野性的な王子×大学生で贈る甘く危険なエキゾチック・ラブ続編!

求愛者の恋

kyuuaisha no koi

求愛者の恋
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神17
  • 萌×213
  • 萌3
  • 中立2
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
7
得点
148
評価数
36
平均
4.2 / 5
神率
47.2%
著者
岩本薫 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
蓮川愛 
媒体
小説
出版社
角川書店
レーベル
角川ルビー文庫
シリーズ
略奪者―ロッセリーニ家の息子
発売日
価格
¥590(税抜)  
ISBN
9784041000892

あらすじ

大学生の和輝は、運命の相手・マラーク王国王子アシュラフと結ばれ、今は遠距離恋愛中。ある日、アシュラフが緊急来日し、久々の逢瀬を楽しむが、和輝が慕っている伯父の部下・久遠に目撃されてしまい!?
(出版社より)

表題作求愛者の恋

アシュラフ,29歳,アラブの王国の第一王子,実業家
東堂和輝,21歳,大学法学部4年生・

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数7

続編です

「誘惑者の恋」の続編です

実は、勘違いでこの作品から読み始めたのですが・・・
やっぱり続編で??だったので、即、前作品を読みましたw

吊り橋効果ではありませんが、とにかくいろんな事があり過ぎた
2人ですが・・・(これぞアラブ的な経験をして・・・)
今回は恋人になってからの苦悩編です

身分違い・遠距離・年齢の差・男同士とかあて馬現るなど
2人の間に問題が生じてきて
かなり苦しい話になっていましたが
結局は受け様の親御さんに打ち明けるまでになりましたw
そしてプロポーズ!

ゴージャスな世界観!たまりませんね!

4

続編で落ち着くとこに落ち着いた

何が良かったって、和輝とアシュラフの続きが読めた!
くっついたは良いけど、夏休み終わった後どーするんだ、遠恋?和輝もマラークに行っちゃう?と思ってモヤモヤしてたのがスッキリしました。

そして今回はカミングアウトだらけ(笑)
BLあるあるで関係者みんながゲイ。

前巻でルカにバレる時はどんなだろって思ってましたが、そうくるかー。意外とあっさり。でもその後で両親へのカムアウトは、確かになーアシュラフならそうなるかもなーって思いましたが、うまくクリアできてよかった。さすが母は強よし。教師だったのも要因の一つかもしれません。あー、一番はアシュラフのお母さんにも配慮したプレゼント攻撃だったのかも。
現実はそんな事無いんでしょうけど、理想ですよね〜

日本に出来るだけいたいからって、東京、京都、軽井沢に家を買うなんてやっぱセレブ…

1

互いを思うが故の不安

恋シリーズも本作で5冊目になりましたね。              
同カップル誘惑者の恋に続いての続編になります。
前回は密かな恋心を抱いていた兄を迎えにいって
そこで攻め様と運命の出会いをし、燃え上がるような
恋をした受け様と攻め様でした。
そして今回は・・・・
忙しく世界を飛び回る攻め様と、大学の卒業を控え
超遠距離恋愛をする二人のその後です。
毎日世界中のどこからでも受け様に思いを届けようと
するかのようなプレゼントが受け様に届く日常。
でも、受け様は同性として与えられてばかりいる事に
戸惑いがあるのです。
攻め様の気持ちが分かるので強く拒むことも出来ず・・・
受け様は攻め様と対等とまではいかなくても
いつか攻め様の為に自分が何をするべきか常に悩んでます。
ただ、愛されるだけでなく傍にいるために・・・
そして兄が異国へ行ってしまったので今度は自分が両親を
支えていかなければといつの間にか力は入っている。
会えないことに寂しさや不安はあっても欠かさずに連絡を
くれる攻め様に日々愛しさと切なさが増してくる。
そんな中で受け様は幼なじみで兄のように慕っていた外務省の
幼なじみと再会、久しぶりの再会で二人で夕食を
そこに思いもかけず攻め様が現われて・・・
悦びに胸をときめかすのですが、幼なじみの手前感情を抑える。
そして攻め様と幼なじみの会話を聞いていると自分はまだまだ
子供で未熟だと痛感してしまう。

二人の関係が幼なじみにバレて、受け様は立場の違いや
これからの困難を説かれ、別れるように苦言を言われ
自分でも何処かで感じていた事をバッサリ言われ、
攻め様の秘書にまで同じような事を言われ傷ついてしまう。
その不安が態度や言動に出てしまい、攻め様を傷つけてしまう。

立場や年齢なんか関係なくお互いが不安でお互いを思うが故に
些細な事ですれ違ってしまう二人。
短い逢瀬の中でぎくしゃくとしてしまい落ち込む受け様。
そして攻め様も一人、悩んでいるのです。

前回は一気に燃え上がるような恋だったけれど今回は
その恋をいかにして長く二人で一緒にいるためにはどうすれば
良いにかをお互いが迷い手探りで模索していくお話でした。

6

恋を続けていくために。

シリーズ続編がまさかの前作CPの続編ということでつい読みたくなってしまいました。
だって、和輝のこと「ロッセリーニ」時代から好きだったんですもの。

そんな和輝が前作「誘惑者の恋」でアラブの王子・アシュラフとくっついて。
今回はその蜜月の後の遠距離恋愛からスタートです。

多忙を極めるアシュラフは世界各国を飛び回りじっとしていない。
そんな中でも毎日和輝宅にプレゼントを贈ることを欠かさないのだが。
仕事の途中で日本を訪れたアシュラフと久々の逢瀬を楽しんだ和輝はそれを久遠に見られてしまい…。

遠距離恋愛の難しさ。
身分違いの恋の難しさ。
どちらもお互いの気持ちが寄り添っていなければ乗り越えられないもので。
それぞれに不安を抱えて、それをうまく拭えず。
2人きりなら言い間違えてもすぐに和解できるような些細なこともギャラリーがいるせいで和輝は素直に誤解を解くことができなかったり。
そうして、アシュラフのことを傷付けたことを後悔して。
そんな不安定な中でアシュラフの秘書・ユリウス、兄のように慕っていた久遠に2人の関係の危うさを指摘されてグラグラに。
そこまで揺らいでもアシュラフが安定していれば和輝も揺らがないのだろうけれど、アシュラフの揺らぎまで感じしまってはショックは大きい。
どんなに立派な人間に見えてもアシュラフもまた恋するただの人でしかなく、相手を思いやるがゆえの不安のようなものを抱えていたりするのだけれど。
それが、不安のただ中にある和輝には気付くことが出来ない。
擦れ違ってしまいそうな和輝を導いたがルカだってことには正直驚きました。
あとがきで作者さまもおっしゃってましたが、母親のような目でつい「成長したなぁ」と感慨深げにならざるを得ません。
ま、本気の恋ではルカの方が先輩にあたるわけですからそのアドバイスは活かさないと。
というわけで、和輝も動き出すわけですが。
アシュラフがとにかくステキでした。
わざわざ出向いて真実を告げて。
そこまでの覚悟があるのだと見せつける。
びっくりはするけれど本気なのだと一番わかりやすい形で突きつけてくれたようで、どこか「きゅん」とするのも非常にわかりました。

えちシーンはどれもなんというか甘かったです。
ラブラブ。
1回目は電話えちなんですが。
ここでも独占欲を発揮するアシュラフがなんかかわいいです。
そして、和輝はとにかくどのシーンも色っぽい。
蓮川さんの絵が色っぽいのもあるんですが。
にしても…。
カラーイラストで電話えちシーンがあるにもかかわらず、中の挿絵にも構図の違う電話えちのイラスト。
いや、ごちそうさまなんですが。
とにかくどのアシュラフもとても色っぽくてステキでしたvv

個人的にはユリウスのスピンオフとかあると嬉しいかもv
そして、この作品もCD化されたらいいのになー。

4

二人の間にある数々の障害…

恋シリーズ五作目。
前作に続いてアシュラフ×和輝です(´∀`*)

舞台を日本に移して当て馬登場と身分の違いで悩む…という内容なんですが、嬉しかったのがロッセリーニシリーズのルカの登場。
和輝が寝てる間(と思ってた)にマクシミリアンとイチャつき、アシュラフと遠恋中の和輝にテレフォンセックスさせるキッカケ作るという(〃ω〃)
それだけでなく、アシュラフとの関係でグラつく和輝へ的確なアドバイスをあのルカがするんです!
あのルカが…と、成長ぶりか眩しかった〜(*´ω`*)

ルカの成長さておき、アシュラフが和輝との仲を盤石なものにするための行動にはビックリ。
そんな重要なこと、打ち明ける前に要相談じゃね?と思ってしまいます…( ̄▽ ̄;)

それにしても表紙はいかにもアラブなんで、舞台がアラブかな…と期待膨らませて買われた方は拍子抜けしちゃうかも?
とはいえ今回も蓮川先生のイラストは美しく、内容もセレブな気分を味わえるわ懐かしい顔は見られるわと、個人的にオイシイ一冊でした(*´Д`*)

4

ハートブレイク in トーキョー

「誘惑者の恋」の続編。
アラブの第一王子と普通の日本の大学生の恋、その後となります。
前作「誘惑者の恋」で結ばれたアシュラフと和輝は、そのまま一緒に超リッチ超セレブなバカンスを過ごしたらしいのですが、夏休みが終わり遠距離恋愛に。
遊びに行った親友のルカ・ロッセリーニの家でルカとマクシミリアンのラブシーンを目撃し、自分も収まらなくなった和輝は思わずプライベートジェットで上海に向かっている最中のアシュラフに電話をかける…となれば流れはテレフォンH!
しかし、メガリッチのアシュラフは、電話を切った直後上海の商談をキャンセルし和輝を実際に抱きに東京へと目的地を変えるのです…
というように、本作の舞台は東京です。
そして、本作では2人の仲を裂こうとする人物が登場!
和輝を小学生の頃から可愛がっている兄貴分で外務省職員の久遠武士。
もう1人、アシュラフが仕事を疎かにする事を良く思わない敏腕秘書のユリウス。
この2人により、和輝とアシュラフは国も年齢も立場も違う、分不相応、うまくいくわけがない、アシュラフの仕事の邪魔、離れていれば護る事など出来ない、などなどコテンパンに反対されます。
心が揺れ動く和輝はアシュラフともギクシャクして…その上、その隙を突くように久遠が和輝に告白してきて!…
ですが、ここは前作の反転というか、離日するアシュラフのリムジンを和輝がバイクで追うのです。(アシュラフはヘリで和輝を追いかけましたけどね)
アシュラフが向かう先は…?
読者としてここは驚きました。
なんと、王子アシュラフが和輝の実家に行くのです。エプロンに突っかけサンダルのお母さん…お察しします…そして実家に行くとなれば…「息子さんを下さい」イベント勃発です!
ここまでの誠意を見せれば、久遠もユリウスも和輝両親ももう了承するしかないですよね。
ラストは、クリスマスをNYで過ごすアシュラフと和輝のエピソード。
もう金持ち羨ましい〜和輝羨ましい〜しか出てこない。

1

東京の地で、お互い悩んでいます…

表紙は砂漠の地でため息が出そうなうっとりする二人なのに、中身の舞台は東京。
異国の世界観に浸る事が出来た前巻と比べ、今回は遠距離恋愛、身分違い、年齢差、経験値の違い、二人の恋に反対する人物の登場といっぺんに恋愛の障害フラグが立ってしまった内容。

前巻と今巻とでそれぞれに違うアシュラフの顔が伺えたが、個人的には世界を常に飛び回るやり手のビジネスマンよりも、砂漠とベドウィンの世界での野性味溢れるアラブの王子の顔のほうが好きだ。

また、和輝のほうも自らの恋愛に思い悩み、本来の伸び伸びした所が見られなかったのが今回惜しい。
等身大な範囲で何とか前向きに行こうとする彼に対して、アシュラフってばそう来るか!!
というど直球さが何とも…。

ところで、ロッセリーニ家関係の話を幾つか読んでみて、受けの中では和輝が一番男にモテるタイプっぽい気がするのだが…。
彼自身が将来に向けて頑張る程、また新たに当て馬が出てきそうで当分遠距離恋愛を強いられているアシュラフも気が気でないかもね(笑)。

3

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