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rokudenashi keiji no therapist
いつも少し温度が低めの洸さんの作品ですが、今回はトラウマ持ちのちょっと熱血入った刑事が出ている大人の話になりました。
一方の精神科医がゲイという設定もあり、すんなりと入れて、推理仕立てもあり、とても読みやすくてグイグイいけちゃいました(←酒か!?)
フィラデルフィア市警の殺人課刑事・アダムはとても優秀な刑事なんですが、犯人検挙の際に行きすぎた暴行を奮ってしまった為に謹慎処分に。
現場復帰の条件にカウンセリングが必要なことから、市警のカウンセラーの元へ出向きます。
そのカウンセラーが東洋の血が混じった、かなり見た目の綺麗なシンという精神科医。
最初の面接は印象の悪いお互いでしたが、ある殺人事件現場にシンが来たことから参考人として扱わなくてはならなくなり、何か知っていそうなシンにアダムは接近していきます。
アダムはバツイチ。
仕事に熱心な余り奥さんに愛想を尽かされて出て行ってしまったのが、心の傷になりそれで酒に依存する性質が。
奥さん絡みで深酒した時に酔った勢いで、ゲイをカムアウトするシンをヤってしまうのです。
シンは大変に優秀な精神科医なんですが、過去に警察の性で恋人を亡くした過去を持っています。
優秀なのにもろさも持ち、イイ体をしているアダムにシンは最初から興味があったようで、勢いでヤられてしまう時も結局積極的になってしまっていました。
結局この二人の関係において、男同士というのがとてもしっくりくるのですよね。
片や、命を張って任務にまい進する刑事。
片や、カウンセラーとして相手のストレスを受け止めて発散させてやる衝撃吸収材になる。
そこにセックスが介在することで、さらに精神安定の役目も担うという。
女性の妻では、自分を構って!な欲求が先立ってしまい、仕事一途なアダムのような男を理解してやることはできない、そういう部分で理にかなってるんですよね。
この組み合わせはとても良いコンビに見えました。
肝心の話のほうは、以前クライアントだった脅迫神経症の男と現在の彼の主治医であるカウンセラーが絡んで、連続猟奇殺人事件が解決していきます。
意外に結末はあっけないものでしたが、ハラハラさせる要素は充分にもっていました。
一冊読み終わってみると、意外にシンが積極的にイニシチアブを取る形で恋愛モセックスも進んでいるような気がしました。
積極的な受け、好きですよ♪
神評価にしてもいいかなと思ったのですが、もっと膨らませることも可能かなと思ったので、萌どまりにさせていただきました。
過剰な捜査で容疑者にケガさせてしまった刑事のアダムは、職場復帰の条件として精神科医のカウンセリングを受けることに。
そこにいたのは想像していたよりも若くてセクシーな医師・シンでした。
離婚したばかりでそのダメージが意外と大きかったアダムと、過去の辛い出来事を引きずったままのシンが、運命のように惹かれあっていくのです。
連続殺人事件を解決していく過程とどんどん惹かれていく彼らの関係が描かれますが、大変読みやすい構成で、ちょっとハラハラドキドキもあり、エロもバッチリで満足しました。
あとがきで洸さんが“ろくでなし”とおっしゃっているので、アダムはアルコール依存気味のろくでなしの刑事という設定なのでしょうが、お話の展開の中ではそれほどろくでなしとは思えませんでした。
突っ走りタイプではあっても目端は利いて、頭も悪くないし、他人のことを考えることができる人なので、結構好感度は高かったです。
逆に、クールな美形医師・シンの方が、予想以上にハッキリとして辛辣で奔放な人なので、いい意味で裏切られた感じです。
イラストもふんだんでうれしいのですが、私のアダムのイメージはもっとゴツイ人でした。
今回は連続殺人事件を負う市警殺人課の熱血刑事と
カウンセリングを担当するクールな精神科医のお話です。
二人の出会いから惹かれあうまでに
二人のトラウマと連続殺人の捜査を絡めて進展。
攻様は
フィラデルフェア市警察殺人課の刑事で
今彼が担当しているのは
独身の女性ばかりが殴られた末に
殺されているという連続殺人事件です。
対する受様は
市警署内の精神的な健康促進のために
雇われた精神科医です。
主な仕事は
殺人課と暴力犯罪課の警官と被害者の
ケアを目的としたカウンセリングですが、
警察官の多くは精神科医に相談するのは
軟弱者だという古い考えを持っていて
受様を訪ねてくる者のほとんどは
衝撃的な経験をしたり、
暴力的な傾向が強まったり
問題行動がみられた場合等で
強制的なカウンセリングを言い渡された
不機嫌で反抗的な警官ばかりでした。
二人の出会いも
攻様のカウンセリングによるものでした。
攻様は射撃の名手で格闘技にも精通、
必ずホシをあげると言われる男ですが
アンコールで少々の問題有り。
受様は攻様を
肉体的な頑強さが精神にも影響する
出典型的な刑事であり、
じっとしている事が嫌いなタイプと判断します。
しかし、
攻様は沈黙と敏腕刑事の凄みで受様に対し、
受様も普段の穏やかな態度ではなく、
至極冷淡な態度で応戦します。
結果、受様は
カウンセリングの原因となった事件は
攻様の今後の職務に問題なしとしますが、
攻様がその事件を引き起こした遠因は
数ヶ月前の離婚によるものと診断し、
引き続きのカウンセリングを義務付けます。
こうして
二人は関わりを続けていくのですが、
さらに続く殺人の被害者や関係者が
受様の元患者だったり、
攻様が元妻の再婚話で悪酔いした挙句に
助けてくれた受様を襲ってしまったりと
二人の関係は
事件とプライベートの両面で
絡みあって進退を繰り返します。
はたして二人の繋がりは恋となるのか?
そして連続殺人事件の行方は如何に?!
アメリカの各都市を舞台に活躍する
刑事ものシリーズの五作目になります。
もともとクールで抑制が利いた受様と
強引系な攻様がお互いだから許すみたいな
組合せに目が無い私ですが、
本作の二人は正にそんな感じのカプでしたね。
受様と攻様のそれぞれの視点で
交互にお話が進む為に
それぞれがお互いが惹かれていく様子が
双方向から書かれている為、
すれ違いや思い込みで
なかなか進まない二人の仲にハラハラしつつ、
事件解決までドキドキも止まりませんでした。
このシリーズは
主役が刑事というだけで
特にキャラがリンクとかはないのですが
事件そのものも経過や犯人の心情まで
しっかり組み立てられているので
毎回もとても楽しませて頂いています♪
新作がでたばかりですが
次はどんなカプでどんな事件なのか
次のお話も楽しみに待ちたいと思いま~す。
今回はシリーズの中から私のお気に入りの一作、
洸さんの『黒猫はキスがお好き』をおススメします。
まずは日本の刑事ものと思い込んでた私がいけない。
セラピストという時点でおかしいと思え自分よ。
さらっと面白い事件ものを読めて得した感じです。寝る前にちょっと読もうかな~と手に取ってサクサク最後まで読み終えちゃいました。
事件解決の謎解きと、二人の関係の進展し具合の比重が絶妙で、どちらかが邪魔になることなく楽しめました。
二人のキャラも好みだったけど、刑事はちっともろくでなしじゃなかったのが残念だったなぁ。もっとひどいアル中で、自堕落で自暴自棄になってる刑事かと…
タイトルから想像していたほど「ろくでなし」ではなかったですねー。
一応アルコール依存症気味ではあるんだけども…基本的に常識的な行動をされていたので…。
もっと自堕落で自暴自棄なイメージしていたので…その辺はちょい残念。
あーでもバーで酔い潰れて床で寝るアダムをシンが回収しにいったりする場面はニヨニヨでした(*´艸`)
お二人ともしっかりお仕事なされていますー。
精神科医も設定だけじゃなく書かれていますし、連続猟奇殺人事件の真相解明も面白かった!
事件現場にシンがいたことで関係者となり、脅迫神経症の男と現在の彼の主治医であるカウンセラー絡んで…徐々に解決へと向かう様子がドキドキハラハラものでした。
個人的にラストの方でシンが主導権握った大人の営みにドキドキw
アダムは自分から動きたくて仕方ないけど、シンの好きにさせようとじっと耐えるのですよっ!!!
シンが色っぽい(*/ω\*)
アダム視点・シン視点と交互にストーリーが進んでいくので、お互いに相手を好きになっていく過程が分かりやすかったです。
アダムとシンの言葉の掛け合いも面白かったですね♪
シンの皮肉っぷりとたまのデレが…www
刑事シリーズとして他にも出されているようなので読んでみようと画策中。