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いや、アンタってけっこう 可愛いよなと思って
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攻めザマァぶりをせせら笑いたい時に読む1冊(^o^)丿
受け様は、大学のゼミの助手で健気で一途な雪哉。
攻め様は、女グセの悪い大学生の鳴瀬。
ある朝、鳴瀬は目が覚めると隣には雪哉が寝ていて。
酔った挙げ句、男にまで手を出したのかと、青くなる鳴瀬に、自分から告白したのだから気にしないで、と小さく微笑む雪哉。
一晩限りの関係のハズだったのに、気付けばずるずる関係が続いていた。
攻め様である鳴瀬視点のお話。
なので、鳴瀬のサイテー野郎ぶりがよくわかる。
従順な雪哉を、都合のいい相手だと自分勝手に軽く扱っている鳴瀬に対し、こいつ〜(# ゚Д゚)と、最初はムカムカ。
でも、いずれザマァがくる、と耐える。
雪哉の、相手をしてもらってるって態度も、ちょっと苛つくくらいなのですが、これが雪哉の愛するカタチなんだなぁ。
相手から求められないのはラクだったはずなのに、それを不満に思うようになっていた鳴瀬。
確かに、何にも期待されないって、けっこうツラくて寂しい。
しかしまぁ、恋に落ちた鳴瀬ってば、やることがガキくさいわ〜(~_~;)
チャラ男だと思っていたら、だだのお子様でした。
目の前からいなくなられて必死に探して、恋心を自覚したら、振られるのが怖くて怖気づいたり。
鳴瀬のザマァな姿をにやにやしながら堪能しました(☆▽☆)
イラストは麻生海先生。
病室での2人の表情が攻めザマァでふへへってなりますヽ(`▽´)/
タイトル通りです。攻めが受けからしっぺ返しをされる話を読みたいな〜と検索してたどり着いたのがこちらと、同著者の「微熱の引力」。同時期に読んだのでどうしても比べてしまいますが私は微熱の方が好みですね。そちらのレビューはそっちでやるとして…
私の好きな要素は揃っていたと思います。攻め泣き、受けから振られる、受けから好きを信じて貰えない等々。しかし萌えきれなかったのはきっと受けが優しすぎるせいでしょうね。受けに冷たく見放される攻めがもっと見たかったというのが本音です。そして受けが攻めのことを好きになったエピソードがどうしても弱く、とんとん拍子で始まったこの関係に本気度が感じられなかった。うーん惜しい。
いわゆる攻めザマァです。
小説・コミック含めて個人的には5本の指に入る大変良い攻めザマァだと思います。
あらすじに「生まれて初めて知る感情に雅臣がようやく気づいたとき、雪哉の姿はすでに傍になく――。」
とあるように、受けが姿を消してしまいます。
受けに去られて単に弱るだけではなく、きっちりと自分のしてきたことと向き合ってます。
己の言動の愚かさを噛み締め、自業自得という言葉を噛み締め、自己嫌悪に陥り、真摯に反省する。
ここがきっちりと書かれています。
そのうえでどうしても諦めたくないという一心で、受けの前に立つんですね。
だけど過去の自分の言動が盛大なブーメランとなって戻ってくる。
そして受けの本心を聞くのが恐ろしすぎて震えたり、心から血が流れるような痛みを覚えるんだけど、それを今まで受けに味わせていたのかと気づき改めて愕然とする。
こういう攻めの心の気づき、痛み、それでも受けを求めてやまない心といったものが丁寧に描かれています。
神に近い萌萌です。
神ではない理由として、同じ可南さんの「微熱の引力」のほうがさらに過酷な攻めザマァ作品でして、それに比べると微妙に手ぬるいと感じてしまうので。
どこが手ぬるいかというと、受けは健気受けで前から攻めのことが好きというところ。
だからなんだかんだいっても攻めを許してしまうんだろうなぁ……と思ってしまうので。
ドラマCDが凄く好きで今回ようやく原作も読めました。
やっぱり好き~~~
受けの健気な気持ちにあぐらをかき調子乗っている遊び人な攻め。
クズに分類されるキャラではあるのですが、どうにも嫌悪感がわかないんですよね。
なんでだろう…と思いましたが、著者の書き方がとてもしっくりくるからな気がします。
物語は終始攻め視点なのですが、心の表現とかに違和感がなく、分かる!ってなっちゃうんですよね。
褒められる人間性してないのに、見守りたくなってしまう。
嫌い要素が前面に来ないこの手の攻めってとても珍しい気がする。私は結構好きです。
そして受けの雪哉。好きだーーーー。
私にはとても真似できない聖人のような人だからこそ、とても惹かれます。
自分が決して報われずとも…望むこともなく鳴瀬への愛を抱えながらそばに居続けられるなんて…
ド好みな健気で切なさマックス、このズキズキがたまらなく好きなんだ。
ありのままを受け入れられる強さ…本当に尊敬します。
『愛を知る日』はCDになかったので、新たな二人に会えてとても嬉しかったです!
ただ雪哉の一人称が『俺』になっていることがとてもとても気になって…。
本編では『僕』ですよね??
特に明記されていませんがここだけとてもモヤりました…『僕』がいいぞ。
イラストはとても好きなのですが、挿絵でもっと雪哉を見たかったし家族の部分削って彼が成瀬の前で満面に笑っている顔が見たかったです、と良かったからこそ我儘言いたくなっちゃいます。
「萌」か「中立」か迷っての「萌」です。傲慢で余裕があって恋もセックスも思うがままの攻がいつの間にか形勢逆転して可愛い受に翻弄される展開…って大好きなはずなのですが、何故かこの作品はそこまでハマりませんでした。
可南さらささんの描く切なさの表現がかなり好きで、雅臣が雪哉への気持ちを自覚する前後の感情の揺れなどは胸が苦しくなってしまいました。が…如何せん、どうも雪哉がヤンデレっぽいというか、湿っぽくて苦手でした。健気と女々しさって紙一重だなーと改めて思いました。
雪哉の病気のくだりと、雅臣の弟カップルの登場は、かなり唐突に感じました。特に後者は一場面だけなのに情報量がやたら多くて「えっ…何が始まったの?」と驚いてしまいました。読了後に、前作の読者へのサービスだと知り納得しましたが。
下衆な攻め、大好物なのです。
最低、最悪な下衆攻めが思いのほか受けに惚れちゃって、形勢逆転・・・て感じが大好きです。
なのでわたし的には前半はとっても好みで「神」評価!て思ってました。
でも後半は、めっちゃあまあまで、それはそれで良いのですが、その部分が長すぎて、だれたというか・・・
前半部分をもっと掘り下げて、後のあまあま部分はオマケ的にもう少し少なくても良かったかも、なんて。
あくまでも私個人の好みであって、他の方は違うのだろうと思うのですが。
でも結論から言えば、好みの攻めで楽しく読ませていただきました。
可南さん初読みでした☆
最初攻めである雅臣に対して良い印象はなかったというか、ちゃらいタラシは苦手なのでどうだろうと思っていたのですが、途中でがらりと変わりました。
それがタイトル通り『恋を知る日』にぴったり!でした!!
なんといっても雪哉の芯の強さがスゴイ!!
浮気(未遂)をされて殴ってもいいと言った雅臣に「人の気持ちって、その人を殴ったところで変えられるものじゃないだろう?」
「好きな人ができたら、ちゃんと振ってほしい。思い切り捨てていってくれていいから。二度と、甘い期待をしないで済むように」雪哉さん男前です(><)
2人には幸せになってもらいたいと思いました☆
タイトル「恋を知る日」にぴったりな内容でした。
前半ではどうにも好きになれなかった将臣、健気すぎるぐらい健気な雪哉。
でもあることをきっかけに雅臣の性格が180度と言っていいくらいかわってしまい
逆にビックリ。(良い意味で)
それはやはり「本当の恋」を知ったからなんだけど。
「恋」を知ってからの雅臣はなんだかせつないですね。
これまでの自分の言動を考えると、いまさら「好きだ」なんて告白はとうていできない。
でも、好きな気持ちはどうすることもできない。
自分はいったいどうすれば・・・と悶々とするところがグっときました。
あとは雪哉の懐の大きさというか度量の広さにカンパイです。
ただ少しでもいいから雅臣に対してプチキレぐらいしているのもまた見ごたえがありそう・
今回攻め・雅臣視点ばかりだったので、雪哉視点のお話も読んでみたいですね。
初読した時は攻にも受にもどっちにももっそいイライラしましたー!!
なんだこいつらは~イライラするわっと思ったんですが、これは両方が不器用者同士の恋なんだな、と頭に置いて再読してみたらイライラというよりじれったいなー、んもう~って気分で読めました。
大学生(作中で3年記載有り)の雅臣[攻]と大学のゼミの助手で5歳年上の雪哉[受]。
攻視点で話は進み、酒に酔った雅臣が告白してきた雪哉と一夜の過ちをおかしてしまった所から始まります。
そして4ヶ月後、一夜限りだった筈の2人は一応付き合ってるんですが雅臣の方は適当に女の子と遊んだりとまあ雪哉が健気に耐えてる感じのセフレっぽい関係。この辺は攻視点なので雪哉の心情は分からないんですね。
個人的には健気受ってより自己完結し過ぎなやたら思い込みの激しい天然受って感じでした。
雅臣の元彼女が都合良く理解有りすぎというか、妹含め2人の周りが全体的につ都合良い感じはしますが、この2人だけだったら多分フェードアウトして終りなのでこの位で丁度いいのかも。
最初イラッと来たけど、まあお互いイラッと来る同士である意味お似合いなのかなって気になりました。
それにしても雅臣は子供っぽいし、雪哉は天然ボケ過ぎるだろって感はありますが何とかぎりぎり萌ストライクゾーン。
これが片方がイラッとだったらムカついたと思います、両方にイラッと来たからこそ許せたかなあ。