愛され方と愛し方

愛され方と愛し方
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×20
  • 萌2
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
1
得点
6
評価数
2
平均
3 / 5
神率
0%
著者
妃川螢 

作家さんの新作発表
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イラスト
実相寺紫子 
媒体
小説
出版社
リーフ出版
レーベル
リーフノベルズ
シリーズ
甘い口づけ
発売日
価格
¥850(税抜)  
ISBN
9784434056598

あらすじ

有名私立男子校に赴任が決まった美術教師の蓬沢一瑳だったが、呼び出された理事長室で彼を待っていた理事長・津嘉山誠之に突然キスされて押し倒されてしまう。軽薄な津嘉山の行為に怒り狂う蓬沢だったが、津嘉山はその後も懲りずに口説き続けて…

表題作愛され方と愛し方

受様に迫るワイルドな美貌の学園の理事長・津嘉山誠之
私立男子高に赴任した秀麗な美貌の美術教師・蓬沢一瑳

その他の収録作品

  • afternoon breeze

レビュー投稿数1

単独で読むと味気ない

シリーズ未読での感想です。
2009年にリンクスロマンスで新装版が出版されています。表題作の他にショートストーリーが1作品、主人公が異なる同時収録作品が2作品も追加されてるので、今から購入するなら断然そちらの方をお勧めします。

「愛され方と愛し方」
美術教師の一瑳(受け)は新理事長の誠之(攻め)に初対面から口説かれます。断り続けるうち、「どんな男なら口説かれてくれる?」と問われて「おまえとは正反対のタイプ」と答えた翌日、誠之が行方不明となり…。

「afternoon breeze」
恋人同士になり、誠之の家のリビングで眠る一瑳。うたた寝から目を覚ますとそこにいたのは誠之の父親で…という話です。

「恋人達の休日」
コミカライズ2ページ。眠る誠之をスケッチする一瑳。目覚めた誠之はもっと良いモチーフがあると一瑳を鏡の前に連れて行きます。

「甘い」シリーズ10冊目ということで、巻末に相関図が記されていますので、先にそちらを読んでからの方が良いかもしれません。この作品は単独で読んでも内容に支障はありませんが、登場キャラの裏設定が分からないのでそちらで楽しみを追加することはできません。

それでも、主役カップルの恋愛模様が面白ければ問題ないのでしょうが、単独で読んだ私には味気なく思えました。

誠之(攻め)は初対面から一瑳を熱烈に口説きますが、それは履歴書の写真を見ての一目惚れに過ぎません。また、一瑳も誠之を好きになって行きますが、誠之のテクニックと変身した外見に惹かれているようにしか思えません。もっとしっかりとした理由が欲しかったです。

全体的に甘い雰囲気ではあるのですが、根本がしっかりしていないのでどうにも落ち着かず、二人の恋愛に興味が持てませんでした。

ただ、イラストは魅力的だと思いました。ちょっと一瑳が女性的ではありますが、誠之は格好良かったですし、裸の一瑳が誠之にキスする場面は色っぽかったです。内容だけなら「中立」評価ですが、イラストでアップして「萌」評価です。

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