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祥は私の大事な奥方だ。
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
お山の神様・深山が、自然の中のものと会話ができる祥との出会いを長年待っていて、彼を見初めた結果お大事さん(お嫁さん)としてお山の世界へ連れていく話。
話の中盤で大祭りのエピソードもその後の展開に合っていてすんなり読めたし、全体に甘々な一冊。
深山は祥を自分の世界へ引き込んでからは無理やり抱いたりってのもあるものの、単なる俺様なだけではなくて祥を幸せにしたいって気持ちもしっかりしているし、心を開いてもらうようにアプローチを続けながら待っているところもあって実は辛抱強いのかも。
ただ、【自然、世界が美しい】って言葉がよく出てくる割に、その部分の描写がこの一冊だけではいまいち浸透していない気がしたのは惜しいかも。
あと、確かに祥自身は世間擦れしていない優しい子なのだけど、必要以上に【祥自身が綺麗】って強調の表現があったのが気になったかな。
良家の子息として生まれたものの不遇な青年と神様の愛。
自己主張をすることを知らぬまま育った青年と青年を見守る山の神という設定や、舞台設定などは良いのですが、「現世は捨てても良い」という覚悟を決めたはずなのに、(なんだかんだの末)現世に戻ってみると都合の良い龍宮城設定で1日しか経ってないとかいうのは、ちょっと肩透かし感。どうせなら、現世の家とのアレコレをきっちり片付けるなり死んだことにするなりスッキリさせてほしい気もしました。
あと、突然の監禁・陵辱は、さすがにいきなりすぎたかな…。
何気に敬遠していたわけでもないけれど今一つ興味がわかなかった作家さんでしたが、今回はイラストが山田シロさんだったのでイラスト買いです♪
あらすじからも、自分の好きな神様モノらしいということからこれならイケるかも?とちょい期待♪
・・・複雑でした・・・
財界・政界に人材を輩出している名門の家柄の直系・長男として生まれた祥ですが、その実は母は早くに亡くなり、父も亡くなり、本来なら長男として大事にされるところ、母方の家柄の問題で疎まれ育ち、自分を殺して何の欲も持たない人であります。
そんな彼が、大学に入学した時に出逢った深山という男に惹かれ、ありのままの彼を受け入れてくれることで仲良くなるのです。
しかし、ある日深山の実家へ連れて行ってくれるというので付いていくとそこは・・・
最初、祥は本当に若いのに枯れ果てた爺さんみたいに、人生をあきらめた人として描かれています。
わざと使う言葉も、どこをどうやったらそうなるんだ?みたいな変な言葉遣いをさせて、ちょっとコレはやり過ぎだろ?とも思うのですが、その意味は全く不明-。
まあ、深山と付き合っていくうちの祥の態度や口調は、彼の性格を表わしていて中々良かったと思うのですが、中盤から性格が一変します!
ええー!?同一人物なのか?と思うほどに、子供みたいになってしまいます。
急に自我が出てきて、それまでのおしとやかな人格はどこに行ったんだ?というくらいに・・・
そして素直だったのが、何やら急に知恵がついたみたいになるし・・・
そりゃ、環境が変わり、いきなりとんでもない所に連れてこられ、深山も性格が一変するので、仕方がないとは思うのですがしかし、ここまでというのが信じられないーーという、、
そう、深山も自分の正体を明かした途端、それまでのひょうひょうとした良い人から我儘なガキ大将気質のジャイアン男になります。
それまで、祥を見てきて彼のことを知ったはずだと思うのにどうしてこんなんなっちゃうの?って。
それが、そうなんだよ、って言われれば納得しないでもないですが変貌が不自然すぎて。。(祥よりはいいかな?)
ネタバレしないと上手く説明できないのがもどかしいので、推測してください(涙、、)
また、どうして祥の前に現れたかとか諸々、首をひねりたくなるような部分が満載で何だか矛盾を感じずにはいられませんでした。
見守っていた割に、不甲斐なさすぎるぞ!!
まあ、深山と出会って新しい運命を受け入れたことで、ニュー祥が生まれたってことでいいのかもしれませんがねww
エロはそこそこです。
嫌がる祥をお仕置きと称したエチと望まないセックスというのが展開部以降登場しますがエロさは低いです。
そんな部分もあって、全体的に萌え要素はあるはずなのに萌えなかったのが実に残念!
神様=俺様って公式はいいんですけどね、でもちょっと~~