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midori no yubisaki
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
三年生になってから面白いですよーごとうさん!
ただ今回の話は、二年生時代の話と三年生の話が半分半分ぐらいです。
過去話が入るのはシリーズ通して同じで、ゆっくりまったり、過去と現在を行き来しながらストーリーはジワジワと進行していきます。
三年生バージョンになってから、更に進行がゆっくりになった気がします。
完全に時代から取り残されてますが(始まったのが携帯どころかCDすら普及してなかった時代だから仕方ない)、それも一興です。
あと「よしんば」が気になって仕方なかった。登場人物みんな、話し言葉でガンガン「よしんば」を使うんですが、リアルで聞いたことないw
タクミくんシリーズ12巻です。
いつも1話完結形態なのですが、今回は珍しく11巻からの続きです。
3年4月本編「after jealousy」
前巻からの続きで、青姦に移行したことが判明します。
少し切なくラブラブに締めて、本編話に戻ります。
3年4月本編「緑のゆびさき」
子猫問題解決編です。
違う部屋になってタクミとギイが堂々といちゃつけなくなったからか、端々に刹那が漂うのがスパイスになって効いています。
誰も見ていない温室で隠れてキスとか、大っぴら感がない方が萌えるのかも。
にこやかな笑顔でありながら底にクセモノ感が漂う大橋先生と、不器用な都森との関係を疑いたい感じです!
なんらかの進展があるのか、今後も気になります。
「嘘つきな口元」
文部大臣の私設第一秘書・乃木沢孟×蓑厳玲二 ツンデレ受け
女性にもてて、電子手帳にも沢山の名前が載っている男で。
一年間誰ともしなければ、玲二が好きって事を信じてもいいと約束する
損得勘定ばかりのポリシーの軟派な男が、恩師の息子で、同じ男同士で、年も離れている玲二を選んだ。
それだけでもうたまらないのですが、乃木沢の無事を確認出来て涙を流す玲二の姿が可愛かったです。
軟派系な男が受けへの真剣さを示す所に、惹かれてしまいます。
もう少し長く読みたかった位、ツボな設定でした♪
「Come On A My House」
ギイの家にタクミと行くことになって、家事が出来ない二人に巻き込まれる赤池君の災難話です。
「七月七日のミラクル」
吉沢×泉
吉沢が七夕の願いに書いた事が、非常に吉沢らしさを現わしていました。
欲のない性格のいい奴は報われるというのは、実にすばらしい!
「My Dear・・・」
吉沢×泉
ほのぼのラブラブタンデムデート話で、好きな人に影響される泉って感じです。
吉沢といる泉は、甘えるのもワガママ言う姿も、すごく可愛く見えます。
ギイに片想いしていた時のぎすぎすしてタカビーな感じを知っているだけに、吉沢に恋してよかったなと実感してしまいます。
この2人はラブラブ状態の時は、安心してみていられます。吉沢は一途で頼れる男だし、泉も吉沢には素直だし、癒し系なカップルです。
カップルになると退学設定で、同性交友は認めていないらしいのに先生×生徒の恋や生徒同士の恋が横行しているのに、なぜ誰も退学にならないのかが、タクミくんシリーズの最大の疑問です。
11巻からの利久の問題らしいものが丸投げなのも、気にかかります。
エロ:★1 薄め
総合:★4 エピソードのバランスが良くて、色々と要素を楽しめました。
前回の「jealousy」の続きだけど、今回は新1年生が拾ってきた子猫の世話話。
(注・矢倉×八津の続きはひとまず次の「花散る夜に~」へと飛びます。)
3年生編2冊目にして最初に接触した新1年生チェック組がいまいちなのと、本編から逸れていった話なのには内心トホホだったりするが、ほんのわずかに、託生のそばに気軽に居られなくなったギイのそわそわしている様子が楽しめる。
あと、この巻に収録されている脇キャラで議員秘書・乃木沢と託生の同級生・蓑巌くんの話は大好きな話でコミックス版のほうでも楽しめる。
蓑巌が中学生の頃から乃木沢に一目ぼれされて口説かれていたなんて、年の差萌え好きとして美味しすぎ…
他にBLCDに付いていた短編が3つ。
2年生・夏休み中の登校日の話と、脇カプ吉沢×高林の話が2本。
私は声優さん萌えがなくてBLCDを聴かないので、どんな短い短編でも文庫本に収録されて読める機会ができるのはありがたい。
全部で6つの短編が収録されています。
『緑のゆびさき』と『嘘つきな口元』はギイとタクミが3年生になってからちょこっと登場していた脇キャラに焦点が当てられていて、比較的新しいキャラのお話を楽しめました。
他の作品は2年生の時から登場しているキャラがメインで、既にカップルになっている人達ばかりなので、基本的にはラブラブぶりを楽しむ作品だと思います。
相変わらず時間が前後するので、お話が変わった時にはいつのお話か確認するようにしているのですが、巻末に作品リストがあるので分かりやすいです。
『嘘つきな口元』は少し緊張した場面があるのですが、収録作品の中では一番好きでした。
全体的にはほのぼので安心して読めると思います。