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Rudolf no kazu
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
雨の日、ずぶ濡れの猫?を拾った須貝努。
拾った猫は同じ学校同じ学年の郷原英司で英司は家に帰りたくない理由を抱えていて叔父の店を任されている努のもとに居場所を求めて転がり込んでくる。
そのまま恋愛物語へといかないところが七地さんらしい(笑)
英司が家に帰りたくない理由。
お母さん達とストーカー忠志が凄まじかった。
私的に努と英司は、恋愛にとらわれず、ずっと友達同士でも良かったと思うんですが忠志のせいでなし崩しに~(笑)
でも、出会いから長い時間をかけて互いが居心地の良い存在になっていく過程がとても好きです。
七地さんの作品は、起承転結というハッキリしたものがなくとにかく雰囲気の酔うというのが醍醐味のように思います。(もちろん良い意味で)
この作品も、主役CPが、激しい恋の落ちて・・とか、葛藤・・とかそういうものはなく、とにかく2人の一緒にいる淡々と流れる時間を垣間見て楽しむという作品。
主役CPの視点がコロコロ変わるというか、1つのことを2人で話したり、考えていることがそのまま綴られているという独特な世界。
だから、ハッキリとした感情やエロを目的が好きな方にはオススメできないかな・・・でも私はとっても大好き!(これで七地ワールドにどっぷり。今年最高のヒット作家だとも思うくらい)
リリ文庫は連続刊行していて、全部購入して帯をそろえると小冊子ももらえるようなので、気になる方は1冊だけでも試してみるのがオススメです。