雀影
「座布団」がCD化されたため、日の目を見た新刊、初助師匠若き日のお話。
流れとしては「花扇」の番外編。
初助師匠が亡くなった後、要と寒也を狂言回しに、初助本人の語りでその時の話が挟まり、現在に戻ってオチが付きます。
ある日、感謝が初助師匠の事でと、呼び出されて行った先は、有料老人ホーム。
そこにあらわれたのは30代の女性。
その女性が、自分は初助の隠し子ではないかと言い出して。
この後、初助の若い頃の話が始まります。
初助が二つ目時代に付き合っていた、大沢伊織と、伊織の妹・香織。
香織は中学生の頃、伊織に連れられた初助と出会い、その後ずっと初助を思い続けていて、、、
「花扇」のCD化も夢じゃないようなので、その際は、このお話も入れてくれないかしら。
大沢伊織はもりもりで、お願い!
小説Juneに載っていた頃から座布団シリーズを読んでいたのですが、同人誌で続きを書いているとは知らず、パソコンも1年半前にようやく導入したところなので、剛先生のHPを訪れて初めて読むことが出来ました^^
初助の若かりし頃と言うことなので、どのくらい若いのか楽しみにしていました。初さん、やっぱりガタイが良くてきりっとしたお顔立ちが好みなんですねぇ。そんなのに、ネコに転ろばれてしまっては、お腹も煮えましょう。おまけに、彼の妹にまで懸そうされた揚句、隠し子疑惑まで…
今回は、狂言回しとしてしか出番のない要と寒也の話も久しぶりに読みたいな~