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oresama kareshi
車バカな安達はその車に対する熱血さもかわれて大手老舗自動車メーカーに就職、その熱血さと持ち前のポジティブさで高卒ながら異例の昇進、今は営業部係長という営業にてトップの位置に就いていた。
ところがその熱血も心が折れかける出来事が。
何かと因縁をつけてくる、エリート大卒四歳上の同期、氷川が幹部候補として大抜擢。
実力社会だといっても結局は学歴がものをいうのか!と自棄酒をし、酒の勢いに任せて溜めていたうっぷんを叫んでいたら、それを入社したての部下、鷹宮に聞かれてしまう。
部下といっても、自分より三歳上の鷹宮。
上司が年下だということに嫌な顔もせず、むしろ好意的に接してくれていた鷹宮に見るな出ていけと八つ当たりをしてしまう。
と、急に鷹宮が豹変、口調も荒くなりそしてベッドに上がってきて、そして好きだと告白され、あれよあれよと体を奪われてしまった。
態度といい言い方といい、なかなかの俺様っぷりです、鷹宮さん。
だけどそれがあまり不快に感じられないのは、もう安達に一直線だからでしょうか。
その後もことごとく安達を束縛し、お弁当を他人からもらうのも浮気だという横暴さ(笑)
氷川のことで落ち込む安達に違う角度からの意見を話し、心を軽くしてあげる鷹宮。
そこから話は鷹宮の俺様っぷりではなく安達の仕事熱血バカにシフトチェンジ。
彼がいかに車が好きで人に好かれ誠意のある人間だということが書かれています。
仕事の話が中心なのでラブ要素は低いかな?
けれど働く男好きぃなら楽しめるかも。
受けは本当にポジティブで、絆されながらも自分をちゃんと持ってる子です。
鷹宮は強引で俺様理論爆発なので好みは分かれるかもしれません。
体の関係は完全に鷹宮が強引にすすめました。
なので無理やりは嫌!ちゃんと両方の気持ちが伴ってなきゃ!という方はご注意を。
だけど鷹宮の安達好きぃがめちゃくちゃ伝わってくるので、そこでカバーされるかな。
俺様彼氏というより溺愛彼氏?と最後は突っ込んでしまうぐらい、鷹宮の安達に対する執着はハンパないです。
この本の醍醐味は鷹宮の正体にあるんだろうか…。
結局惚れたもん負け。惚れた相手には何でもしてあげたくなるという、鷹宮の純情が垣間見れました。
オレ様嫌いの私が、珍しく楽しめた「俺様彼氏」
俺様な本性は、すぐに限りないデレに変換され、受けに対して惜しみなく愛情表現する方向で俺様発動しているからだな。
あとは、受けの安達がとっても自立したポジティブちゃんで、鷹宮の俺様言動が、鷹宮本来の人間能力の高さを土台にした物で、何故かはわからないけど自分を愛してくれていて、その愛情があふれ出した結果だって、ちゃんと冷静に認識して、受け入れているからだな。
いやよ、いやよは、オフィスでのセクハラまがいに仕掛けられる行為を他人に見とがめられた時、自分だけではなく、鷹宮の評判にも関わったらいけないっていう心遣いの比重が高いようだし、
とにかく、ちゃんとお仕事している、トップセールスマン=最強の天然の受けってことだな。
これで挿絵が、「水もしたたる絶世の美青年」だったら、、、。
いや、むしろ、最後に谷脇の言葉で「水もしたたる絶世の美青年」って言われるまで、全くそんなことを感じさせなかったって事で、この挿絵は正解だったのかしら?
日向さんのよいところは、受けちゃんが滅茶ポジティブな人が多いところだ。
えてして時にそれはどんなにエチなシーンがあっても、全然エロくないという摩訶不思議な現象を引き出す!
受けちゃんが攻め様に翻弄されながらも、現実的なつっこみを入れたり、事の後迎えた翌朝も、くよくよしないで、すっきりさわやかに気持ちを切り替えちゃったりするからなんで。
攻め様が、どんなに「お前のエロい顔はそそるな」とか「そんなエロい顔をしてイヤラシイ格好で」と言っててみたところで、読者は色気のイの字も感じないという、攻め様限定のエロなのですww
このお話もまた、そんなポジティブまっしぐらな受けちゃんが主人公。
題名の俺様彼氏は、まんま俺様ではあったんですが、いつもの日向さんで、話の途中で攻め様の存在はどこかへ行ってます(爆!)
サブタイトルの「平リーマンの逆襲」の方がメインタイトルに合ってました(汗、)
日本でも1,2を争う大手老舗自動車会社に、そこの車が好き!という車バカが買われて、高卒で入社&本社営業配属になった安達が主人公。
彼には同期で大卒、しかもエリートのライバル氷川がいて、ことあるごとにつっかかってくる嫌味な奴なんですが、自分は先に係長として昇進していたのに、今回会社の再編ということでファンド会社が介入し、社内選抜の社員として氷川が選ばれ、彼に負けた感で落ち込む安達。
たまたま出かけた出張で、中途で入社した年上の新入社員の鷹宮に酔った所を解放されたのですが、部下の態度から一変、俺様に変身して、有無を言わさず押し倒されて、好きだと言われて抱かれてしまう。
その後の、事あるごとに俺様に変身して安達にくぎをさしてくるのだが・・・
前半は俺様彼氏の登場(変身)編だったのですが、中盤以降、安達の仕事一生懸命物語にシフトします。
鷹宮も出ては来ますが、それによって救われたり、ちょっと安心したりとか、気持ち的な変化は少しだけ見られるのですが、
とにかく、安達がいかに仕事の難題を乗り越えていくかなものが中心。
いつもの如く、恋愛は二の次でした。
安達が一生懸命で、誰にも好かれていて、その努力する優秀さはよくわかりました。
高卒というコンプレックスはあるけれど、大卒のエリート達もまた、高卒の彼に勝てないというコンプレックス(?)を持っていて、卑屈になって、という、ダブルコンプレックスの姿は、よくある社会の構図だと思います。
それが前向きに、ひとえに安達の性格ありき、
彼が潔すぎることで解決していくんで、大したものです。
で、、、俺様彼氏はどうしたかというと・・・ww
彼には秘密があったんですねv
どうしてそんなに俺様なのか?
不思議ではあるんですが、ま、一目惚れってことでしょうww
勢いでダダダーと駆け抜けたお話。
ちょっと軽いけど、しっかり働いている男性が見たいわvという方にはうってつけではないでしょうか。前向きな気分にしてくれます。
恋愛が欲しい、という方にはちょっと・・・??
俺様を堪能したいという方には・・・どうかな?ちょっと不自然さもあるかもしれません。
老舗自動車メーカーに勤める安達は、仕事命の熱血営業マンで、高卒であることをバネに頑張り、異例の速さでの係長昇進を遂げた。
ところが、そんな安達をさんざんバカにし続けた同期が幹部候補生に抜擢され、安達は大ショックを受ける。
そして、酒におぼれた結果、同行していた入社したばかりの年上の部下・鷹宮に襲われてしまう。
まじめな好青年だと思っていた部下なのに、それ以来すっかり本性を現し、安達を独占欲で縛り付け、ところかまわず、押し倒してくる。
ほとほと手を焼く安達だが、鷹宮の言葉でもっと前向きに仕事に取り組めるようになったり……
というような話でした。
熱血営業マンの安達が、恋人に振り回されながら、自社の建て直しに奮闘する話です。
「ホワイトナイト」とか、少し前にテレビではやった単語が出てきましたが、安達の周りはいたって単純明快なので、読みにくさはなかったです。
結局のところ、鷹宮の招待は実は……というのがあったりもしましたが、実は前向きで熱血な安達が一番強かったです。
超俺様な攻めが受けにメロメロで、そんな攻めに振り回されている受けが実はしっかり手綱を握っている……そんな話がお好きな方にオススメです。