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hoshimoyou koimoyou
思わず題名をそう間違って読んでました(汗、)
だって~出てくる攻め様達(二人いるんですが)受けちゃんに執着して、二人とも自分勝手で自分の思い通りにしようと、何の説明もなく強引にして、受けちゃんの心なんか勝手に思いこんで我を通す、俺様だったもんですから、、
読み終わって、この受けである彰史は頭もいいし家事もできて、まさに秘書にうってつけの実力を持ったデキた人だとは思うんですが、攻め二人が執着する部分って一体なんだったんだろう?
その辺はすごーく薄いです。
会社を辞める原因になった上司は、会社の社長の孫で野心家で、政略結婚の為に自分で口説き落とした彰史を上手くあしらおうとして、そんな身勝手さに彰史が愛想を尽かして会社を辞めたという、ズルイ人。
妻も愛人も両立しようとするのが彰史には気に入らなかった。
一方の、大学教授で宇宙開発センター職員の垰は、自分の身の回りには無頓着で熱中すると睡眠も忘れて倒れてしまうくらいの研究バカ。
彰史が元上司に復縁を迫られているのを見て、急に怒りだして襲ってしまい反省するどころか、彰史を個人秘書(愛人含む)にしてしまうような強引な人。
そんな垰に、彰史も憤慨するんだけど口では反発しているものの実力行使で流されるように、垰のままになってしまっている。
この攻め二人の執着の理由と、彰史の心を決めた決定打のコレっていうのがなくて、相性と相手に対するスタンスなのかな~?と薄ぼんやり。
確かに、元上司と垰を比較すれば両方とも強引ではあるけれど垰にはズルさはないし、一直線だし、言葉は足りないものの誠実さはある。
科学者だけに研究バカかと思えば、プラネタリムで衛星の生涯を描きロマンチストな面を見せて、それに彰史が心を打たれたというシーンが決め手として登場するものの、きっかけとしては彰史には色々な要素の一部であるのに対し、垰にとっては彰史を意識する決定打だというが、それはよく伝わってはこない。
こうやって見て、彰史という人、案外しっかりちゃっかりモノで攻め様達を以外に人間としては自分より下に見ている感じがします。
子供をなだめるような、後で何とかすればいいや、とその場しのぎをする。
確かに優秀でしっかりモノかもしれないけど、彼等と同じ人間臭い卑怯な面を持った、快楽に弱い人なのかもですね。
だからちょっと親近感はあります。
全体を流せばスマートに落ち着いてそれなりに起伏もあり楽しめたのだが、気持ちの印象という点ではよくわかんないな~。
そんなもんなのかな?
イラスト、山田シロさんで毎度毎度思うが、もうちょっと髪型、違うのにしてほしいです!
絵は好きなんですが・・・
う〜ん・・・。結局元彼はどうなったんだろう?
諦めたのかな?あんなに執着してたのに?
読んだ後なんだかすっきりしませんでした。
心の中がもやもや〜としてます。
攻め様も変人なんだけど・・・「変人」好きなんだけど今回の攻め様の変人さはあんまり好きじゃなかった (ーωー;)
ちょっと残念、せっかく変人だったのにw
元彼も攻め様も傲慢で自己中すぎるし、受け様も流されすぎていて出てくるキャラクターに好感がもてなかったです。
でも、ストーリーは好き!話としてはとても面白かったので「萌」にしようかなぁ、と悩んだんだけど好きな変人(しつこいw)じゃなかったので中立にしました。