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――生憎と、待てができるようには躾られていない。
このお話を読んで、私はシャレード文庫「恋の花」を思い出しました。
(挿絵が同じせらさんだからでしょうか???)
ちなみにあちらはカフェのお話でしたが。
シェフ(フロアマネージャー)の引き抜きや
元カノ(元嫁)に「ガツンと一発!!」
なところとか比べてしまいました(^^;)
途中、元カノが出てきて(実はお兄さんの方を選んで義姉になってた)
「これから何かある?!」と思ってたけど、これといって無く、
サラッとな感じで最後には思った通りに…(笑)
もちょっと、何かしらの展開が欲しかった(^^;)
千隼は新店オープンに伴い探し出した料理人 蓮見に誘惑されあっという間に体の関係に…。
恋人ではないけれど、新店を軌道に乗せる苦労やオーナーである父親の厳しい目に弱気になった時さりげなく支えてくれる安心感に癒されていたんだと思います。
微妙な関係のままの付き合いが続いてだんだんそれが物足りなく思えた頃父親から縁談の話が来たとき新たな展開を迎えます。
千隼にとって一般的な家庭のようなり父親はいなかったんでしょうね。
テストの結果が悪くて叱られたり一緒に遊ぶこともなく、常に経営者であり後継者を育てる目でしか見られることなく社長はいても父親はいなかったんだと思う。
だからというわけではないけれど、必要以上に緊張したり気負うことが彼の成長の妨げになっていることは否定できないのに。
新店舗の査察に来た時の異常な緊張感が、蓮沼の一言ですっと無駄に凝り固まった強張りが溶け自然体で対応できたシーンが好きです。
蓮見無くしては彼の後継者への道は狭まったかあるいは遠ざかったと思うので、お父さんも縁談が壊れたことは感謝して婿を取ったと思って可愛がらないと恋の逃避行されてしまうかもですよ。
手に手を取って二人で小さなレストランなんか始めたらあっとう間に追い越されてしまうかもしれませんから。
レストランシェフと支配人というと、どうしてもあの「愛と混乱の~」を比較してしまっていけないのだ!
頭を切り替えなくちゃ!!
題名の通り、無愛想で人当たりの悪い攻めのシェフがどんな萌えツボになるのやら、と期待したんですがね、何かね、何かね、、、
甘~いお話と割り切って読めば、それなりに楽しめるのでしょう。
まず主人公の千隼がそこそこ成功しているレストランオーナーの息子ということで金持ちの坊ちゃんんではありますが、誠実でイイ人です。
ちょっとその父の期待へのプレッシャーとか感じてヘタレてみたりもするけれど、100%イイ奴です。
シェフの蓮見との恋愛も、自然に目がいって、彼のさりげない優しさにほだされて、前向きに前向きに。
でも、無愛想な蓮見を知るだけに彼の肩を持ち過ぎて、他のスタッフに嫉妬されちゃうという、恋は盲目?な一面も持っているかも。
対して、攻めとなるシェフの蓮見。
千隼が新店オープンのシェフを探すために訪れたレストランで、スカウトされたのですが、それが、蓮見の無愛想を注意された途端、「店は辞める!」とかって出てきちゃった人。
おいおい、そんなで大丈夫かよ~!と思ったら、千隼に声を掛けられて、いきなりOKしてる。
ま、多少言葉が足りないとか無愛想ではあるけれど、店の人達や千隼が気をまわしているからかさほどトラブルもなくて上手くやってるんですよね。
不思議だな~。
最初、千隼に出逢った時に女かと思った、と言っていたので、最初から一目惚れだったのか?
やけに千隼を構い、目を掛けて、恋人になるのは早かった!
しかし、彼には兄と義姉への複雑な想いがあって、、
実は義姉は元恋人だったということなんですが・・・
千隼とは、強引にエチして、イケイケ&オセオセなエチしてるんでゲイなんかと思ったら違うんかい!!
これが驚愕でしたね~@@;
千隼は、蓮見の過去を知って義姉に会いに行って事情を知るのですが、義姉に説教垂れてました!またまた驚愕@@;
ま、多少波瀾もあるものの、基本甘甘です。
問題なし、って感じです。
レストランの話だからではないですが、普通の材料を普通に料理して、普通の盛り付けで、ごちそうさまでした。
あ、デザートにケーキもついてますよ。
のごくごく普通のモノだったと思います。