うちの巫女、知りませんか?

uchi no miko shirimasenka

うちの巫女、知りませんか?
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×21
  • 萌6
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
3
得点
27
評価数
8
平均
3.4 / 5
神率
12.5%
著者
神奈木智 

作家さんの新作発表
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イラスト
穂波ゆきね 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
幻冬舎ルチル文庫
シリーズ
うちの巫女が言うことには
発売日
価格
¥533(税抜)  
ISBN
9784344820036

あらすじ

連続殺人事件がきっかけで晴れて恋人同士となった警視庁刑事・冬真と禰宜・葵。イケメン年下刑事とツンデレ禰宜の恋の行方は…。
(出版社より)

表題作うちの巫女、知りませんか?

警視庁捜査一課警部補(26)
高清水神社の禰宜(27)

その他の収録作品

  • うちの禰宜が言うことには
  • うちの上司が言うことには
  • あとがき

レビュー投稿数3

待望の“うち巫女”続編!!

1作目より確実に面白くなってますね!!
私の中で神奈木×穂波っていうのは鉄板なんですよね。
大好きです!
この作品知名度低いというかあまり人気ないように思うのですが
ほのぼの系でもあり、ちょっとしたサスペンス?でもあり、キャラ萌えもすごいし、
めちゃくちゃオススメなんですけどねー。

キャリア刑事の麻績と、神社の息子で禰宜の葵は恋人同士。
前作『うちの巫女が言うことには』で葵に一目ぼれした麻績が葵に一目ぼれして、恋人同士になるところまでが描かれていますが、それの続編にあたります。
恋人同士となって2カ月たつ二人は、思ったよりもラブラブなようです。
前作では恋人同士とはまだ呼びにくいような関係だった二人なんですが
前作終了後の2カ月で何があったのかが気になるところ。
麻績は相変わらず葵にメロメロで、でも実は葵のほうが麻績に依存しているようにも見えて。
何気に自分から誘ってしまう葵にもう私もメロメロですww

そして今回は葵の弟・双子の陽と木陰が主役級の扱いです(笑)
この「うち巫女」シリーズの“巫女”とはこの双子のことなんですよね。
彼らは男の子なんですが、あるわけあって巫女姿で神社のお手伝いをしているんです。
そしてそんな彼らが今回は事件に巻き込まれて…?!
この双子はいっつも葵と麻績をからかっては怒られているのですが
誰よりも葵のことが大好きで、麻績との恋のキューピッドでもあるんです。
そんな双子の事件も含めて、より絆の強くなった麻績と葵の恋の行方にも注目です!

ツンデレ禰宜・葵は今回はツン:デレが4:6くらいの割合です。
麻績のことが大好きなのがダダ漏れです!
後半での麻績に対する愛の告白がもう……可愛すぎますよ!!w
一方の麻績も、葵のことが可愛くて可愛くて仕方ないのが伝わってきます。
もう…読んでて顔がニヤけるww
まさかこの二人がこんなにラブラブになってくれるとは思ってなかったので…!

そして今回ますます気になるのは、麻績の上司・矢吹と蓜島ですよね。
今回、かつて矢吹が蓜島の指導がかりだったこと、つまり今の矢吹と蓜島のような関係だったことが明らかになります。
なんだか読んでいると…蓜島が矢吹に執着してて、また矢吹が蓜島になんらかの負い目を感じているように感じたのですが…?!(矢吹の結婚に関係している??)
前作よりもさらにBL臭がプンプンしてきましたよ~!!
この二人の恋(?)の行方も気になるし、麻績と葵の続きももっと見たいです!!
続編希望です~!!

2

主人公は巫女?

「うちの巫女が言うことには」の続編。
前巻で一応まとまっちゃった麻績と葵の関係は……いきなりHしてたりしております。
ということで、カップルは安定してどうってことなく、中心は事件です。

高清水神社の双子の巫女さんが、オタクの間で話題になり、そんな最中事件が起きる。
タイトルまんまの事件です。
割におもしろかったかな。
このシリーズ、神社、双子の巫女って設定勝ちなところがあるけれど、
夢中になるっていう作品じゃあないですが、世界観楽しいので続きがあるならば読みたくはなる。

後ろにくっついている「うちの禰宜の言うことには」は、二人のイチャイチャ話。
もう一つの「うちの上司の言うことには」は、気になっている蓜島課長と矢吹の話。
1巻の事件の時の職場でのやりとりなんですが、この二人ますます気になりますよ!
双子の二人の禁断の愛っていう設定も萌えますが
(あれ?最近同じ神奈木作品で、同じようなことを書いた記憶があるぞ?)
このテイストだとそれは絶対なさそうなのでw、こちらの30代二人に注目です。

2

知り合いに刑事がいると巻き込まれる法則

ハンサム刑事・冬真と神社のツンデレ禰宜・葵は1巻で無事にくっつき、なるべく素直に気持ちを伝えあってるものの、時々モジモジしているのが微笑ましい。
そんな二人を見守りつつも葵の双子の弟達が茶々を入れながら楽しんでいるところへ、『知り合いに刑事がいると事件に巻き込まれる法則』が発動。
可憐な美少女巫女の姿の陽と木陰の写真が某有名ブログに掲載されて以来、参拝客が増えたはいいが、巫女萌えオタクまでが寄ってきて、弟達を心配している葵の神経を逆撫でするばかりとなってしまう。
遂には木陰が何者かに連れ去られてしまうのだが…

冬真と葵は既にくっついているので、不安の念に駆られる葵、行き違いで事件に関する双子の相談を聞けずに後悔する冬真がお互いを労わる姿が見受けられる。
キャリアであっても刑事の勘で閃くものがあったら、持ち前の良識で出世に構う事なく動ける真っ直ぐさに対して、上司の蓜島と先輩刑事の矢吹は何かに縛られている感じはある。
脇役の二人に関してはまだピンとくるものがないんだよなぁ…

事件の結末についてサクっとネタばれすると、木陰くんは無事だった。
まぁ無事で何より、しんみりする事なく平和な日常が戻るのは嬉しいものだ。
今後も双子の弟達には禰宜萌え・冬真と日々可愛さが滲み出てくる葵兄さんをいじってもらわないと寂しいからね。

巻末のショートストーリーでは、事件が解決したら旅行に行ってみようと言っていた冬真が葵を誘うをいった内容だ。
双子が冷やかすおかげで葵が選んだ行き先は…
『えっ!?温泉じゃないの?』ってサプライズ有り。

0

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