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言ってみな--俺が欲しいって
renai shindo
カメラマン×モデルもの
ケガのせいでショーモデルが出来なくなり仕事が減ってきたことに危機感を覚えるモデルが、素晴らしい作品を出したのに、それきり名を聞かないカメラマンに撮ってもらうことで、もう一度浮上しようと画策するお話。
この設定だけで、はは~ん、、と展開は読めてしまい、あまりの安心感にちょっとドキドキ感は薄いので、可もなく不可もなくな、平坦な作品になってしまったかもしれません。
しかし、設定は残酷です。
落ち目だから仕方ないのかもしれませんが、モデルとして世を渡っていくために身体を使うのは当たり前、事務所もそれを黙認、もしくは推奨!?
主人公の七生も、起死回生を図り有名画家のモデルになったのですが、絵が進むどころか身体をいじられるばかりで、やってられないと、逃げ出すのです。
外国で発売され話題になったメールヌード写真集に魅せられ、あんな風に撮ってもらったらもう一度浮上できるかもと、現在は軽井沢に隠棲しているという飛鷹の元を訪れます。
もう必死の七生は、自慢の身体を使って見せつけるようにして飛鷹に、その気になってもらおうとあがくのですが、全くの無視。
無理矢理居候を決めて、しつこく食い下がるのですが、その中で飛鷹の過去を知り、嫉妬を覚え、飛鷹に惹かれている自分に気がつく。
でも、飛鷹も七生を色々と見ていて、そのくるくる変わる表情や、漏れた本音にひきつけられていて・・・
と、まあお決まりのお約束展開ですね。
飛鷹は恋人の死によって、人を撮ることをためらいこだわっていたのですが、七生に惹かれて撮りたくなったという部分が職業というより、心を動かされ相手に惚れなければ撮らないというスタンスが、恋人じゃなければ撮りたくないってことなの?と考えられるのです。
そう思うと、ものすごく不器用で困ったカメラマンだな~と思うのですよ。
もし万が一、七生と別れたらまた同じ轍を踏むのか?と・・・
このお話は二人がくっつくところまでですから、老婆心ながら先を考えると不安定なカップルだな、、と思ってしまった次第です。