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CDではスペインのビセンテ側視点から幕があがり
そちら側の心情も丁寧にすくいとってくれる親切設計でした。
やっぱり二枚組みだとそういうとこが贅沢できて良いですね。
歴史上の有名人もぞくぞく登場、意外に本筋でないとこでも
ほろりとさせらてしまう二期シーズン。
脇の声優陣も本当に見事かつ豪華でした。
エリザベス女王の登場シーンは、海斗と一緒に思わず圧倒されました。
そしてこの巻、原作お読みの方には周知のごとく
とんでもないとこで切れちゃってます…。
そこに辿りつくまでにも色々あって
海斗と一緒にドキドキハラハラ
恋愛方面でもちょこっと心情面の進展があって
そこもドキハラ、胸の動悸がとまりません。
ほんとに色々てんこもりな幕あけでした。
今までナイジェルにさっぱり触れませんでしたが
ナイジェルもほんとに魅力いっぱい。
(実は私はナイジェルが一番好きなんですよ…)
その一途で真面目なナイジェルを思う男キットもこの巻からご登場です。
(キットの中の人がこれまた一番好きな声優さんでした。三木さんです)
三木さん、相変わらず素敵な役者ぶりでした。
キットが三木さんなせいで俄然キットの恋を応援したくなる私(おいこら)
原作の先が本当に気になります。
二期はほんとに3巻分揃えてから聞き始められますよう
強くお薦めしてしまいます。
精神衛生上、絶対そのほうがいいですよ!
順風満帆に思えた航海生活でしたが、今回からカイト(福山さん)の立場をめぐりきな臭い感じになってきます。意気揚々と船を下りた途端、女王陛下への謁見が待っており……。
今回からキット(三木さん)とウォルシンガムが登場してきます。
その他シェイクスピアなど歴史上の人物もわらわら出てきて、登場人物の多さに、集中して聴いていないとおいて行かれそうになります。
キットの何とも言えない胡散臭い感じ、三木さんが凄く嵌っていて良かったです。
脇役の方々もそれぞれ人物のイメージを壊すことなく、素晴らしい演技をされていて驚きました。
特にエリザベス女王との謁見のシーンでは、女王役の方の威厳が凄く、福山さんの緊張した声と相まって、聴いてるこっちまで硬くなって手に汗握りました。
これだけ登場人物が多いのに、雑にならないどころか世界観に深みまで出ていて本当に圧巻。総合的な完成度では、今まで聴いたBLCDの中では一番だと思います。
そしてそして、恋愛面も緩やか~に進展してきてます。
ようやくお互いの気持ちを理解し合ってのキスが、何とも言えず色っぽい。
亀の歩みレベルではありますが、このもどかしい感じがたまりません。
しかもジェフリーがいちいち嫉妬してて、悶えそうです。ナイジェル(小西さん)とカイトを取り合ってるシーンとか、聴いててにやにやが止まりませんでした。
ジェフリーのくっさいセリフも、この世界観、あの容姿だから許せるというか、恥ずかしいのにもっと聴かせて、という気分に……。
カイトのワガママな坊ちゃんっぷりも聴いててイライラしてましたが、これからの心の成長を、福山さんがどのようにして演じられるのかとても楽しみです。
この巻から絵師が彩さんに変更になってます。美しいジャケットにうっとり。
この巻から船を離れ、次まで宮廷での話になります。
実在の人物もたくさん登場。マーロウ、エリザベス一世、シェイクスピアetc.偉人ばかり。
特にエリザベス一世の貫禄はすごいです。聴いているこちらまでなんだかかしこまってしまいます。
もちろん、三木さんのマーロウ(キット)も遠近さんのシェイクスピアも良かったです!遊び人と素朴な人柄、素敵に表現されていたと思います。
聴きどころはやはり、福山さん演じる海斗の女性役での舞台でしょう。歌うシーンは福山頑張っておられました(笑)。
最後は海斗が殺人犯にされかかるところで終わります。原作もそうですが毎回引きが上手いシリーズです。
第4巻プロローグは王への報告書を書きながらのビセンテの内省から始まります。
そしてサンタ・クルズ侯爵の呼び出しに応えて謁見に向かい、
その待合の場でセルバンテスと出逢う、それがトラック1。
報告書の内容や海斗の処遇についての侯爵との緊迫感のあるやり取りがトラック2。
第9巻のトラック2、ビセンテによりスペインへ攫われた海斗が
リスボンにて病床のサンタ・クルズ侯爵と対面する場面と並んで、
どうしても何度も聴いてしまうトラックです。
そうです、サンタ・クルズ侯爵閣下&セルバンテスメインの回でございます。
とは申しましてもわたくし特に小父様が好きという訳ではなく、
とにかくお二方の演技が素晴らしく、ただただ聴き入ってしまうのです。
大人の男性三人の硬い言葉遣いによる会話劇も非常に耳に心地良いです。
同時に、第4巻は厳しい競争の中を立ち回っていくビセンテの決意や、
静かながらも強く燃える野心の揺らめきと共にフェードインしてくる
太鼓の音と共に始まるメインテーマの入りが殊の外素晴らしく、
2014年現在、18巻まで出されておりますが、この第4巻のオープニングが
今のところ一番好きです。ぞくぞくさせる快さと緊張感のバランスが最高で、
何と言えば良いでしょうか、とても舞台的な、印象的な出だしだと思います。
第2巻・第3巻だけは恒例のオープニングテーマでなく、凪いだ海のような、
これもおなじみの曲調で、そちらの方も勿論素敵な曲なのですが、
第4巻からまた元の雄大でアップテンポな方に戻ってくれてとても嬉しいです。
冒頭場面との兼ね合いにもよるのでしょうが、これからもそのままでいて欲しいです。
それにしても丸山詠二さんのサンタ・クルズ侯爵は本当に珠玉の演技ですね。
検索するとこの閣下の肖像画はすぐ出てきますが、そう!この人なのよ!
と思わずにはいられないほど、丸山さんの演技と実際の閣下のお顔がリンクします。
史実とフイクションは勿論異なりますが、少なくとも松岡さんの解釈された侯爵を
永山さんは完璧にモノにしていらして、聴き惚れるばかりです。
諦念、高揚、憤り、皮肉な気持ち、峻厳さ…閣下の複雑な感情そのままの
多彩な抑揚を自在に操られる演技には確かな経験と技術が感じられて、言葉も無いです。
そしてセルバンテスもまた素晴らしいですね。実際にどういう人だったかはともかく、
松岡さんの描かれるセルバンテスが上田燿司さんにより見事に演じられています。
軽妙洒脱な言動、茶目っ気と機知に富んだ会話、祖国と王への篤い忠誠心…
本当に魅力的な人物です。また、個人的に、このセルバンテスの言葉を聴いていると
励まされるような、元気の出るような心持にさせられます。
結果がどうなろうとも恐れず前向きに生きていくことの大切さ、
人生において辛い時でもユーモアを忘れないようにすること、
勿論、いざ実行するとなるとどれも難しいことですが、
少なくとも、勇気をもらえるような気持ちになると言いますか…。
これから大きなものに立ち向かっていくビセンテはなお励まされただろうなと思います。
そのような訳で、冒頭のビセンテの強い意志と相まって、この第4巻は
色々な意味で自分の気持ちを上げてくれる特別愛着のある巻です。
(一切触れませんでしたが、勿論その他のトラックも素晴らしいのは
言うまでもありませんので(^o^;))
悶えのフレブラCD、四巻です。
が、最初一瞬「?」となりました。
というのは出だしがビセンテ(大川透さん)の報告書のシーンからで、タイトルコールの前でしたので。
そこから小姓のレオ(宮田幸季さん)との会話がなかなかに微笑ましく続き、セルバンテス(上田燿司さん)との出会い、サンタ・クルズ侯爵(丸山詠二さん)への謁見となります。
この辺りを聴きますと今回はメインがスペイン側なのか?という雰囲気。
序盤がずっとスペイン側なものですから、ジェフリー(諏訪部順一さん)ラブなわたしには物足りなさもあるもののかなり重厚。
イングランド側は、宮廷へ海斗(福山潤さん)が道化師として潜り込むことになります。
三木眞一郎さんのキット素敵…まあ、ジェフリーの方が素敵ですけどね!(笑
この宮廷話は、キットとティルニー王室饗宴局長とのやり取りがすんごい笑えます。
このティルニーさんはどなたが演じられていたのだろうか…
このシリーズすごいよなあと常々感じますのは、皆さま上手い!(当たり前?)
今回は特にビセンテとセルバンテスとのやり取り、ビセンテとサンタ・クルズ侯とのやり取りが、BLCDという枠を超えております。
昔聴いたラジオドラマ(非BL)のベテラン声優さんたちの演技が思い浮かびました。
この部分だけ聴いていると歴史絵巻のCDでも聴いているとかのようです。
日本人の高校生・海斗(潤)が大航海時代にタイムスリップして
歴史の知識を武器に占い師として
イングランドの海賊ジェフリー(諏訪部)の船に乗り込み大冒険!
というシリーズ4です。
・・・私、実は、大航海時代って全然知識ないんですよねぇwww
あらためてキャストを調べてみないと誰と誰が実在した人物なのかわかりませんでした。
さすがにシェークスピアとかはわかるよ?
諏訪部順一(ジェフリー・ロックフォード)
福山潤 (東郷海斗)
小西克幸 (ナイジェル・グラハム)
大川透 (ビセンテ・デ・サンティリャーナ)
堀内賢雄 (フランシス・ドレイク) ←※実在イングランドの海軍提督(1543年 - 1596年1月28日)
宮田幸季 (レオ(レオナルド・バレーラ)
三木眞一郎 (キット(クリストファー・マーロウ) ←※実在イングランドの劇作家(1564年2月26日 - 1593年5月30日)
遠近孝一 (ウィル(ウィリアム・シェイクスピア) ←※実在イングランドの劇作家(1564年4月26日 - 1616年4月23日)
吉沢希梨 (エリザベス女王) ←※実在エリザベス一世(1533年9月7日 - 1603年3月24日)
長克巳 (フランシス・ウォルシンガム) ←※実在イングランドの政治家(1532年 - 1590年4月6日)
岩崎征実 (ルーファス・べレット)
上田燿司 (ミゲル・デ・セルバンテス) ←※実在スペインの作家(1547年9月29日 - 1616年4月23日)
高城元気 (シリル・モーズリー)
丸山詠二 (サンタ・クルズ侯)
栗山浩一 (ユアン)
増岡太郎 (トマス・ウォード)
株田裕介 (ハンズドン卿)
加納千秋 (ブランチ・パリー)
藤吉浩二 (ダニー)
土屋利秀 (リチャード・バーベッジ) ←※実在イングランドの俳優(1568年7月7日 - 1619年3月13日)
杉崎亮 (チャド)
丹沢晃之 (隊長)
近野真昼 (給仕女)
タイムスリップして海斗(潤)が歴史上の人物たちと
直接触れ合う興奮は、私にはわからないですw
シリーズ4は、イングランド側についてしまった海斗(潤)にとっては
敵方スペインのビセンテ(大川)の語りからスタートします。
ビセンテ(大川)は、タイムスリップした海斗(潤)を一番最初に見つけた人物ですが
うっかり海斗(潤)がスペインの敗北をもらしたせいで
激怒して海斗(潤)を傷つけてしまうんですよね。
そんなこんなで海斗(潤)は、イングランド側についてしまったんだけどw
ビセンテ(大川)は、一時の感情で海斗(潤)を敵にまわしてしまって
それを大後悔し、海斗(潤)をふたたび我が手に!と画策します。
さて、舞台はロンドンへ!
海斗(潤)は、エリザベス女王の元で審問されます。
レスター伯ロバート・ダドリー、ウォルター・ローリーなど
ボイスはないけど実在の人物の登場も。
しっかし恋愛事情v
ジェフリー(諏訪部)の情夫?シリル(高城)に嫉妬するのに
キスまでしかダメ!っていう海斗(潤)は
どんなサディストなのか!!!
ジェフリー(諏訪部)の自制心も、たいがいにせいよヾ(*`Д´*)ノ"
そんな自制心いらねーよw
ナイジェル(小西)も海斗(潤)が好きなくせに
すんなり譲ってんじゃねぇよw
そんなナイジェル(小西)はキット(三木)に求愛されてますw
海斗(潤)の貞操を大事に大事に描きます。
私にとっては、『FLESH&BLOOD』は、非BLですw
乙女系ドラマCDといった感じ。
エロは苦手vでもちょっとBLに興味があるって人向けにいいかも。