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hebi to waltz
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
Pet Lovers シリーズ ラストは蛇。
実はPet Loversは、3人のオーナーで仕切られていた!
他のオーナーのペットだった
杏二を躾けなおすことになった
オーナーのひとり、仁摩のお話。
神として崇められたり、悪魔の化身とされたり
イメージが分かれる生き物。
舌は2つに裂けてるわけだから言ってることも
どこまで信用していいのかわからない・・・
哺乳類と違って、喜怒哀楽がわかりづらい蛇。
そんな得たいの知れない蛇と種別された男
杏二は、期待を裏切ることなく蛇でいてくれました。
そして蛇への偏見を解いてくれましたよv
俄然!変温動物の蛇が好きになりましたvvv
Pet Loversそのものを舞台に
今までの登場人物も織り交ぜなかなかにおもしろいドラマ。
たくさんの会員にペットを提供しつづけた
オーナー仁摩のペットは、とびきりの蛇だったわけですv
しなやかに美しく賢く獰猛な毒を持つ
この蛇が、犬、猫、ライオンの特性も全部持ってるんですよねぇ。
オールマイティのペットのような気がしましたよ。
年下蛇攻め!なかなかいいっすね!
蛇へのイメージが大変よくなりましたよ。
今作は、PetLoversシリーズ4作品あるうちのラスト。とうとう読み終えましたー。最初1作目を読了後、シリーズものだと知った時には大いに慌てました。何せ金欠病でしたし、心の準備が出来ていなかったもので。けれどもシリーズものであると知った以上、やはり全巻読みたいと思うのが人間心理。
3作目のレビューでもコメントした通り、今作の主人公の一人は3作目の脇役にしてPetLoversのオーナー仁摩です。しかも!仁摩が受け?!って。「えーっ、そうきたかー!」と思わず叫び声。絶対攻めだと思っていました。「あー、なーる。だから3作目の受けとはCPにならなかったのか」と妙に納得しました。それだとフツーすぎますもんね(´ー`)
ですがこの叫び、決してがっかりの叫びではありませんよ。むしろその反対。楽しそう♪ワクワク期待で胸が膨らむ思い。もしかして年下攻めって、私のツボだったのかもしれません。普段あまり意識したことはなかったのですが、そういえば、私の大好きな丸木文華先生の作品では「罪の蜜」がかなり好きでして、これも年下攻めでした。
それはそうと、2作目のレビューで私、一つ一つの作品が独立しているため、どこから読んでも大丈夫!と断言してしまいました。3作目を読み終えるまではホント、そんな感じだったのです。
ところが今回この4作目を読み始めると、3作目のスピンオフであることが分かり、しかも驚いたことにのっけから1作目の主役の登場。轡田です。今作の受けと轡田は親友の間柄だった事が判明。ユキは最初の方では名前だけ出てきます。でも中盤かなり良いタイミングで登場、ユキがとても良い働きをしております。終盤、祝いの会にも出演。二人のラブラブぶりを拝むことが出来、ホントご馳走様な4作目でした。
2作目の主人公たちは直接オーナーと関わらなかったこともあり、本当にホンの少しお印に登場する程度でした。暴力シーン満載なため、苦手な方は2作目を抜かして読んでも何の支障もないでしょう。その為1作目を読まれた方、あるいは3作目を読まれた方は、今作もご覧になると楽しさが倍増すること請け合いです。もちろん、今作のみでも十分楽しめますがね。
さて、今作の攻めは蛇です。最初は「蛇かー、爬虫類は苦手だなー」と引き気味でした。でも、攻めが「さみしいヘビのニョロリ」という絵本を受けのために読んでくれるシーンがあり、その内容に触れたとき、ヘビ良い!と思うようになりました。
その絵本、ホントにあるのかな?と検索してみましたがヒットしませんでした。榎田先生の創作によるものです。とっても心に響く可愛い物語でしたので、榎田先生、BLだけじゃなく、児童書いけるじゃないですか、と思ってしまいました。
途中、受けが攻めを疑うシーンがあり、私は心の中で「えー、止めて、止めて。疑ったりしたらダメだよー」と悲しくなりました。でも攻めは本当に二重スパイだったのですね。疑ったりしたため、受けが攻めから愛想をつかされるシーンは見たくない、と思っていただけに、この展開は自分的にはグッドでした(σゝω・)b
それに攻めが、どんどん受けを好きになっていく様子が見てとれたので、二重スパイと知った後も、私は攻めを責める気にはなれませんでした。ちゃんと二重スパイを止めていますしね。
最後はお決まりのハッピーエンド♪とっても良かった&楽しかった&どの作品も皆好き。それぞれ甲乙つけがたく、それぞれの作品ごとに良いところが沢山あって♪シリーズものアッパレですね♪☆.。.*・゚☆長々と有難うございました☆゚・*.。.☆
ああー全シリーズ読み終わってしまった。シリーズを通して、どのカップルモエロくて綺麗だった。
最終巻の主人公は、「ペットラバーズ」のオーナー仁摩さん。おー、「猫」で雨宮さんのことを気にかけてくれていた人だ。轡田さんとユキも登場。まさに集大成って感じだ。
杏二がヘビ属性。ヘビ・・・シリーズ史上、一番よくわからない属性だ。変温動物だから、主人に応じて機嫌が変わりますよって感じかな。
後半、尽くす男に変貌する杏二がすごい良かった。今回、仁摩さんも杏二もガタイがいいから、いったいどっちが受けなんだろう?って戸惑ったところもあったんだけど、やはりテクで勝る杏二が、強引にコトに及ぶことになるんですねえ。年下攻め。好きだ。
杏二に裏切られたと知ったときの仁摩さんのショックの受けようは、読んでいて痛かったけれど、ちゃんとピンチの時には杏二が助けに来てくれたし、よかったよかった。
御多分にもれず、暗い過去を持つ仁摩さん。母親に愛されず、恋人に捨てられた過去を持つ仁摩さんだけど、その分杏二におもっきり愛されて、いっぱいエッチなことをしてほしいです。
みなさん、お幸せに。
シリーズ最終巻です。(私は1作目読めてません)
最後はオーナーの仁摩さんのお話。
仁摩さんは出来る仕事男でした。でもセレブなのにカップラーメンの事でケンカするって案外面白い可愛い人でした(笑)
杏二は蛇なんですが私の中の蛇というとあんまりイメージがわかなくてなんとなく読んでました。そんな中杏二が蛇の気持ちが書かれた?絵本を仁摩に読んでくれます。蛇の事というか杏二のことがちょっとだけ分かった気がしました。
サスペンスとかを読んでる方は途中で気づくかもしれませんが、どんでん返しがあったり、何よりシリーズをとおして出てきたキャラがちょっとだけですが出てきたりと最終巻らしい最終巻だったので神評価をしたいと思います☆
最高でした!
PET LOVERSシリーズは全て好きですが、その中でも1番の
お気に入りです。
過去のトラウマから、恋愛に対してクールな仁摩さんが、
無愛想ながらも優しい杏二に徐々に惹かれていく様子がよかったです。
穏やかで幸せそうなふたりだったのに、だんだんと杏二に対する疑惑が
持ち上がり、苦悩する仁摩さんが切なかったです…
私も入り込みすぎて、号泣してしまいました。
最後にはちゃんと結ばれてよかったです( ^ω^ )
仁摩さんにトラウマを植え付けた元彼が出てきますが、ふたりの仲を引き裂く程の邪魔もしていなかったので、当て馬としては存在感が薄かったかなと…
ただし、杏二の嫉妬心は存分に煽ってくれました!
Pet loversですが、これが最終巻です。最後はオーナと蛇。
ペットに蛇をってのは、自分じゃ考えられないけど、猫よりも主人関係なく気ままに過ごすって意味なら良いのかも知れないですね。
でも、本作の蛇は色んな意味で働き者です(笑)
蛇とオーナは最後の最後まで結ばれないんですが、そこに至るまでのストーリが良くできていて、早いとこ蛇君とラブラブになって欲しかった私としてはヤキモキしましたです。途中、田所が怪しいんじゃ?!とか思っちゃったりしたし。
オーナも孤独だったからこそこの会員制クラブを作ったぽいし、孤独をどうやってうめるのか、乗り越えるのかって難しいよなって思いました。
「犬ほど素敵な〜」に出てきた轡田さんも友人として出てきます。彼はユキと出会えて幸せそう。雨の中、家の外に人がいるなんて、さすが元犬のユキだわ…
このシリーズは読んで損のない4冊です。
榎田さんの後書きにもありますが、Pet Loversシリーズは連作ではあるけれど単独でも読める作品になってて好みのあらすじやカップリングから読んで行く読み方も出来ますが、この巻だけは最後に読んだ方が楽しめますな。
しかし榎田さんはもっとこのシリーズイケるだろうって所でもシリーズを終らせてしまうのが潔くもあり、ちと勿体なくもあり。
他にも沢山動物は居るんでもうちょっとこのシリーズ読みたかったなあというのが正直な所。
さてそしてそんな魅力たっぷりのPet Loversシリーズの最終巻に相応しくついにPet Loversオーナー遥英[受]と、ペットとしてはやや問題あり?な蛇なカテゴリペットの杏二[攻]
ワンコ攻やネコ科類攻は想像付くんですが、蛇タイプ攻をどう魅力的に書くんだろうと思ってたんですが流石上手いです、ちゃんと蛇なんですが魅力的。
遥英の過去のトラウマも絡めつつ、物語は二転三転して行って最後まで正体が読めません。恋愛方面もストーリー的にも面白い。
あとエロもいいですよ、エロも。杏二は巨根設定なんですがそこよりピンポイントな指責め描写がよろしかったです、ばふー。
年下蛇攻も甘やかし攻も堪能出来て話も面白い、シリーズ最終巻に相応しい面白さの詰まった一冊でした。
のっけからユキの名前が出てきて思わず笑みが。
ユキの幸せエピソードにほっこりとなりました。
前作『シュレディンガー』にて登場した、オーナーである仁摩。
一筋縄ではいかなさそうな、食えない男ですが…彼もまたトラウマを抱え、過去の恋愛で傷つき、臆病になってしまったひとりでした。
最後らへんまで杏二の本性がつかめず、ハラハラしましたが…感じていた仁摩への想いは本物だったようで一安心。
むしろ最初に見たときから仁摩に惹かれていたとあり、杏二の葛藤を想像し思わず悶えてしまいました。笑
『ニセモノ』だと思っていた仁摩との甘いやりとりは本物だったんだなぁとしみじみ思い、胸がほんわか。
全作を通じて、誰もが孤独を抱えていました。
みんな臆病で不器用で、だからこそ、愛おしい。
4組のカップルを堪能してきましたが…どのカップルも甲乙つけがたい!
魅力あふれるキャラを堪能したシリーズです。
最後の一文が、とても印象に残りました。
『寂しさを知らない人に、愛は決して見つけられないのだ。』
大どんでん返しwwww
ただ、実際わたしが爬虫類マニアじゃないせいか・・
蛇に詳しくないせいか、蛇のイメージがあいまいなせいなのか
蛇イコールで連想できる何かがないので
ペットとしての蛇というので楽しめたかどうかがちょっと薄目なのが残念でした。
爬虫類が好き!とのあとがきを読んで、好きな人にはまた違った萌があったのかなと思うとちょっぴり淋しい・・という話w
「犬ほど素敵な商売はない」から始まったこのシリーズ
結局まだ犬しか読めてなかったのにもかかわらず
最終巻を読んでしまうという暴挙。
ライオンも手元にあるので早く読みたい。
そんな気持ちになれる一冊でした。
今回のペットは蛇。一筋縄ではいかず、客先でうまくやれない蛇を指導することになった受。
手を焼きつつも~な二人の関係がすごくよかった。
出会いから、同居、そして変化していく関係、気持ちの動きがすごく好き。
蛇を嫌わないで欲しい
そんな本を読んだシーンではすごくキュンとしてしまった。
そして裏切り、真実、ホントウ。
面白かったです。
ワンコの話もまた読み返したくなってしまった
たまたまこの作品が手に入ったので、他のシリーズは読めていません。
特に問題なく読めました。
でも確かに一番最後に読んだほうがいいのかもなと思います。
ペットシリーズのカップルのラブラブっぷりが分からないなどもそうですが、オーナーの仁摩さんがとても魅力的だったので、まだ彼のことをよく知らない期間を堪能したかったです。
攻めっぽい受けの作品ってあまり読んだことがなかったので、想像がつきにくく心配だったのですが、受けも攻めも読んでいくうちにどんどん印象が変わっていきました。
受けは良い方に、攻めは悪いほうに…^^;
受けの仁摩さんは普段は格好良くて男前、でもプライベートでは甘えん坊という所に撃ち抜かれました。
(これってめちゃくちゃモテる要素なんじゃないかと思います。)
Pet Loversを経営している根源的な動機にとても心を動かされました。
一方、攻めの杏二は第一印象がめちゃくちゃ良かったので期待値が高くなってしまったのかもしれません。
俺様攻めって横暴と紙一重だと思うのですが、杏二の場合人を見る目や思いやりもしっかり持っていて中身が伴っていました。
なのでどんな男前なリードで仁摩さんを包みこんでいくのだろうとワクワクしてしまったために、彼本来の姿が現れてからキャラクターがよく分からなくなり弱くなってしまった印象を受けました。
私の中で、24歳の有能なやんちゃな子という所まで落ちてしまいました。あのワイルド性は一体どこに(泣)
孤独がキーワードでしたが、それは誰かに埋めてもらうことではなく、あくまで自分自身と向き合っていく課題なのだと読んでいて思いました。
なので俺様に寄りかかる関係性よりも、お互い支えあって築いていくパートーナー性こそ本当の意味で仁摩の癒しになり自信につながっていくのだと思います。
釈然としないものがありつつも(他の登場人物のことも)、拉致からの救出劇などすごく面白く読めたので満足でした。
とても読みやすかったので榎田さんの他作品も読んでみたいと思います。