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まずは、胡蝶の誘惑。
森川さんって
基本的にはキリッと2枚目な声の方が多いし
そっちが好きだって人がほとんどだと思うんですが
この叶野のような、気弱なヘタレの役をやらせても
オドオドした感じや、どもる感じなんか抜群に上手くて
引き出しの多さと、声に感情を乗せる事の上手さを改めて実感しました。
しかも、この叶野。
気弱でオドオドしてるくせに、こっぱずかしいことも口にしちゃうもんだから
聞いてるほうはタマリマセン!w
特に、間違えて薬を飲んでしまって、妄想と現実の区別がつかなくなった時の
切羽詰ったエロさはまじヤバかったw
グレッグの高橋広樹さんの
あまり感情が表に出ない演技とのコントラストが面白かったです。
ただ、私がすごく気に入ってた
ラスト近くの、ダグラスとのニアミスシーンが入ってなかったのがすごく残念。。。
他にもけっこう削られてたけど
原作読んでなければ、充分楽しめると思いますよ。
余談ですが、瀬川@千葉さんがすげーーヤなヤツ全開で良かったw
千葉さん、こういう役はまり役ですよね^^;
そして、追憶の獅子の方ですよ!
胡蝶の誘惑と全く違って、シリアスなドラマになってました。
つか、緑川さんの諒一がほんと秀逸で
原作では泣かなかったシーンまで涙が出てきちゃいましたよ!
のぼーーーっとしてて人の良さそうなダグラス@子安さんも
なかなかにイメージどおりで
こちらも、諒一とダグラスの温度差が激しくて
そこがまた良かったりしました。
ラストのシーンも、原作のまま再現されてて
古いフランス映画のラストを見てるようで、すごく良かったです。
チャールズ@代永くんも
諒一に甘えてわがまま放題の頃と
人として成長した数年後と声のトーンを変えてて
年齢が上がっただけじゃなく、中身も大人になったことが良くわかりました。
どうしても、これだけのドラマを1枚のCDにまとめるとなると
すべてのシナリオを網羅する事は不可能なんでしょうが
この黒版2作品に関しては
ちゃんと押さえるべき所は押さえて上手くまとめてた方じゃないでしょうか。
評価、すごく悩みました。
個人的に、森川さんの熱演には文句なしで神評価なんですが
やはり、どちらもかなり壮大なシナリオだったので
それぞれ1枚に詰め込んだことで削られたストーリー分をマイナスってことで
萌え評価にさせていただきますね。
2枚組で2話入ってます。
胡蝶の誘惑(エロス)
(グレッグ・メイヤー)高橋広樹×森川智之(叶野史生)
千葉一伸(瀬川武彦)
代永翼(チャールズ・ブラックフォード)
三宅健太(ブライアン)
保村真(テオ)
受けが深刻な痔という設定ですw
攻めは痔の手術をする医師。
詳しい内容は・・・
原作本レビューへ書いたんで割愛しますが
おもしろかった。
モリモリのキャラが妄想癖なので、これはこれで設定からして
強烈におもしろいんだけども
広樹のグレッグも、予想以上に良かったよ!
広樹さー「傷だらけの愛羅武勇」のときも良かったけど
この人ほんといい演技するよね。だいすきv
あと地味に、健太の執事も良かったよv
追憶の獅子(キング)
(ダグラス・ボールドウィンJr.)子安武人×緑川光(都倉諒一)
代永翼(チャールズ・ブラックフォード)
小田久史(幼少時の諒一)
増谷康紀(アーサー・ブラックフォード)
三宅健太(ブライアン)
原作本レビュー
これね原作がすごく良かったんだけども
原作のイメージとキャストが微妙に自分の予想とズレた。
あとねこのお話だけで2枚組にしてほしかったんだよね。
そんくらい好きなお話なんだぜぃ。
代永のチャールズは、ぴったしvって感じでした。
『胡蝶の誘惑』
今まで聞いた中でこんなに「くだらない」と思ったのは初めてかもしれません。
いや、内容が「聞く価値がない」という意味ではなくてね。
何を君たちは真剣に真面目な顔でお尻の話をしてるんだって感じの。
叶野にしてもグレッグにしても真面目だから余計におかしく感じるんですよね。
それを楽しむコメディなんでしょう。
森川さんの受っていくつか聞いてますが、これが一番かわいいかなぁ。
特に妄想時のとかすごいですよね。
こんなセリフ言う森川さんて聞いたことないかも。
そして演者としての芸の幅を感じますよね。
もう、叶野ってばちゃんとかわいいんですよ。
かわいくおねだりしたり喘いだり泣いたり。
高橋さんのグレッグも真面目な人物だってことが伺えて。
最後のトラックのゲイビデオ談義にまで真面目なのが非常に印象的でした(笑)
『追憶の獅子』
「胡蝶~」とはうってかわって静かなというかシリアスな物語。
大切なものを守りながらどこか自堕落な生活を送る諒一。
そんな諒一の前に現れ好意を隠さないダグラス。
ミッションを完遂するために安易な手段を取る諒一だったけれど、次第にダグラスのどこまでも寛容なところに安らぎを覚え始めて。
緑川さんの諒一がなんていうかすごいしっくりきてました。
意地っ張りでひねくれてて。
それでいて色気があって。
子安さんのダグラスも温厚そうなイイ人な感じがステキでした。
ミッションのためとはいえあっさりくっついたので原作未読の私はどうなるんだろうな?と思ってたんですが、そこでちょっとした展開があって。
うまくまとまるのかなと思ったら、更に2年。
最後も余韻を持たせる感じで明確にはなってなくて。
でも、きっとそうだろうなと思わせられるラストでした。
原作未読です。
グレッグ・メイヤーと叶野史生のお話しだけなら
迷わず、萌×2だったと思う。本当に面白かった。
私的には、不謹慎でありますが、
元々、持病や特異体質を持っている
キャラクターの視点で、進むお話は当たりが多く好きです。
史生が持ってる病気は、BLでは成立しては
いけない気がするし、初めてで衝撃的、
考えた人天才だΣd(゚∀゚d)
それから既に仰ってる方もいますが、
叶野史生、というキャラクターも演じた森川さんもすごい。
みごとな、純真へタレ系でした。声をだして笑いました。