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yokuaru hanashi
な、わけないじゃん。
目覚めたら、そこは知らないホテルのベッド。
裸の自分の隣には、これまた裸の、若い、男?
中原さんのオヤジ成分を求めて、積み本の中から発掘。
なんだか既読のような気がしてたけど、実は読んでなかったみたい。
そして、ドラマCDも出ていて、そちらの方は、先に聞いていたことも忘れていましたが、、、。
この、
「ま、いっか」
で、すべてを流しがちな袴田36歳。
枯れすぎて、変人。
その袴田に就職面接で一目惚れした池田25歳。
年上好きの妄想好き、これも変人、っていうか、変態?
この残念な男達が朝南さんの挿絵だと実に男前。
お互いにこれだけ見目見栄えがよかったら、うっかりセックスで、燃え上がっちゃってもしょうがない。
だけど、ふとしたきっかけで、考え込んでしまう。
36歳はちっともオヤジじゃない。
これからが、いい感じにエロエロに脂がのる時。
ガンバレ!
しかし、この池田って、、、
原作読むと、袴田の三木さんはあってもいいけど、池田の森川さんは、、、、。
きっとCD聞いた記憶がないのって、、、、脳内delete、、、、。
袴田は、36歳にしてまるでご隠居一歩手前のような枯れた男。
「36歳」という年齢は10代や20代半ばくらいの人からみたら立派なオヤジかもしれませんが、実際はオヤジというのは可哀相だと個人的には思います。
それに袴田の枯れ具合は年齢よりも性格的なものっぽい。
10代の頃から袴田はきっとこんなヤツだったんでは・・・。
夢は縁側で昆布茶でひなたぼっこ・・・と覇気がなく、面倒臭がりで「ま、いっか」と物を深く考えず、たえずボンヤリしてて何があってもハイになったりローになったりしないし、どことなくネジが緩んでるか2、3本飛んでるような感じがする。
「子供ができちゃった」と言われて結婚したが、妻が10ヶ月以上たっても子供を産まないことにも疑問を抱かない。もちろん妊娠は嘘だったのだが、腹が出ていないのも「そういう体質」という妻の言葉を「そんなこともあるか」と鵜呑みにする。なかなか生まれないのも「出産が遅れている」と言われれば、そうかと納得してしまう。
こんなだから妻に離婚される。
そんな袴田に入社試験でひと目惚れし、袴田の離婚を期に積極的アプローチをしてくるのが外商部のホープでバイの池田。
見た目も良く仕事も出来、性格もいい。
非の打ち所のないいい男だが、なんと池田はAV大好き。
AVについて語りだすと我を忘れてひとり芝居してしまうくらい(笑)。
BLのキャラってAVには興味を示さない主人公が多いと思うんだけど、珍しい。
嬉々としてAVを語る男って、女性の目からは評価が辛いような気がするし。
しかも池田はAVでよくありがちな「人妻と義弟」とか「社長の奥さんと社員」とかの設定で、袴田とHするのを楽しんでいるのだ。
しかしこれが今後の展開に関わってくる。
実は袴田の元妻は、池田が大ファンでビデオを全部持ってるくらい大好きなAV女優。
それを知った袴田は、それまで真っ直ぐに自分に向けられていた池田の愛情に疑心暗鬼になりはじめる。
袴田の変な人ぶりが面白い。
池田にはさすがに最初はちょっと引いたが、普通の男子ってきっとこんなもんかとも思うし、袴田への愛情に嘘偽りは全くないので、だんだん好意的に見ることができた。
コメディタッチで、楽しい一冊でした。
オヤジと聞いて連想する作家さんと言えば、そうです、中原さんです。
いつもは“オヤジ攻め”な中原さんですが、今回は“オヤジ受け”
まだ36歳なのに、くたびれ涸れているオヤジ・袴田。
この袴田が、中学生のときに見たアダルトビデオの影響で、男女にかかわらず年上好きになってしまったイケメンで仕事も出来る池田に惚れられ、迫られることとなります。
いろんなことを、そう深く考えず「ま、いっか」とやり過ごす袴田は、同窓会で再会したAV女優の未央子から「出来ちゃった」と告げられ結婚したけれど、それは嘘で、1年ほどで離婚。
離婚を聞いた池田は、本格的に口説き始めたわけです。
このあたりのやりとりが、袴田の天然さが爆発してて面白いんです。
袴田は間が抜けてるし、池田は必死さが伝わってきて。
でも、池田に対する気持ちを袴田が自覚し始めた頃から、ふたりの間がギクシャクし始めます。
池田に溺れることを怖れ始めるんですね、袴田は。
おまけに、池田が大好きなAV女優というのが、袴田の元妻だったことがわかってからは、元妻にまで嫉妬し始める自分を嫌い始めちゃうし。
そんな袴田の背中を押す事件が起こり……。
なんだかどこかで読んだような設定が、あちらこちらに見える気はするんですが、最後まで一気に読ませるくらい面白かったです。
起こった事件は、「またそう来るか」と思っちゃいましたけどね。
王道と言えば、王道な展開なんでしょうねぇ。
『同じ会社の人間』から『池田雄作』に変わった瞬間、と言う表現が好きです。
今まで気にもかけていなかった人間が、特別な人間へと変わっていく瞬間って、なんか素敵だなぁ~と思いました。
大抵が作家買いのため、あらすじとか関係なく買ってきちゃうんですが、まさかこんなにコメディタッチだとは思いませんでした。いい意味で裏切られたし、楽しかった。
昼行灯というかご隠居様というか、万事に覇気がない業務部の課長・袴田(垣間見える仕事ぶりからは、無能だとは思えない)が、気がついたら外商部の若手ホープ・池田にいただかれちゃって・・・という“よくある”エピソードから始まるお話。
何から何まで冴えない男、さらに本人自身も平穏な生活を望んでいるため冒険もしない、結婚も妻に迫られたからだし、離婚も妻に切り出されたからと、何にも魅力がなさそうなおじさんの袴田ですが、池田の萌えツボにはヒットしたらしく積極的に迫られます。
淡白な方と言いながら、迫られれば意外にも乗ってしまうから流されてエッチ、それもマニアック。
会社の部下や元妻に見せる意外な男気。
元AV女優の元妻に嫉妬はするし。
挙句の果てに自分が振ったのに、去られて気付く恋心。
「ま、いっか」という彼のせりふが端々に出てきて、それがキーワードなのかなとも思ったのですが、袴田が若返ってくるとともに「ま、いっか」を言わなくなります。そこにオジサンの成長がうかがえる?
池田は池田で、外見が良く仕事ができ、間違いなくモテるのに、バイで年上好き、趣味はAV鑑賞という変態気味なので、最初から最後まで三枚目にしか見えません。
こちらの方は袴田への気持ちに最初から筋が通っているので熱血です。たまに悩んだりもしますが、常に前向き。
最終的にご隠居・袴田も少し若返った感じで、私も元気が出た感じ。軽く読むにはピッタリのお話でした。
きゃ~~~~。萌え萌え~~~。
中原先生の新刊は、全て買います。最近は刊行ペースが速くて、ファンにはありがたいです。
中原先生といえば、攻めのオヤジのフェロモンだだもれ、でやられまくるのですが今回はオヤジ受けですよ! はぁはぁ。(変態か!)
オヤジのひょうひょうとした感じとか、若い攻めの一途な感じとか(でもやっぱりフェロモンは出てる)、とってもよかったのですが、何より攻めの妄想が面白かった。めちゃくちゃカッコいいのに、AV好きの熟女好きで妄想をしまくってるって……。
いつもより、ギャグっぽかったです。でもちゃんと、キュンってするところはあります。
それと、仕事のことも少ししか書かれてないんだけど、ちゃんと専門的なことが書いてあって、取材しているのかなーと思いました。
毎回、期待を裏切られないので、本当に好きな作家さんです。
これはやべぇ
めっちゃ萌えた
36歳というと実際ここまでおっさんじゃないけど、精神的に隠居したおやじ受けとしては激しく萌える。
しかもセクシーわんこ攻め。
攻が普通にいそうな雰囲気でよかったです。ヤモメいいよね。
完全にずれたおっさんが年若い男とプレイ的なセックスに溺れる描写がたまらん
゜+。:.゜ヽ(*´∀`)ノ゜.:。+゜
いろいろなエピソードはあったはずなのですが、もうおっさんの印象がぶっちぎってて忘れてしまいました。
キャラがたっててめっちゃ笑った。
本格派おっさん受けがもっと広まるといいな。
オヤジ受け&色気ある表紙に惹かれて買ってしまいました★
袴田はこれまでなあなあで生きてきて、感情の起伏が少ない流されキャラ。
反対に、袴田への愛を溢れさす情熱的な池田。
池田がAV大好きで、AVによくある設定を実際に袴田とのHのときにやっちゃうところがすごい。それにのってしまう袴田も、実は好きもの!?
朝南かつみ先生の肉感的な挿絵とあいまって、実に楽しく読めました。
あと、この前リンクスの小冊子をもらって、短編も読めたのでよかった^^
今度もう一度最初から読み直したいなぁ。
初めて読んだ中原一也さんの小説。
36歳バツイチになりたて、既に将来の縁側こぶ茶の事しか頭にない、覇気もクソも感じられないサラリーマン・袴田と、肉食系の香りダダ漏れ、25歳の出世頭・池田とのお話。
枯れ男・袴田が元AV女優の妻に離婚届を突き付けられ、なすがままに判子を押し、その足でふらりと飲みに出た先で池田に声を掛けられ、その晩に交わり合っちゃいます。
これが【異性】であれば、酔った勢いで――なんてよくある話だけれど、そうじゃないのは【同性】、しかも池田が袴田にベタボレだから。
しかもこの若者・池田くん、面白い位ド変態と言うか、休日の真昼間の公園で、大好きなAVネタを一人二役で演じてしまう始末(笑)
男同士で致しちゃう→それが続く→池田の大好きなAV女優が自分の元妻と知る→自分の気持ちに気付く→紆余曲折あって結果くっつく
と、下司い程端折らせて貰いましたが、難しいお話はなく、本当に読みやすいです。
(小説をたくさん読み込んでる方には物足りないかも…?)
36歳と言うまだ若いであろう年齢なのに枯れまくってる袴田だからこそ、恋愛と言う熱に翻弄され始める姿は面白かったです。
又、そんな彼だからこそつかめず、自分の物に出来ない不安や葛藤に悩む変態池田も面白い!
普通連絡つかなくて不安になって、「もしかしたら他の人に…」なんて普通の人はソコでおさまりますが、彼はそれ以上に「もしかしたらあの人と!?そしてあーでこーで」なんて変態加減が止まりません。
AV好きな為に色んなシチュエーションで袴田と事を致す場面が多々出て来ますが、
「あほかコイツらブフフ」
って思える(笑)
年下×年上、重たく無くサラリと読める感じではオススメです。
表紙の絵を見て勝手に勘違い。
それこそ自分には、よくあるはなし。
こちらの本、もっとしっとりとした大人のラブストーリーかと勝手に想像してましたw
読んでみると、
大のAV好きなワンコ攻め × 覇気のないオヤジ受け
の、軽めなタッチのお話でした☆
それはそれで全然アリで、素敵な設定だと思います。
その設定が存分に活かされた最初は、「うわぁ~こんなキャラなの~w」
そう思いながら楽しく読んでいたのです♪
でも、受けがぐるぐる悩み始めると、なんだかあれれ……?
「まぁ、いいか…」で済ませて、そもそもあんまり日頃考えるタイプではないからか、
ぐるぐる悩みが浅く感じて、でもなんだか堂々巡りっぽくて、感情移入しにくい……。
受けのキャラに合った悩み方なんだろうなぁと思いつつも、
どうも苦手だなぁ~と思ってしまいました。
ぐるぐる自体はキライじゃないはずなんですけど……う~ん。
でも、想いが攻めに傾いていく様子が丁寧に描かれていたのは、とてもよかったです。
やっぱり中原さんの文章は、スルスルッと入り込んできてくれて素敵。
ウールだ繊維だといった仕事の話も、ふんふんなるほど~と読み進められました。
でもこの本の内容だからというよりも、
中原さんが書く文章が読めるからいいなぁ、という感じがします……。
なので、率直な感想としては、
面白かったけれど、何度も読みたいという程ではないかなぁ。
それなら、別の中原さんの本を読んでみたい☆
中原さんの作品は好きなのですが、今回は朝南さんの挿絵とドラマCDで主演されている声優さんがお2人とも大好きなので読んでみた作品です。
読み始めて暫くは36歳の袴田の性格が無頓着すぎるというか、天然というのか、普通とはズレているのが面白くてそちらばかり注目していたのですが、大型ワンコ一途な年下攻め様もかなり変わってますね。
会社の部内で一番モテている程の男前なのですが、かなりマニアックな趣味をお持ちです(笑)。
この一回り近くも年下のハンサムさんが自称「もう枯れている」オヤジを猛烈に攻めるわけですが…
なにせ相手はノンケで恋愛にも鈍いときているので、なかなか堕とすことが出来ません。
視点は主に袴田視点で書かれているのですが、可愛い年の離れた若者に徐々に惹かれていく心境が細かく描かれてました。
あとがきで中原さんは袴田をオヤジと呼ばれてますが、36歳はまだまだこれから男性としての魅力が増してくる年頃だと思います。
一途な年下ワンコとの年の差カップルのお話として楽しめました。