雀影
時系列としては「グレイゾーン」と「ターニングポイント」の間の話。
佳也と譲が、お互いそうと知らないまま出会います。
引き合わせるのは「南さん」
佳也は、譲に、失った過去に繋がる何かを感じるのですが、それは、、、
元、佳也の猫たち(今は由利の所にいる)が重要な狂言回しに。
結局二人は、そのまま別れてしまい、由利と佳也の時間が本当に動き出さない限り、また出会う事はなさそうです。
後半は、蓮川さんのマンガで、研修から戻ってくる譲を待っている、阿久利と譲のはなし。
この二人がソファーの上で組んずほぐれつは、ちょっと迫力有りすぎかも。
この本、「INTERMISSION」よりは切実なお話ではありませんが、佳也のイラストがあるのが、なかなか貴重かな。