joker115
この作品はよっちんのチンピラボイス目当てでCDから入ったのですが、
原作にないシーンは確かにたくさんあるんですが、
これ、いいです!
ストーリーがドラマティックですばらしいのはもちろんのこと、
なんといっても受け役の吉野さんが本当にはまってます。
今まで聞いた吉野さんキャラで一番好きといっても過言ではない。
BLの受けにあるまじき容赦ないヒールっぷり。
特に前作「夜明け~」にでてくる時はかなりの嫌なやつです。
そんなデレがかすかにも見えない受けが、
聖人君子のような攻めに絆されていくお話です。
興味本位?で受けが攻めにキスを「ちょうど良いからしてみる」とせがむとゆうか半ば無理やりするシーンがあるのですが、
「してみる」の言い方絶妙ながきっぽさと子憎たらしさでかわいいのなんの!
思わず顔がにやけます。
そしてエチシーン!
吉野声でツンと生意気な口調で喘がれるともうっ・・・!
何がエロいってあのかすれた声で攻めの名前を呼ぶのがたまらないのです。
あれだけひねくれた受けが必死に攻めを呼ぶ様はどうしようもなくキュンキュンきます。
やたらとアンアンやんやんいわないので、逆にそれがえろい。
個人的に今まで聞いたBLCDの中でも指折りの喘ぎでした。
攻めの十郎太さんは本当におだやかな声で、包容力を表現されています。
エチのときの余裕のない息遣いに萌えます!
ちょっとむっつりっぽい(笑
話しの中で出てくる例えですが、まさに野良猫をなつかせてゆく感じ。
徐々に心を開いていく受けがかわいいっ。
ストーリーはCDからでも理解できますし、
正直原作に居る元カノが居なくても話がきれいに成り立ってしまっています。(むしろCDを聞いて原作を読むと元カノの存在意義が薄れます・・・もちろん原作ありきなんですけどね)
ただ前作の「夜明けには好きといって」を読む、もしくは聴いてからの方が分かりやすいですね。(時間軸が交差しているので)
ツンデレ・癖のある受けが好きな人にはぜひオススメしたいです。
ものっっっすごい好きな作品です。好きなBL作品3本指には入りますし、死ぬ時棺に入れてもらいます笑
それくらい印象深くて大好きな作品です。
私はCD夜明けには〜のだいぶ後、何も知らずにこちらの作品を聴こうと何分か聴いたのち、「あーそういえば昔聴いたBLCDでホストもので吉野さんが凄い嫌な役やってたのあったよなーチンピラ役みたいな。今回もチンピラっぽいホストだし吉野さんこういう役多いな!」と思って調べたらまさかのスピンオフ。そして受けがあの時超嫌なやつで個人的にすげぇムカついてた新二!テンション爆上がりでニヤつきながら聴きました。
とにかく新二がかわいいのなんの!!!!前作の憎たらしさを知っているからこそのギャップに萌えまくりました。苦しくなって10分おきに休憩を挟まずにはいられませんでした笑
話や展開自体はそんなに真新しいものでもなく、どちらかというと王道といった感じがしましたが、やはり作家さんの力量なのでしょうか、とっても面白かったです。
こちらの作品では、前作主人公に対して新二がどう思っていたのか、行動の裏にはどんな意図があったのかが分かって、前作と合わせて読むと新二という人間の魅力を最高に引き出しているように思いました。
新二という人間は絵に描いたような乱暴者で、時には差別するような人間で、人を心身関わらず傷つけて、一見して憎たらしさしか感じないキャラクターです。でも実は小さい時から暴力を振るわれて、愛されることを知らなくて、愛されることを怖がっていて、攻めの津久井と知り合って話が進むごとにその魅力というか、可愛さが出てきます。津久井のために髪を黒くしたらピアスを外したり。好きなくせに好きといえずにこれば売春だ!と津久井にお金を請求したりしてしまいます。そんなん可愛くないわけないじゃないですか!笑
津久井もそんな新二に振り回されながらも最後まで側にいて真摯に対応していて、新二にはきっとこういう尽くして本気で想ってくれる相手がとても合っているんだろうなと思いました。
CDならではのことに言及します。
もうね、吉野さんがかわいい!!!!!すっごいチンピラで憎たらしいやつが濡場の声は可愛いくて、悶え殺す気か!!ってなりました。
原作既読。
【夜明けには好きと言って】のスピンオフです。
2作続けて聴いたのですが、これだよ、これが聴きたかったんだよ、と悶えました。
前作では、もの凄く憎たらしい男だった金崎(吉野さん)ですが、今作ではすっかり可愛い男になってます(笑)
津久井(小杉さん)に関しては、ちょっと声が大人すぎるような気もしましたが、金崎のようなチンピラの相手には、このくらい深みがあってもいいかもしれない、と思いました。
吉野さんの少し癖のあるお声、個人的にはあまり得意な感じではないのですが、こういったキャラには驚くほど嵌りますね。
金崎の好演によってイメージを壊すことなく、とても良い作品に仕上がってます。
物語序盤、荒みきっていた金崎は津久井を利用し、集り強請りを平然としてしまうような男だったのに、津久井に心を開いていくにつれて声に変化が出てくるのに、凄いなぁ、としきりに呟いてました。
イメチェンだとか言い訳しながらも、津久井のために髪を染め直し、ピアスも外してしまうくだりなんて、もうお前はどこの女子だよ! と、緩んだ顔が元に戻りません。
チンピラがひとりの男の為にどんどん可愛くなっていくとか、演技が魅力的なので萌え3割増しです。
ツン8:デレ2な吉野さんのバランス感覚の素晴らしさに、すっかり目がさえて眠れなくなりました。
金崎は懐かない猫のような、という表現されてるんですが、まさにそんな感じです。
フーシャーして一生懸命に空気砲連射する、最高に目つきの悪い猫のようです。
そんな猫を可愛いと余裕で構えてられる津久井は、間違いなく野良猫マスターだと思いました。
惜しむらくは、やっぱりな感じの原作カット。
どうしてそこを削るかなぁ!
と、そこは重要なんだから、さらっとじゃなく丁寧にして欲しかったというシーンなどいくつかあり、非常に残念でした。
シリーズ2作とも駆け足展開なので非常に勿体ない。
原作未読でCD聴かれた方には、ぜひとも原作をおすすめしたいです。
夜明けには好きと言って(森川×福山)の番外編。
あちらの吉野さんは本当に反吐が出るほど嫌な奴だったので、
あいつが主人公の番外編か…と敬遠するなかれ。
クズのチンピラホストには違いないが、丁寧な良作です。
吉野さんを堪能できる。
女性客に「顔を焼かれたくなかったら腹を括って働くか金を持って来い」と言う性格が、
少しずつ変わっていき、最後は素直になれるハピエン。
絡みも数回あるけど、短いので違和感なく聴けると思う。
全てが丁度良い加減なんです。
派手な事件は起きないけど、
集中力が途切れることなく一気に聴ける。
吉野さんはヤンキー役やチンピラ役をやらせたら本当にハマる。
それと色気が同居しないのが(BLCD的には)悩ましいが。
いやーこれはよかったと思う。
吉野さんのファンに本当におすすめ!
しかし砂原糖子っぽくない話だなあ。
言ノ葉の印象が強いからそう思うだけだろうか。
吉野さんて、駄目人間演じたら右に出る者はいないんじゃないかと!
原作既読ですが、私ホストって嫌いなんですよ…。すみません。
あの、「適当な事言ってアゲときゃいんだろ」的な
女性軽視っぽさが。
男性がキャバクラにつぎ込んでしまうのは
「男だもんなー。仕方ないかもね」で済むのですが。
(…逆に男性軽視??w)
それはおいといて、
というわけで原作を手放してしまったにも関わらず
吉野さんにぐいぐい惹きこまれてしまうのです!!
あのひっどい人間っぷり!!
それが十郎太さん演じる津久井に
少しずつ素直にさせられ、恋を知る…。
本心とは真逆の事を喋るところを津久井に見抜かれたり
弟の代わりに優しくしていたのかという誤解のシーン、
きゅきゅきゅと胸が鳴りました!
あんなに尖って生きて来た新二に早く幸せになって欲しくて…。
そしてやはり掠れ喘ぎ…。
ちょっと控え目なあたりがまた萌え心をくすぐる!!w
ええと、十郎太さんって、成田剣さんに似ていらっしゃいませんか??
声のトーンも話し方も。
私だけがそう思うのかしら…。
そう思いながら聴いてしまって、
なんだか十郎太さんには申し訳ございませんが
誠実で大人な津久井、合ってました!
新二が他の男の存在をほのめかした途端、
それまでの優しい態度が一変してしまうシーン、
感情を露わにしている様子にぞくぞくしました。
矢尾さんの三木乃!オネェ言葉は楽しかった!!
吉野さんのかすれ声とはちょっと違うんだけど
酒ヤケなの?煙草ヤケなの??みたいな感じが丁度良かったです!
設定が好みじゃなかっただけなので萌ですが
吉野さんは増々好きだなー…。
演技派声優さんのお一人だと断言させていただきます!!!
「夜明けには好きと言って」のスピンオフ。
時間軸的には「夜明け~」後半くらいからの同じくらいの時間の裏側の物語といった感じでしょうか。
ま、これだけでも聞けますが。
よっちん(吉野さん)演じる新二が実にハマっておりました。
ホストはやってるけど客に媚びるわけでもなく、客を金ヅルのようにしか思ってないところもあるから時に横暴というか容赦がないというか。
「ワル」って感じで、口調とかもどっちかっていうとチャラいとかじゃなくて、そういう「輩」的な感じ。
前作では完全に嫌な奴という印象でしたが、こちらでも最初はその印象のまんまです。
それが津久井と出会って、津久井の真っ直ぐさみたいなのに触れて、戸惑って。
自分を恐れもせず「やさしい」とさえ言われてどうしたらいいのかわからなくなるような。
どこかいたたまれないような。
自分の感情がよくわからなくて、自分なりに理由づけをして。
でも、本当はそんなもの必要なくて。
でも、理由なしにはどうしたらいいのかわからないようなところがあって。
少しずつ変わっていく新二が、変わろうとしている新二がかわいく見えました。
一方の小杉さんの津久井。
正直、小杉さんて独特のトーンで喋る印象があって時にクドく感じるようなこともあるのですが、この津久井は非常に聞きやすいクセのない感じでした。
そして、普段よく耳にする低音のアダルティな声でもなくもっと穏和なやさしい声。
新二が「悪人」と言った感じなら、津久井は「善人」を絵に描いたようなとでも言うか。
やさしいんだけども、なんかどこか独特の大人の妖しさみたいなのは色っぽいシーンになると感じたり。
新二の過去がなかなか悲惨で、それであんなふうな人格形成になったのかなとも思ったけど、津久井と出会えたことで変わっていけるようでよかったです。
フリトはよっちん、小杉さん、矢尾さんでサラッと。
原作を読んでから聴くと、かなりな部分がばっさりと整理されていると感じる。
多分、あまりモノローグが多くなくて、各シーンの間が、断ち切れるようなクールな作りだからよけいそう感じるのかな。
原作ではとても印象的だった、ピアスを外すシーンも、CDではあっさり。
それでも、お話的には過不足ない。
多分、原作読まずにCDだけ聞いても、しっかりストーリーは伝わると思う。
CDで聴いてから、改めて原作を読む方がしっくりするかも。
新二の声は、原作読んでいるときから、はっきりよっちんくんで脳内再生してたから、予想通り、ぴったりだった。
十郎太様のお声をBLCDで聞いたのは、久しぶり。
包容力のある、落ち着いた大人って感じが、とってもいい
『顔焼かれたくなかったら、腹くくって働くか、金持って来い!』
泣きじゃくっている女の子に向かって、この台詞!!
金崎、チンピラすぎ!柄が悪すぎ!
吉野さんは原作を読んでイメージしていた通りの金崎でした。
そしてキャストを聞いた段階では、
津久井役の小杉さんがミスキャストでは?と思っていましたが。
物凄く包容力豊かな、優しい声で。
素敵な津久井でした!!もうメロメロです。
怒鳴り声とか震えるくらい柄が悪くて怖かった金崎が、
津久井と出会ってだんだん可愛くなっていく様子が!!
CDでもちゃんと表現されています。
ただ残念だったのは。
楽しみにしていたピアスを取り外す様子や濡れ場が、
さら~っとカットされていたことでしょうか。
私はBLに対してはプラトニック重視で。
二人が惹かれあっていく過程や葛藤がネチネチと
描かれているのであれば、濡れ場はなくてもOKと思っています。
そんな私がこのCDを聴いて初めて、
濡れ場カットを非常に残念に思ってしまいました……
受けの吉野さんのチンピラな声がかなり好きでした。
やさぐれたイヤなホストなんですが、ストーリーが進むにつれて、彼のことが愛しくてたまらなくなります。
ドラマティックに展開していくお話。原作がしっかりしてると、ドラマCDも面白くなるなァと思わされました。
砂原糖子さんの原作も大好きなんですよね。
攻めの十郎太さんもハマってました。
おだやかで優しくて包容力のある大人のオヤジそのまんまでした。
他の方も書かれてますが、濡れ場カットは本当に残念!私もピアスを外すシーンが大好きだったもんで。
けど、ドラマCDであのシーンの色っぽさを再現するのは無理あるかも。
以前自分のブログに「夜明けには好きと言って」とまとめて感想を書いていましたが、今回聴きなおしたので改めて書き直します。
小説を忘れていると、細かい部分が気にならなくなるので、以前の評価よりは神寄りの評価ですが、やはり、病院シーンが少なかったことは残念だったので、満点には至りませんでした。以前の感想は以下のとおり。
よちのくんの本領発揮。チンピラ演らせたらピカイチでしょう。
作品の仕上がり的には★5つでもいいかと思ったんですが、
こっちも女性絡みのお話はスルー。
特に、元カノの「お母さんになってあげる」っていう台詞は重要だと思うのですが、
それが無かった…残念。
で、どうしてもヴィジュアル面のものはCDで表現しづらいのでしょうが、
ピアスを一つずつ外していくシーンは、もう一つ工夫が欲しかった。
それから、最後の方の病院シーンも短くて残念。
いっそのこと、2枚組みにしてくれればよかったのにと思いました。
過去の感想を読んで、そうだった、そんなところも不満だったんだと思ったのですが、チンピラホスト金崎(CV.吉野裕行)のいきがって強がって自分を傷つけて、やっと今の自分を保っている感じは痛いくらいに良く伝わってきました。
実は津久井役の小杉十郎太さんは私としては苦手な声優さんだったのですが、津久井はムリに低い声を出さず自然体で落ち着いているので、好感が持てました。いつもこのくらいだったらいいのにと思いました。
(私には、十郎太さんの低音は無理して出しているように聞こえるんです。)
津久井の友達オカマの三木乃(CV.矢尾一樹)も外せないキャラです。
矢尾さんのハスキーボイスがオネエ言葉を話すのがいいのです。
ブックレットのショートショートは退院祝いで飲んだ日の晩から翌朝のお話。
金崎のこれからの人生が温かいものでありますように。
「夜明けには好きと言って」の嫌な奴・金崎と聞き比べてね。