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heimat rose
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
復刻版なのかな?
Amazonkindleで。 (Heimat)とは、 生まれ故郷のこと。
鈴木亜美先生は、長編ものが上手です。最後まで飽きない、各編が変化に富んでいる。
色々紆余曲折あって、沢山の人が死んで、離別もあったり、した原因は、レイ王の短慮。
止むを得ない事情があったにしても、嫉妬が理由の競いあいが発展して、動乱になり革命になってしまった。
チュールが、敵対する友を庇って逃がしたことを許せず、刑死させて、後から悔やんで墓を掘り返したり、レイ王の行動は決断が速すぎて、半分以上は後悔を伴っている。
フェルマノワールが焼死して、一応動乱は鎮静化。
レイは、チュールを助け出すが、宮廷に居場所がないチュールはまた逃亡する。
レイ王は、チュールを探し出し、女王に譲位して退位する。女王の息子は、フェルマノワールの子。
偽装革命で退位したレイは、チュールの故郷で暮らしだす。
巻末の短編で、その後の二人が仲良く暮らしている様子が書かれていました。
その翌年 花祭りの夜、君の隣に 終の栖
2001年発刊だけど、夢花李(佐原ミズ)先生の挿絵が素敵。中身は今も褪せないラブロマンス。
★各巻の大まかな内容。
1巻…レイとチュールの出会い。
冤罪で流刑地に送られたレイが、流刑地を船で脱走。フェルマノワールへ復讐を始める。
2巻…フェルマノワールとレイの対峙。
フェルマノワールは、レイ暗殺を失敗、代わりにチュールが捕らわれる。
戦いは、レイが勝利。フェルマノワールは幽閉されるが、チュールの手引きで逃亡する。レイはチュールに死刑を下す。
3巻…王女と結婚して王位に就くレイ
チュールは、仲間たちの機転で処刑を逃れ生きていた。
フェルマノワールは、レイの弱点であるチュールを拉致して、レイをおびき出す。
4巻…かけがいない存在を失いたくないレイ。
王冠の代わりに、自分が編んだ花の冠をチュールに贈って、愛を告げるレイ。
・・・と、波乱万丈の宮廷ロマンだと思います。
面白かった。ぜひ読んでみて。