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shoudou
”甘いシリーズ”6冊目、スピンオフを重ねて、何だかこの分だと日本中のヤクザの組長・幹部は皆男姐を据えて、実は男姐が組を取り仕切っているー!!みたいな変な輪ができそうな勢いですww
勿論、頂点は史世様・・・
ということで、メインは許されざる恋の二組であります。
表題は、黒龍会傘下の斉木一家の組長代理の剣持と警察キャリアで監察官の浅見のお話。
出張先の橋の上でたたずむ浅見に声をかけた剣持。
そのまま何も言わずホテルへ直行して名乗り合いもせず、一ヶ月後の同じ日の同じ時刻の同じ部屋、を約束して別れて。
二人共、ゲイでもないのにこんなナンパが成り立つあたり、もう突っ込み不要です!女性はこの世にはいないことにしてください!!って勢いです。
そして、そんな逢瀬を重ねる二人。
そこに、警察内の不正を摘発する仕事に斉木一家が巻き込まれて、この二人はお互いの素性を知ることになる。
警察とヤクザ、相容れない身分だけど、どうしても剣持に会いたい浅見。
浅見には隠したい出生の真実があり、それは剣持にも関係していて。
ということで、ある意味二重の禁忌を抱えたロミジュリ話です。
しかし、最後には浅見の決断により二人は一緒になるのです。
この二人が上手くくっつくように裏で密かにお膳立てをしたのが黒龍会総帥の情人・史世。
史世のミラクルマジックですよ(笑)
『恋一途』は史世のボディガードを父から言いつけられた黒龍会系早乙女一家の組長の息子・曄、黒龍会の敵対する虎武連合総帥の息子・勍一郎。
曄は兄が家を勘当されて出て行ってしまっているので、その後を務めなくてはとプレッシャーで何とかしたいと自棄になり、出会い系で知り合った男に言い寄られ困っているところを勍一郎に助けられて、というかナンパされて、という出会い。
キスまでというのが何度も続いた二人ですが、ある日父親と喧嘩して勍一郎を呼び出したところ、とうとう耐えきれずに結ばれる二人。
敵対する組の息子ということがわかり引き裂かれようとする二人だが、ここでも史世の影の活躍で結ばれる、ついでに虎武連合と黒龍会は杯をかわすことに!?
この2作品とも、受け様は男の体裁を取ってますが何だか女性なんですよね~しかし、何だかそんな甘さも許せてしまう、割り切れてしまうのです。
バレバレのアマアマな部分を楽しめるからかもしれません。
シリアスの様を呈していながら、ひょっとして本質はコメディなのでは?と疑ってしまう。
それが番外編、これは作者の萌えと趣味が満載で、それぞれのカップルの受け様同士が仲良しでつるんでいて、それに攻め様達が振りまわされているという、、実にほのぼのとしているのです。
ベタでアマな部分がエンターテイメント作品として、結構楽しめる作品です