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シリーズ二作目。
良くいえば、
俺様で情熱的な王様と、たおやかで美しい神官の恋のお話。
悪くいえば、
国を治める責任感のない色ボケ王と、なよなよ女より女々しい神官の恋のお話。
バカップルとしては正しいけど、「王と神官」としてはモニョモニョモニョモニョ…。
だってさ、外国から兵隊が押し寄せてきて今夜にも急に戦争がはじまるかもしれないっていう大変なときに、なんで恋人のところへ行ってセックスするんだよー。
作戦行動は臣下に任せるとしても、そんなときは寸暇を惜しんで兵隊を鼓舞したり、とにかく姿を見せてみんなを勇気づけるのが王様の役目なんじゃないのかと。
敵の呼び出しに応じて単独で敵城に向かうとかさ…これ、私も若いときなら「かっこいいー!」と思ったかもだけど、分別ついた今はただの無謀バカな中二病としか思えないです。
ただ、濡れ場は聴きごたえまんてんです。
普通ならあり得ない言葉をじゃんじゃん使って、中井さんがワイルドに言葉攻めしてました。男らしい色気たっぷりの攻め様でした。受ける千葉さんが、これまた色っぽい。
冷静な頭で聴くと笑えてしまうから注意が必要ですがw、世界観にどっぷりひたって聴くと、うっとり萌えることができるんじゃないかなと思います。
王×神官シリーズ第2弾。
両想いにも関わらず、1作目よりも惚気度が増してます。
ふたりきりの時は勿論のこと、官の前でも、敵の前でも。多分収録時間の3分の2は惚気てんじゃないかな!すげぇ。(涙目)
2作目にしてようやく悟りがひらけてきました。
バカップルの国を巻き込んだ壮大(?)なる惚気話を愉しむためなんですねこのシリーズは。
そこさえ押さえておけば、怖いものなんて何もないんだい!
国なんていらない、冴紗さえいればいいとか言ってます国王サマ。
いいぞー!それでこそ羅剛王だ!…と思いきや、そんな羅剛王にも一応王としての責任感があったみたいで(残念だ…)戦に向かうことに。
何やらバカップルに似合わないきな臭い展開ですが、国レベルのお話なのに個人レベルで収束してしまうミラクルさに安心しました。それでこそ神官シリーズクオリティ。
そして、冴紗さまが羅剛王に向けて言った「あなた様のお情けをいただいたものです!」が最高に面白かったです。
一触即発のあの状況下でこの台詞を叫ぶことができる冴紗さまのセンスには言葉もありません。お腹イタイよ~
声優陣は、前作に引き続きスバラシイです。熱演。
中井さんの言葉責めが聴けただけで危うく萌評価をポチっとしそうになりましたが、ストーリー性という意味では評価しようがないというか、ストーリーってあるのかな。言い過ぎ。