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bakuren
渇愛の続編なので、前作の原作を読むかCD聴くかしてないと訳わかんないので注意!
そして何とこれは原作本は出ていなくて、CDの完全書きおろしなんですねーー凄いな!吉原さん!!これで完結してくれてたらホント言う事無かったですよおおおお。
そうなんです、これもがっつり3枚組なんですが完結はしてないんですよ。
え、これから新たな新展開来るの?どうなるの、和也は和也は一体どっちの子なのーーってとこで終ってます。
いえ、待ってるんですけどね、完結編が出るのを(CDじゃなくて小説でもいいから)ずーーーっと待ち続けてるんですが!!夢は捨ててません(握り拳)
未完の件は置いといて前作と同じ位濃ゆい内容となっております、吉原節冴え渡っております、3枚を一気に聴かせる脚本力と実力派揃いの声優さん演技は流石。
前作で鬱陶しかった麻美ですが玲二の子を流産した事で正気に戻ったのかすっかり大人しくなってます、その代わりに登場するのがホストとなった玲二に一方的に入れあげる高飛車お嬢様。
相変わらずその美貌で女にもてまくる弟、玲二[攻]に反して、男にもてまくるのが兄、和也[受]
しかも暴走族のリーダーでこれまたカリスマ、エッジこと黒崎(成田さん)に気に入られ、弁天とか呼ばれて心底嫌がってる和也は今回も男らしくていいです!!
あと前作から玲二と和也の関係が進化していて、一方的に玲二が和也をむさぼっていた図から、飢える玲二に対して和也が与える、いや玲二に抱かれつつも抱いてやるという関係になってます。
しっかし和也、かっちょいい~~ここまで男気のある受はなかなかいないぜー。
そしてちょこっとですがほのかにラブい雰囲気もあります。おお~~よくここまで玲二を手懐けたなーー和也、凄い凄い!
舞台の空気感は昭和ですし吉原さん特有の語尾回しなど気になる人には気になるかもしれませんが、それも何もかもひっくるめて縛恋なんですよー!そこがいいのです。
冒頭で書いた様に新展開かと思わせて、以来10年音沙汰無しだしインターさんは倒産しちゃったしですがまだ諦めてませんから!
そしてそう10年思わせるだけの魅力を持った名作です。
渇愛からの続編です。義兄弟の二人〜
松本さん×子安さんのお二人の絡みが最高!とくに松本さんの男受けがゾクゾク、ジンジン来ます!
子安さん演じる超エゴイストのカリスマホストの玲二に松本さん演じるなんとも言えない魅力が溢れる和也、二人して魔性な存在〜ねじれまくりなはずなのに、シンプルでグッと心を揺り動かされる。さすが吉原作品!
今回も、またまた、モテモテ玲二が客の女性から一方的につきまとわれ、逆恨みされ、チンピラから待ち伏せをされ、ケガを負う。まぁ、玲二って存在自体が罪のような男だから…それにしても玲二を好きになる女性はおかしな執着心の強い人が多い。玲二が女性に嫌悪感が強いのもよくわかる気がします。私は、周りにいたら絶対好きにはならないけど、あれだけ自分の思うがままに振る舞える極悪男の玲二が結構、好きなんですよね。
このあたりから、和也も玲二もお互いに対しての気持ち、感情の変化が見えてきました。玲二を心配する和也、和也に対して自分と同じくらい求めて欲しいと思う玲二…
いつも感じるのですが、吉原先生の作品は、本来、人間が当たり前に持っている感情を映し出している。ですが、皆、世間体や相手に嫌われたり、拒絶されるのが怖くて、気持ちを押し殺している。ありきたりな小説なんかでは、愛は綺麗なものとして描かれ、一方で吉原作品での愛は、綺麗なもののようで、人や人生を変えてしまうほど醜く、恐ろしいもののように描かれているような気がします。愛は相対するもの…対峙するもの。
愛とは何か…絆…執着は愛ではない…愛は永遠には続かない…人を傷つける事の傲慢さと痛み…先生の作品はドキッとさせるセリフが多くて本当に感慨深いです。
「抱かせてやる、好きなだけ…対等だからセックスって言うんだ」こんなことを言っちゃう和也がかっこ良すぎます!
今回の二人は、ホテルでディナー&スイートでお泊まり、温泉に行ったりして、私的にはキュン萌えでした。温泉の道中、二人が食事中、逆ナンしてきた女性に対して、玲二が発した「自信過剰の発情期の雌猫」玲二だから許される言動〜(笑)恐れ多い、あのカリスマ玲二たちを逆ナンできる女性たち、本当に勇気があるなと。(笑)
和也×玲二の絡み、もっともっと聴きたい!和也、松本さんが大好きです!続編、強く強く希望します!
渇愛の続編、CDオリジナルストーリー。
みなさん、詳しく書かれていますので、ストーリー割愛します。
私が驚いたのは、玲二が己に向き合っているのですよ。自分のことをガキと。
えー!あの、和也とヤレれば良い、何にも執着しない、人にも物にも、恐らく自分自身にもさして興味のなかった玲二が?
己をかえりみて、自己分析かましちゃってるんですよ。驚き。成長です。
そして、この成長は和也の包容と愛の賜物であると、私は思うのです。
縛恋の聴きどころはそのくらいかな。
と、言うか、玲二はめちゃくちゃ和也が好き。好き過ぎて、恋し過ぎて(恋って言う自覚ではないのだけれども)拗らせちゃってるのよ、多分。だって、まだ19才だもの。
そんな甘い表現では書いてないけれど。もうめっちゃ好きやん、ってツッコミ入れたくなる。
和也の感情は相変わらず恋愛ではない気がしますよ。博愛?性愛?全部丸ごと包み込みます愛、ですね。
それから吉原作品あるある、強烈アタオカキャラが出てきます。こういうキャラ大好きです。
その名もさやか。ドキッとしちゃいます。二重螺旋のさや姉と同じ名前やん。
玲二と和也が泊まった会員制のお宿の女将が篠宮。そういえば愛子の名字は野上。二重螺旋と関係ないんだろうけど、わざと同じ名前を使うのかしら。気になってしまう。
で、to be continued…で終わるのです。
CDが無理なら小説で続きを書いて欲しい。
『渇愛』の続編です。
アルテミス事件から3ヶ月で変わったことといえば
和也(保典)が怪我してレンタルビデオ屋のバイトをクビになって
コンビニバイトになったこと。
玲二(子安)は、森島明人(田中)の経営する
ホストクラブ“ダーク・マター”でキングに君臨してること。
黒崎享ことエッジ(成田)は、サイファとしての裏の顔を隠すことなく
和也(保典)のまわりをうろつくようになったこと。
高志(賢雄)は、和也(保典)と合コンに顔だしたりしている。
麻美(本多)は、友人母親が経営している小料理屋でバイトをはじめてる。
愛子(松井)は、相変わらず自分が火傷を負わない距離で
すべてわかったような風な口を叩いてるw←こいつイラっとするな☆
玲二(子安)のホスト業のせいで、すれ違い生活を送りつつも
和也(保典)と玲二(子安)はヤることヤってて
なんだかんだでラブラブ。
玲二(子安)は、相変わらず和也(保典)を縛り付けたいと
傍若無人に振る舞いつつも、一方的な感情だけでなく
和也(保典)からも同じだけ自分を縛ってほしいなんてことを言い出す。
なんだかんだと玲二(子安)は、ものすごいブラコンのお話なんだなw
最後の温泉旅行とか・・・ほんと玲二(子安)は
身体は大きいけど、まだまだ19歳と子供なんだなっと微笑ましかったです。
3枚組ということで屋外の騒音とかBGMの音がたっぷり。
こんなに贅沢にシーンとシーンの間をとってるCDも珍しいですよね。
いろんなことがあって、弟・玲二(子安)と兄・和也(保典)は
ゆっくりと恋をしているのですが
森島明人(田中)のほうが一枚上手で
ふたりに暗雲がたちこめてきているような感じで終わっています。
3枚組で描かれる『縛恋』ですが、和也(保典)の血があきらかになるわけでもなく
森島明人(田中)との関係が断ち切れるわけでもなく
愛子(松井)や麻美(本多)も、いまだにちょろちょろしてて
ものすごく停滞しているような感じです。
おそらくこの次にくるアクシデントの前の静けさといった感じ?
2001年06月25日の発売から、ずいぶんと時間は経っていますが
続編が制作されることを希望します!
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フリト 約10分
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成田さん司会です。
「CDの裏面かと思うほどの成田くんのテカった額」
こんなセリフを成田さんに吐けるって保典さんすげぇやw
まわりには賢雄さんもいらっしゃって
成田さんがまるで新人のようないじられっぷりwww
21歳の役という賢雄さんw心配ながらセリフを言ったら
阿部Pから「ベリーグー☆」と声をかけてもらったとかw
「15歳くらいに聴こえます」と言われたとか・・・うんそうだね(棒読み)
このシリーズ、全員設定年齢より高めに聴こえるようwww
しかし、フリトが居酒屋のオヤジみたいなノリ楽しい。
好きな作品のドラマCDを購入したこともありますが、私はやっぱり紙媒体が好きなようです。
最後に購入したのは8年前、このCDです。
オリジナルストーリーのCDでしたので、迷わず購入。
未だに小説化はされていないので、正解でした。
実際のところ、CDを聞いたのは1度だけかもしれませんけどね。
そのかわりに吉原さんの解説付きシナリオ本の方は、幾度となく読み返しましたよ。
お話の方は、アルテミス事件から3ヶ月。
和也は大学へ通いながら近所のコンビニでバイト、一方玲二は高級クラブのホストへ。
相変わらずな玲二はある女性から逆恨みをされ、男達に襲われる。
そこへタイミングよく享が現れて・・・。
明人も高志も麻美も愛子も、オールキャスト出演です。
終盤は二人で仲良く温泉旅行。
温泉えっちは途中で邪魔が入って寸止めでおあずけ。
続きはお部屋でゆっくりと。
その詳しい様子は、ブックレットに収録の番外編『蜜淫』で読めます。
『渇愛』の頃は愛が足りないなぁと思っていた二人ですが、結構ラブラブになってきましたね。
オリジナルストーリー第二弾の構想もあったようなのですが・・・、待ち続けてもいいの?
前作で終わっててくれたほうが私好みでした。
それか、この内容を一枚か二枚におさめてくれてれば…。
吉原理恵子さんの作るお話によく感じることなんですが、長くなればなるほどストーリーも人物像もショボくなってしまうような気がします。
かわりに増えるのが主役の受けと攻めに対する過剰な修飾です。モノローグでも会話のなかでも、「攻めがどれだけ凄いか」「そんな攻めと対等に渡り合う受けがどれだけ凄いか」を繰り返し繰り返し繰り返し繰り返し…
この、人物を形容する過剰な修飾に、正直食傷しました。(たとえば「あの〇〇のナンバーワンホストのエイジとあろうものが」とか「あのナンバーワンホストのエイジにタメをされるなんて」とか…ナンバーワンホストなのは分かったからさ…。)
これを減らせば二枚か一枚におさまったような。
で、修飾のわりに、実はたいした狂犬エピソードが出てこない攻め。狂犬な部分といえば、つきまとう女に暴言を吐くぐらい。あからさまなストカ女に暴言いう程度で狂犬っていわれてもなァ…。あんなひどいストカ相手になら私でもあれぐらい言えるぞw
せめて無言で人を殺すぐらいのことはやってくれないと、この過剰修飾に釣り合わない気がします。別に人殺ししろといってるわけじゃなく、「誰もが恐れる狂犬」とか「あいつにタメ口をきけるなんてあり得ない」みたいな言葉に、釣り合ってないんですよ。
暴漢に襲われたらあっさり怪我するし。怪我するんかい!と思いました。
さらに自分を怪我させた相手を追いこむのは攻め自身ではなくサイファのエッジだし。
声優さんたちの演技は良かったです。
でもこの三枚組は、くどいわりに中身が薄くて疲れました。
出生の謎をチラ見せする結末で、話がまったく終わってないですしね。