雀影
2010年サッカーワールドカップ開催中、あの作品のあの人達は、それぞれ世界のあちこちで、こんな事をしていたんだよ、という、短編集。
まず日本代表が「冥愛の鎖」の近衛と三上。
近衛のわかりにくい愛と嫉妬を、動物的な本心で受け入れる三上。
いきなりガッツリエロ。
次がドイツ「愛と純潔のオマージュ」のカレル&蒼史と「シナプスの柩」の海道と樋口で、主役は海道。
海道と樋口&水斗は現在ドイツ在住中。
海道は、蒼史の手術に関わっていて、偶然開催中だったカレルの個展を覗いて、蒼史と再会する。
エロ無し、ほのぼの。
イタリア編は「この聖なる束縛に」のアルフィオが透真の弟・壮平に振り回される話。
ちょっとギャグ。
アルゼンチン編は「サウダージ」のレオンと朔弥。
レオンはドンになる決意を固め、朔弥にもこれから先一緒に生きていく決断を迫る、その期限は2日後、、
エロあり。
最後はスペイン編「アマンテ」のビクトルとロベルト。
アルゼンチンの組織を抜け、グラナダの廃教会に潜んでいる二人。
その教会から出る時、待ち受けているのは、あの世の地獄か、この世の地獄か。