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otonari
これこそ、個人敵には早くイラストを変えて出し直してほしいんですが、出ないんでしょうか?
一作目は、本当にアホの子が受け?で、天然入ったアホすぎるのがおもしろいし、もう一作は、月村さんお得意のグルグル後ろ向き思考の受けが、強引横暴な攻めに振り回されまくりでおもしろいです。秋霖の攻めを彷彿させますね。
今回は幼なじみをテーマにした2組の恋のお話です^^
□千里同風□
和菓子屋の看板息子博紀と、ノーテンキで今どきのおバカな高校生哲はお隣に住む同い年の幼なじみ。とある理由で両家が仲違いをしている為、登下校に近くの神社で隠れて逢い引きをしている。とは言っても他にもう1人幼なじみが加わってたり、序盤ではまだお互いに恋愛感情を自覚してないので2人の関係は殆ど進展なし。
中盤に入り、哲が女の子と裸でキスしているのを偶然見てしまった博紀が、ようやく彼に対する己の気持ちを自覚する所からお話は急展開し、あとは一気に家族や友達を巻き込んでのドタバタ(?)ほのぼのコメディでございました^^
博紀が哲に告白する所で話は終了するので結局キス止まりなんですが、博紀の策略により哲が落とされる日もそう遠くはないかと…。2人はこのままゆっくり愛を育んでくれればいいと思います^^
□Every jack has his jill□
上のカップルのお兄ちゃんズによるスピンオフのお話です。
博紀の兄(多紀)は弟と違い主体性のない茫洋とした大学生。ある事件がきっかけでセックスにトラウマを持ち、哲の兄である年上の高校教師(芳野力)の事を毛嫌いしていた。その理由というのが3年前、憧れの存在だった力にクスリを盛られ強姦されたからで…。
今回も月村節は健在でした(笑)またしても多紀がウジウジのネガタイプ。思い込みも激しい上、すぐ何かに責任転嫁するような性格なもんだから、力からは「うざったくていいとこなしの人間」と称されてました(笑
でもそうゆう力も相当な皮肉屋で底意地の悪い俺様な暴君タイプです。
多紀の事が好きなのは一目瞭然なのにその表現の仕方がとにかくひねくれてて本人には全然伝わらない。つか多紀はレイプされた(結局は誤解だったんだけど)と思い込んでるから逆に神経逆撫でされて益々険悪な結果に…。そんな2人のお話なので意志疎通がなされてからもBL特有の甘々な雰囲気は皆無に等しかったです(>_<)ま、Hになだれ込む直前で話が終わったから仕方ないんですが、こうゆう「後はご想像にお任せします」的な所は月村さんらしいなと思いました^^
タイトルの和訳は「破れ鍋に綴じ蓋」という意味らしく、読み終えて妙に納得(笑
Sの力とMな多紀。
結局はお似合いのカップルって事なんでしょうね。
月村さんには珍しい、S攻めに萌えた作品でございました^^