器にモデルをしながらも先が見えずに引退を考えているのが今回の主人公、真雪
真雪は外見こそ繊細で壊れそうですが内面はわりと男前というかあっさりさっぱりしていてかっこいいです!
うじうじ女々しい受けに飽きた方のハートに突き刺さるのではないかと(笑)
対する攻めの陣はというと年下で稼ぎ頭ではあるものの後輩で、真雪になつく様はまさに大型わんこというかんじ
なのに仕事をしている時は神がかったワイルドさなのがたまらん!w
そこをうまくかきわけていらっしゃる!
全くの別人というわけでもなく、普段の陣の中にも仕事中のかっこよさの片鱗が垣間見えるのがまたぐっとクるんですよね~
恋愛だけでなくモデルの仕事もメインなので、撮影のシーンが非常に丁寧に描かれていて読んでいる私も引き込まれました
真雪も実際に一緒に仕事をすることで陣に興味を持つわけですからこのシーンが説得力のあるものでなければいけませんよね
そこがホントにうまく描かれていてモデルの楽しさの一部が見えたような気にさせられます!
これは神楽マジック
仕事中の陣は真剣にかっこいいですからね~
真雪が陣の写っている写真を見て嫉妬する位なのが伝わってきます`´
そんな素晴らしい仕事をする陣に対して真雪が感じるのは劣等感なんかではなく自分も頑張ろうという前向きな気持ち
これは真雪のかなりの美点だとおもいます
同じ職業で後輩である、更に恋愛対象である攻めが自分より売れていることを現実としてきちんと受け止めて逆に原動力にかえるのって誰にでもできることじゃない
真雪の魅力は「世界一整っている」と評される外見ではなくそういう芯の強さにあるんですね
陣と出会ったことでモデルを諦めかけていた自分と向き合いパワーアップするのもいい!
互いが刺激になる関係って素敵だなーと改めて感じました
あとモデルという職業を生かして陣の美しい身体の描写を余すことなくしてくださるのでよ…涎が…←
そのくらいリアルに感じられてドキドキできましたー!
イラストを担当されたサマミヤアカザさんも書かれていましたがこんなカップル絵になるし素敵だろうな///