サガン。
今回はコミック版「邪道」特集号です。
最初の方はキャラ紹介とかそれぞれの国の使い女たちのお茶会とか。
いろいろ楽しいです。
川原さんと沖さんの対談ではCD化についての話もされてて。
どうやら川原さんはCD化は好きではないようです(人それぞれにイメージがあるので)
やるとしたらティアもアシュレイも女性声優だっておっしゃってて。
それってもしかして、元ネタの方のあの方たちのイメージのままなのかしら…と。
そして『大人遊戯』
これは1998年に発行された同人誌に掲載されたものの加筆修正版。
邪道の登場人物たちの警察パラレルなんですが。
この同人誌も持ってるんですが、確かにグラインダーズとシャーウッドのシーンとか追加されてました。
後半は現在のところまだ旧版(ビブロス版)でのみ展開中の邪道第2部についての特集。
というか「比翼連理(下)」以降の特集です(つまり柢王が…ね)
私は現在手元にはないですが、当時はビブロス版を所有してたのでこの第2部までの展開は知ってるのですが。
今となっては結構な昔で、「あれ、そうだっけ?」と思うところもあったりして。
一旦ヲタ卒して処分してしまった自分を恨みたい気分でいっぱいです(笑)
この第2部もかなりの切ない展開で。
実際の歴史上の人物が登場したり。
『秘密』
人間界勤務中のアシュレイと天界のティアのお話。
亜火を失ったことで傷ついているはずのアシュレイが自分のところに来てくれないことに焦れるティア。
そのことがいつしか精神さえ蝕むような感じではあるけれど。
本当はアシュレイだって甘えたい気持ちもあって。
けれど、そうではなく武将として強くなってティアの隣りに立つことこそがティアのためになると信じている。
『風の息吹千の花』
桂花に甘える海山とそんな海山を甘やかしてしまう桂花。
海山のそばで眠ると時折見てしまう柢王の夢。
おなじようなほほえみで、おなじような甘え方で、おなじような面ざしで。
けれど、似て非なるもの。
桂花の中に降り積もっていく想いが切ない。
『鏡鳴』
柢王と冥界教主との対話。
ホワイトハート版10巻の「鏡鳴盟約」の中の対話シーンのモチーフになったと思われます。
2010年1月現在、ホワイトハートから発行されている邪道シリーズは10冊でまだ第1部も終わっていないのですが、作者さまは最後まで納得のいく形で書いてくれるそうですので楽しみに待ちたいものです。
というか、この作品、第2部で終わりではなく第3部まで続くそうです。
先はまだまだ長そうですね。
けれど、今度こそ最後まで添い遂げさせていただきます!!