そばにいるなら触りたい

そばにいるなら触りたい
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

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レビュー数
2
得点
8
評価数
5
平均
2.2 / 5
神率
0%
著者
髙月まつり 

作家さんの新作発表
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作画
天王寺ミオ 

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媒体
小説
出版社
フロンティアワークス
レーベル
ダリア文庫
発売日
価格
¥552(税抜)  
ISBN
9784861344039

あらすじ

スタイリスト・長谷崎大地は、人気小説家「佐藤義隆」の作品のビジュアル化企画に携わることになった。義隆の、極上の容姿と小説と料理以外は無頓着な性格、年上とは思えない癒し系の雰囲気に大地はすっかり惚れてしまう。そこで義隆のイメージを掴みたいからと同居に持ち込み、隙あらば淫らな悪戯を仕掛ける。だが義隆は、行為は受け入れるくせに付き合う事は嫌がり…。
(出版社より)

表題作そばにいるなら触りたい

ビジュアル企画を担当するスタイリスト
様々な系統の作品を書く人気小説家

レビュー投稿数2

納豆の様な恋愛?!

今回は受様のビジュアル企画を担当するスタイリストと
様々な系統の作品を書く写真嫌いの人気小説家のお話です。

仕事で出会った受様を攻様が粘り落とすまで。

攻様は両親が経営するマネジメント会社で
スタイリストをしています。

生後数カ月から大学卒業まで
モデルのバイトをしていた攻様は、
有望なスタイリストとなった今でも
端正な容姿と姿勢の良さとキラースマイルが
好評な美青年です♪

今回攻様が請け負ったのは
人気小説家の小説のキャラクターという架空の存在に
具体的なイメージを作ってビジュアル化するムック本の
イメージの具現化をする仕事でした。

小説家の担当編集者は出版社を超えて連帯感が強く、
今回の企画も他社発行の小説のビジュアル化も
多数予定されています。

本日は初回の打ち合わせでしたが、
小説家本人は仕事中で欠席な上、
著者の近影を飼い猫が代って務める程の写真嫌いで
渡されたスナップ写真も顔がはっきりしません。

具体的なイメージは今一つですが、
いくつかの作品を読んでみるととても面白く
小説家本人に会う事が楽しみになった攻様でした。

そしてこの小説家こそが今回の受様になります♪

受様は四人兄弟の三男ですが、
結婚した長男とフリーダムな次男と
最近恋人と同棲を始めた四男に代って
両親が残した自宅で淡々と創作活動をしていました。

大学時代からこの世界に入り、
自身が外に出るよりネットの方が多い受様は
実年齢よりもかなり若く見えるのですが
実態は空手で鍛えた身体凛々しい若様風です。

その上、性格的なのんびりさが
ある種の男女の庇護欲を刺激して止まない受様は
常に多くの信奉者を持っていました。

受様宅にての打ち合わせの日、
攻様は甘いもの好きだと言う受様の為に
料理の上手い弟の手作りケーキを持参します。

攻様が想像していた受様は
銀縁眼鏡に華奢で伏し目がちな文学青年でしたが、

匂いにつられて現れた彼は
浴衣にカーディガンを羽織ったボサボサ髪で
攻様は呆然自失となりかけますが、
前髪を上げた容姿に更なる衝撃を受けてしまいます!

なんと受様の素顔は攻様の好みそのものだったのです!!
その上、会話が壊滅的にボケている受様の可愛さに
攻様の目は釘づけに。

しかも攻様の持参したケーキを食べた受様が
弟の恋人が作った味だと言い出して、
二人が義理の兄弟関係(笑)だと判明します。

出会った瞬間、
十歳も年上の受様にハマってしまった攻様。
彼の恋の行方は如何に?

既刊『見ているだけじゃ我慢できない』のスピンオフで
既刊カプのそれぞれの兄が本作カプになります。

この後、
攻様は仕事を理由に受様宅に住みつく事に成功しますが、
天然ボケな受様は
好きになったらかなり粘っこく尽くす質で
実は男経験有り(しかもタチ)!!

その上、ブラコンな受様の兄弟達や
友人である受様のマネージャー、
受様に興味津々の企画本の装丁家に
攻様の元カノまでが絡まって
二人の恋の道筋は山有り谷有りですが、
攻様の性癖さえもツボな攻様が
押しに押しまくって受様を籠絡するまで
最後まで楽しく読めました。

高月さんのラブコメは
あまり考えずに明るく楽しめる上、
本作の攻様のHは言葉攻めたっぷりのエロエロ系で
年上の天然系受様が結構色々言わされてたのも
結構ツボでした~♪

今回はシリーズ既刊ご一読をお薦め。
高月まつりさんの『見ているだけじゃ我慢できない』では
本作の攻様はかなりな兄バカっぷりを披露しています(笑)

0

前作に続き。。。

長谷崎家次男で元モデル(現スタイリスト)の大地(攻)と宮野家三男で小説家の義隆(受)のお話。前作に続き、設定が華やか。

小説を書く事と容姿だけが取り柄、天然の義隆をノーマルだったはずの大地が好きになる。前作と良く似てる(今回は攻め視点だけど)。

最後までどうなるか分からない、ハラハラする作品を読んだ後、こんな終始甘々な王道ストーリーが欲しくなるんです!
安心して読める楽しさってのも時には必要。

主役カプが違うので今作だけでも十分楽しめますが、前作「見ているだけじゃ~」も併せて読むと倍楽しいと思います。

しかし、長谷崎家も宮野家も長男だけが頼りだな(笑)

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