一晩、先輩を自由にさせてください

忘却の報讐

忘却の報讐
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌0
  • 中立0
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
1
得点
0
評価数
1
平均
1 / 5
神率
0%
著者
愁堂れな 

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イラスト
水貴はすの 
媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
価格
¥552(税抜)  
ISBN
9784861344374

あらすじ

電機メーカーに勤務する柳井は取引先の担当者として中学時代の後輩・岡橋と10年ぶりに再会した。中性的で可愛らしい美少年だった岡橋は今は柳井より背も高く精悍な男になっていた。戸惑いながらも、旧交を深めようとする柳井に対し、岡橋は恨んでいたと告げる。そんな時、仕事でミスを犯してしまった柳井は、その代償に岡崎に一夜の関係を要求される。応じるしかない柳井は岡崎に身を任せて……。
(出版社より)

表題作忘却の報讐

ゼネコン勤務(取引先担当者)
電機メーカー勤務

レビュー投稿数1

執着愛もの! ある意味重たい系でした!

大手ゼネコン勤めの岡崎 ×オフィスビル向けエレベーターを扱う電器メーカー勤めの柳井の年下攻&10年ぶり再会もの。

中学の先輩後輩だった2人は、10年ぶりに再会し、容姿は愚か立場も逆転しています。
すっかり昔の事を忘れていた、柳井に復讐のように酷い仕打ちをしていく岡崎。
仕事上の立場を利用して、柳井に無理矢理関係を強要していきます。
その鬼畜っぷりは濃厚でした!

昔好意を持っていた相手だけに、強引過ぎる岡崎の気持ちが理解できなくて戸惑う柳井。
でも、快楽と仕事の利益のため逆うことは出来ません。
そんな中、ふとした瞬間に見られる岡崎の表情に、徐々に10年前の想いや約束を思い出し始めます。
長い間想いあってたにも関わらず、その気持ちはすれ違ったまま、紆余曲折の末、誤解も解かれ、素直になっていく不器用な恋愛模様でした。

キャラの心理描写が分かりにくかった。
柳井視点でかかれているので、凌辱されていく立場なだけに被害者意識ばかりが経ってしまって、なんとなく岡崎が可哀想でもありました。
過去の柳井の薄情ぶりを考えたら、岡崎の仕打ちが酷くても、今一つ柳井に感情移入しては読めませんでした。

結構、鬼畜な執着攻ものも好物なんですし、岡崎の執着心が恋情であることは伝わっては来るものの、キャラの心情面が理解しきれなかった分お話にのれませんてました。
そのせいか、延々と続く凌辱シーンには何度挫折しそうになったか(笑)

最終的には、岡崎の10年越しの一途な想いも柳井に伝わり、甘々幸せそうで良かったなあと思います。

SSでは2人の後日談が収録。
こちらの方が本編より楽しめました。遠距離恋愛になった2人のひと時の休息。
もう、ラブラブ甘々です♡

読んでいる途中先が読めてしまうような王道展開なお話(笑)
執着愛もの、再会&すれ違いラブ、凌辱シーンが大丈夫な方には楽しめる作品かと思います。

1

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