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初聴時は大分前です。遊佐さんのお声目当てで聴きました。その際は原作未読でした。でも、その後ロッセリーニ家シリーズに興味を持ち、原作全て読みましたし、ドラマCDも3作共聴きました。
この作品は、ひたすら遊佐さんの敬語攻めに萌えていました。
私の中で、どちらか一方が敬語・丁寧語を話す・・・という設定に萌える・・・というのがありまして、この作品はまさに、攻め様が受け様に仕える立場なので、敬語・丁寧語攻めだらけで、キュンキュン萌えながら聴いています。
原作未読時でも、お話自体分かりやすくて迷子になる事はありませんでした。ただその頃は、「支配者の恋」等のシリーズも未読だったため、ルカに接触してきた、良い人過ぎる和輝、何か裏があるんじゃ・・・とずっと疑いながら聴いていました。そして、聴き終わった後、ちゃんと良い人のままで終わってくれてよかった・・・とほっとした・・・という記憶も鮮明に残っています。
冒頭の方を聞いただけで、ルカとマクシミリアンの基本的な流れ?はこう転がっていくんだろうなーっていうか、そういう心情だったんだろうなーってのがベタな感じでそれなりに読めるお話ではあります。
ほんの大筋だけですけど。
それでもそうなって行くだろうなーってのはわかってても面白かったです。
切ない感じですしね。
後半はルカが切ないし、マクシミリアンは基本的に感情出さないようにしてるけどもいろいろと逆にこっちが想像しちゃうと切なかったり…。
ルカは元気というか無邪気というかわりと真っ直ぐに育った感じがします。
特殊な家庭環境だから友達が出来なかったりとかいろいろ悩みはあったんだろうけども、そのわりにはひねてない。
ちーちゃんの声もこれくらいの少年ボイスは聞きやすくていいなと思いました。
マクシミリアンは逆に抑えて抑えての常に固い感じで。
マクシミリアン自身敢えてそういうふうにルカと接しようととしてる部分があるから普通以上に声とかが業務的になっちゃうというか機械的な感じがしました。
そんな遊佐さん、初めてルカと出会う15才ボイスもやってましたが(レオとエドゥーもいたが、こっちは別キャストが子供ボイスしてた)既に落ち着いた感が(笑)
いや、でも、いろいろ自覚前なのでまだまだ感情はあるんですけどね。
そんな2人が日本に来て一緒に暮らすんだけども。
軽快な包丁さばきから、マクシミリアンがスーツの上にフリフリエプロンを付けて、テキパキ料理してる姿を想像してしまい苦笑…。
しかも、声は遊佐さんー☆
並ぶ料理は栄養バランスを考えられたイタリア料理。
って、ルカが羨ましい!!
ええ、ホント、ルカが羨ましいですよ。
マクシミリアンに守られて。
更には、ご学友になりました和輝にも超世話焼いてもらってるし。
もうこの和輝が好きでしゃーないです。
鳥ちゃん最高ですvv
登場時から何か含みがあるのかと思いきや、最後までイイ人だったことにびっくりでした。
お話はお話でよかったけども、むしろ、それより和輝のことが気になって仕方なかったです。
1の『略奪者』に続いて2なんですが、なんとっ!遊佐さん×千尋たんじゃないか!!!
1はマフィアのトップとして采配を振るう、おおらかさもありながら孤独な男と、それに惹かれていく青年の物語。
後半のスケール感がそれなりによかったんだけれども。
で、2では外の世界が見たくてたまらない20歳の男の子とそれをストイックに守る男…
なんですが。
うーん、原作がいかにもお守りいたす系で自分的に好みじゃないのか、
遊佐さんがそれっぽくないのか…自分的には不発でありました。
千尋たんも可もなく不可もなく。
育ちのよさみたいなのはすごく成功していたんですが、童顔でカワイイイメージかといわれるとなんとも微妙。
どうしても千尋節って美人声になるからねぇw
でも、自分的な地雷はやっぱり遊佐さんだったゴメン。
声質的にあたたかすぎて不器用さやお硬さが足りないのよ。
反対に、脇役のくせに異様な存在感があったのは和輝(鳥海さん)で、
ところどころ意味深発言ありすぎて…
和輝の胸中のほうにドラマを感じたw
マクシミリアンには申し訳ないが、ひそかに和輝とルカのほうになんかあるのを激しく期待してしまったじゃないか…!