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シンデレラは背徳の愛に濡れる
glass no heart ga jama wo suru
すみません、南原さんは苦手作家さんです。
色々あってこの作品を手にし、数年ぶりに南原作品を読みました。
私にはやっぱり合わず、でも腹立たしいとか思わなかったのでこの評価。
攻めの圭吾は気がつけば女の子が勝手に寄ってくるほどの格好いい男子大学生。
なので自分から誰かを好きになるという経験がない。
ある日、バイト先のクラブで土曜の夜だけに歌を歌いに来る謎に包まれた美貌の歌手『マリア』と出会う。
その美貌、その天使の様な歌声に一瞬で魅惑され恋に落ちる。
初恋らしい。
何とかマリアに近づこうとするもマリアはステージが終わるとあっという間に姿を消してしまう。
何とか告白したいと考えているうちに、マリアは突然店を辞めてしまう。
途方にくれる圭吾。
しかしある日、突然にマリアは見つかる。
自分の通う大学の学園祭のミスコンにマリアが出ていて優勝していたから。
しかしこのミスコンは男子も出場できてマリアは実は昔、子役で国民的アイドルだった高塔千聖だと教えられる。
すぐに声をかけ、千聖がマリアだと秘密にする代わりに身体の関係を迫る。
あっさり「わかった」と千聖。
あっという間に二人はエロ展開。
おまけに千聖も圭吾に一目惚れだったと告白。
そこから怒涛のあまあま展開。
何だかんだあるけど二人とも実はいいところのお坊ちゃんで、千聖の父親が厳しいのも自分の跡取りにしたいと思っているせい。
しかし千聖は歌が好きで父親の思う通りには出来ない。これ以上圭吾と関わると圭吾が自分の父親に潰されてしまうと、一旦は圭吾の下を離れるも、自分の父親が開いた船上パーティーで圭吾が自分の叔父のコネを使い乗り込み、千聖の父親に「千聖を僕に下さい」と頭を下げる。
「好きにしろ」「学費は出してやるが、下宿代は自分で稼げ」「たまには家にも帰って来い。もうじき弟がうまれる」と千聖父。
めでたしめでたし。
登場人物から設定からストーリー・展開に至るまで、何だかすべてがキラキラしていてご都合主義の連続で何にも裏切るところがない。
どこにも感情移入する場所もなくなんの感想も出ない。
一言いうなら、何なんだ!これは。