お買い得商品、セール品、中古品も随時開催中
ルシファーを犯したミカエルは、その背中にある羽根を引きちぎり、堕天させ、シャヘルの地位に落とし、「影の館」へと閉じこめた。そして、歪んではいるが純粋な愛情でもってルシファーのもとに通い続けた。
一方、影の館に住むシャヘルたちは、ルシファーの存在によって意識が変化していく。ただ待つ身から、愛されたいとささやかな望みを持つようになる。
あらすじだけ読むと混乱するかもですが、実際に読むととくにこみいったストーリーではないです。
ただただ何もかもが圧倒的です。
脚本も素晴らしいし、BGMなどの演出も素晴らしい。
ミカエル役は三木さん。
ルシファー役は緑川さん。
黄金コンビですな!
濡れ場はエロいけど重厚で、緑川さんの喘ぎ声に三木さんのおどろおどろしいモノローグが被さってくるという表現は鳥肌ものです。このへん吉原理恵子お耽美ワールドが大好きな人間にとったらたまらない。ゾクゾクニヤニヤしてしまう。
思えば私、吉原理恵子作品のおかげで「三木さんは鬼畜攻めをやってるときが一番好き!」「緑川さんはたおやかな美人受けやってるときが一番好き!」って意識を植え付けられたんだった。
ぶっちゃけ天使がどーのこーのいうファンタジーな世界観の話そのものはあまり好きではないのですが、この作品は別枠ですね。
とにかく圧倒的なんです。それしか言えない。