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無事に助け出された万里と一緒に、青龍の後見について、『黒龍』と対面したマクシミリアンだが、当代『黒龍』は、のらりくらりと返答を避けるばかり。
先触れの使者の件を引き合いに出して、返事を促すも、その『黒龍』の様子からマクシミリアンは、無能を装っているだけではないかと疑いを抱く。
一方、一足先に白龍に戻った飛は、市街でつまらないいざこざが起きていることを知る。
その噂の内容が、近頃夜市で菊の鉢が割られる事件が頻発していて、その犯人が「花路ではないか?」というものであった。
飛は、その噂が白龍屋敷へと届く前に、何とか火消しをしてしまいたいと考えるが、悩みのあまり花路に心を砕けなくなっていて、なおかつ、マクシミリアンから距離を置こうとする……
という話でした。
随分、長い話のシリーズモノで、一度最後まで読んでいるので、この先を知っているからいいんですが。
ここからしばらくは、とてもとても飛がつらいだけの状況が長く続くので、なかなか読み進められなくて、今回は苦労しました。
初めて読む人は、なるべくこの先まできっちりそろえてから読むことをオススメします。
飛の出生の秘密が、飛の中でこじれにこじれて。
そのせいで、マクシミリアンの目が見れなくなって。
マクシミリアンはそれに気がついていて、いらだっている。
そんな感じで、とにかくつらいです。
まだまだ続きがあるので、ここはさらっと読んで、次に進んでください。