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maihime
ロンドン駐在の社長子息、森本へ「社長(父)がラブホテルで殺された」という知らせが届き、大急ぎで日本へ戻ると実家には副社長の七瀬が。七瀬に会社を乗っ取られ、借金返済の取引に森本は体を求められる。という、どこかで何十回も読んだような超王道のストーリーだったのですが(それは全然良いのですが)。ここからネタバレです。↓
まさか最初の凌辱後に登場してきたエディ(ダンサー)が本命になってしまうとは思いませんでした!なんか受け受けしい感じだったし。むしろキモ親父、七瀬が「本当は愛してるんだー!」という方向に行ってくれた方がしっくりきたというか。はたまた同僚・吉沢が(森本のことが好き)、この凌辱ループから助け出してくれるとか。いやそうなってしまうとありふれた話になってしまうから、やっぱりエディで正解だったのかなあ・・・。意外性の部分で。何だろうこの不条理感は、とか悩みつつ。しかもあのラスト。ええーっ!?と思いながらあとがきを読んでみると、、
もう、この「しっくりこない感」が、あとがきに全て集約されてましたよ・・・!これやっぱりアンハッピーエンドだったんじゃないですか!あのエディ復活は、本当に取ってつけた感ありありだし、エディと森本がリバだったという件、愁堂さんが考えていた裏設定も入ってた方が丸丸納得できます!まあどちらにしても森本坊ちゃんの浅はかさはそのままなんですけど。この森本が社長になったら会社潰れちゃいますよ。辞退してくれてよかった。とにかく最初の体の取引から最後まで、「もうちょっと、気をしっかりもって考えて!別に体売らなくても切り抜けられるはず!」と思ってしまって(それでは話が進まないのですが)、話に入り込めませんでした・・・。やはり「あーここまで理詰めでこられたら体売るしかないよねー」という説得力が欲しかった。
でも七瀬のキモ親父ぶりとレイプシーンは凄くすんごく怖かったので、それはよかったです(?)。そしてやっぱりあとがきで「あ、これタイトル『舞姫』だったっけ・・・」と思い出しました。