ラブラブな日常
数ページのごく短い短編が三本載っていますが、どれも二人の日常のちょっとしたひとコマが描かれています。時間的には一巻と二巻の間あたり。
この後、椎葉は永倉の事件を通して、宗近との関係の是非、エスを持つことの覚悟を問われ、悩んでいくのですが、本書ではまだ椎葉の気持ちもそれほど切迫したものではありません。普通の付き合い始めのカップルの痴話喧嘩、みたいな明るいノリ。英田さんはシリアスな中にこういうコミカルなネタを盛り込むのが上手いなーといつも思います。
エスファンの方にはオススメ。
巻末に「警察官・椎葉昌紀」のプロフィールが載っています。