超人気シリーズ、復刊!

淫らな罠に堕とされて

midara na wana ni otosarete

淫らな罠に堕とされて
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×28
  • 萌9
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
7
得点
80
評価数
22
平均
3.7 / 5
神率
18.2%
著者
愁堂れな 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
陸裕千景子 
媒体
小説
出版社
アスキー・メディアワークス(角川グループパブリッシング)
レーベル
B-PRINCE文庫
シリーズ
淫らな罠に堕とされて
発売日
価格
¥660(税抜)  
ISBN
9784048675086

あらすじ

製薬会社の課長・神津は恋人に裏切られ泥酔し、目覚めると見知らぬ男とベッドで寝ていた。その後も神津は、ヤクザめいた謎の男・上条に、なぜか付け回される。神津は、強引に何度も上条に犯され、抗えず、強烈な快楽で翻弄されてしまう。傲慢だけど意外に真摯な上条に、神津の心は次第に占められていき…? 超人気ミステリアスラブ、待望の復刊第一弾。書き下ろしショート付き!!
(出版社より)

表題作淫らな罠に堕とされて

上条秀臣(謎の男)
神津雅俊(製薬会社課長)

その他の収録作品

  • 淫らな罠に堕とされて
  • ささやかなお願い
  • 淫らな罠に堕とされて~コミックバージョン~
  • 相思相愛
  • 相思相愛~コミックバージョン~
  • あとがき

レビュー投稿数7

上条がカッコイイから

またまたヤクザものを読んでしまいました。
本当はそんなにヤクザ好きではないけど、
黒髪の攻めの絵が素敵だったので思わず……。

読んでみると中身もいい男でした。
いちお、“謎”がある話なので、
ストーリーは細かく説明できないけれど、
こんないい男なら、ヤクザだろうがなんだろうが構いません!

クール系とかインテリとかもいいけれど、
上条みたいなカラッとした明るい性格(一見バカ)で、
いざって時は助けてくれるみたいな人は理想的だな~

でもそれって……、
BLうんぬん抜きにした、ただの自分の趣味じゃん!って感じ。
つまりこの場合の「上条カッコイイー!」は、萌えってより普通に普通のカッコイイです。

だって、この作品の場合、あんまり受けが男なことに意味を見出せなかった(^_^;)
べつに受けは乙女でも何でもなくて、
むしろ働きすぎぐらい働いているちゃんとした男性なんですが、
物語の始まり方にちょっとした要因があって、
受けは男なんだけど、あらすじにあるように、
妙に男女っぽいスタートなんですよ。


うん、まぁでも、いいんです……。
良い話だったから!
結局なんだかんだ言っても好みの問題で片付けてしまいました。

3

2時間ドラマBL的☆ズッコケ三人組

愁堂れなって、BL界きっての2時間ドラマの女王だよねぇ。
うんうん、山村美沙か…片平なぎさクラスくらいの(笑)
今更だけど、これ読めばあっさり納得…な作品なんである。
しかもこのシリーズ、山村美沙級に長く続く、その記念すべき1冊なんです。
検事&弁護士&刑事の仲良し三人組が毎度毎度の大活躍の、
基本、サクサク読める2時間ドラマ調。
いや…するする読めすぎて、なんかコワい。
ドラマ化したらこれ、完全に2時間でキレイにまとまっちゃうだろうなぁ。
おまけにエロいっぱい、2時間ドラマの温泉シーンよろしく、
ベッドシーンでいっぱい。。やっぱりコレって、ファンサービス?
とまぁ…そんなことはお約束ってくらいに、このカップルってばキャラ立ってますよね。
攻様・上条は超強面のヤクザ風、でも実は国家公務員エリートなのよな制定といい、
その強面攻様がこれまた、オラオラ顔で恥ずかしげもなくデレデレしている。
そうゆうあたりも、なんかもうね…しっかり刑事モノの安定設定。
で…骨の髄まで愛されてる受様ってのが、これがもうホント~に、
普通の美人で気立ての良いOLさんが、そのまま男になったようなキャラなんだよね。
真面目に働くし、会社でヤなコト言われても、じっと我慢してるし、
理不尽な残業だって真面目にこなす、しかも部屋綺麗で料理上手。
金銭感覚も慎ましそうだし…ま、これじゃ男が嫁にしたくなるタイプだわな。
意地の悪い味方をすれば、「この受様、男である必要あるのか?!」だけど、
これがねぇ~このシリーズ中では、巻が進むごとに味を増してくるんですよ!
いわゆるOLな男だけど、骨の髄までマトモな娘さん風だけど、
この楚々とした美人っぷりが、この仲良し3人組の中で、ひたすら好人物風味なんである。
逆に…この仲良し3人組ってば、だんだんと「ズッコケ3人組」化しちゃってますよ。
巻を重ねるごとに、そりゃもう。。。
ともかくライトに楽しめる、作者たちのサービス精神でいっぱいの一冊でした☆

3

バカップル1号誕生

現在も続いている「淫ら」シリーズ、その1作目です。
これから続くシリーズ、3カプが当番制で主人公になります。
「謎の男」上条(攻様)、ちるちるさんの人物紹介すごいですね。
「絶倫」って(苦笑)。
「傲慢」「俺様」「強気」、美形なんだけど「つり目三白眼」。
でも、神津(受様)が涙を見せたりすると、
オロオロしだしたりして、ちょっとかわいい。
一方、神津も恋人に裏切られるのですが、
ただ、耐えるだけでなく、
事の真相を確かめようと自ら行動したりして、
ただのカワイコちゃんじゃないんだなと好感が持てました。

なんつっても爆笑は書下ろしショートで。
本編ラストからバカップルの匂いはプンプンしていたのですが、
「つり目三白眼」で「ヤクザめいた」上条の
かわいらしすぎるお願いに心の中でツッコミまくりです。
まだ、カプは成立していませんが、次回は誰がカプになるのか
楽しみです。

3

ひーちゃんって呼んであげて。

シリーズもの、長いしなぁ…しかも巻ごとに主役変わっちゃうしなぁ…となかなか手を出さなかったんですが。
とりあえず、第一弾だけでも読んでみようと手にとってみた。

お、おもしろいじゃないか!

しょっぱなからエッチシーン。しかも喘いでるのが主役じゃないっていうね。笑
美人で真面目な会社員、神津雅俊。
彼の誕生日を祝うために、最終の新幹線に飛び乗って、彼の部屋を訪れると。
そこでは彼がどこぞの男と最中だった、という悲劇。
そのあと飲んだくれてしまい、気がつけばどこぞのホテルで、そして自分は裸、隣を見れば知らない男が寝てた。裸で。
とまぁお約束な始まりです。

一見ヤクザ、上条秀臣。
この男、実は特捜の検事だった。
仕事で雅俊を尾行してたのに、惚れちゃったからナンパ。笑
その後も押しかけエッチ。笑

最後はピンチのとこに登場!と最後までお約束展開ですが、お約束大好きなので楽しかったです。

それにしても上条のささやかなお願いがかわいすぎる。
たまにでいいから、「ひーちゃん」って呼んであげてね、まー。

2

これだけのために買い直したよ

淫らシリーズ第一弾です。上条×神津さんその1です。
罪シリーズと同じ世界でやはり2時間サスペンスです。(直接の関わりは無し)

ゲンキノベルズからの相違点は
書き下ろしショート「相思相愛」こちらはゲンキノベルズの「淫らな罠に堕とされてコミックバージョン」の続きで上条×神津さんのラブラブ話です。
そして陸裕先生の1ページ漫画。うん、続きを知ってるだけにクスッと笑ってしまう・・・(笑)
本編の挿絵に変更はありません。

どうも罪シリーズのごろちゃんとかぶるんですが(笑)こちらの神津さんはゲイです。ごろちゃんも第1巻ではたいがいな酷い目にあってますが、神津さんも酷い目にあいます。
でも上条のおかげで最小限でおさまるのでよかったね・・・と思うのです。
ゲンキノベルズ持ってましたが買い直すくらいお気に入りです!

2

なんかステキでなんかスゴイ(笑)

いきなり最新刊を読んだ結果、気になるCPがいたのでそのCPだけの話だけ読もうかと思ったのですがどうせなので全部読もうかなと思い直して手に取った第1弾。
…なんだ、面白いじゃないか。

いや、決して面白くないと思ってたわけではなく。
ただ自分の好み的に最新刊ではこのCPはドンピシャストライク!って感じはなかったのですが。
ちょっと楽しかった。

上条のとにかくド派手な出で立ちと口調とかがなんかステキで。
上条の雰囲気とかはわりと好きな部類なので。
ただ、この人、ホント絶倫だな、というか(笑)
なんかスゴイなーとしか言い様がない。
病院でも看護師におかまいなしなところとか。
でも、ただヤるだけじゃなくて、ちゃんと優しいし神津のことホントに想ってんだなーってのはヒシヒシ感じられました。

一方の神津は元々は彼氏がいて。
陰謀の渦に巻き込まれていくわけだけれど。
その中で謎の人物・上条に少しずつ支えられて癒されて。
メチャクチャなところもあるけれど、真摯な部分もある上条に惹かれてったんだろうなぁ。

「ささやかなお願い」
上条ってばドリーマー!(笑)
っていうか、正直、いい年した大人がその呼び方はどうなんだろう…と思う部分はないでもないのですが。
それだけ可愛がりたいってことなのかな?と思ってみたりもする。
友人たちに見栄をはるような言い草も端から見ればなんだか可愛くも見えたり。
そして、それを知ってそれなりに受け入れるあたり神津の方もホント好きなんだなーって。
もうラブラブですね!!

「淫らな罠に堕とされて~コミックバージョン~」
コミックバージョンまで読めるのはこのシリーズの楽しいところですね。
短いけれど3バカの仲良しっぷりが大いに楽しめます。

「相思相愛」
コミックバージョンの後日談。
というか当日談。
もう、アンタ、どんだけ好きなんだ!!!!!
としか言い様がない上条の必死っぷりがステキです。

「相思相愛~コミックバージョン~」
更に後日談。
って、ホント、上条ってバカですね。
学習しましょうよー。

愁堂さんの作品てこのシリーズで初めて読んだのですがコミカルな部分も多くあって。
でも、色っぽいシーンも結構あって。
すごく楽しめました。

この作品はCD化もされていることですし、CDも是非聞いてみたいです!!

2

ほどほどのバカが好き…

※めっちゃネタばれです、閲覧ご注意!!※

上条は男前でロマンチストでカッコ可愛い素敵な男性でした!神津が羨ましい!

対して、神津は…頭が弱いのかな…?危機感がまるで無い。
元カレに3億円贈賄の罪を着せられていることはほぼほぼ明確なのに、「そもそも5年も付き合っていた元カレが自分をどう思っていたか確かめないと、次の恋愛に進めない!」とかいってノコノコ元カレに会いに行ってしまう…上条にきつく止められているのに!!
「それだけ恋に逆上せてる」と言ってしまえばそれまでだけれど、神津の気持ちは既に上条に向かっていてもう元カレを愛しているわけでもないのに…。
逆上せてた訳ではなく、「知りたい!!」という欲求をただ我慢出来なかっただけだよね?3億円より自分の欲求に重きを置けちゃう所が、甘い、チョロい、ビックリだわ(呆)
32歳にもなる社会人なのに、贈賄のカタが付くまで理性でぐっと抑えて待てなかったのかね?3億円だよ?ケタが違う。真犯人がどれだけなりふり構わず躍起になるか、少し考えば想像出来るのに。
主人公が首絞められる場面で、初めて「誰か来て!助けて!!」ではなく、「そりゃそうだろうよ、自業自得、バカじゃない?」と冷静に読んでしまいました。
いい年した大人が恋にバカになるお話は大好き(それこそ、上条の「まー」「ひーちゃん」には悶えました)だと改めて感じましたが、それと同時に、いい大人なのに社会的な常識を判断出来ず危機管理能力が皆無なのにはいじらしいを通り越して辟易するなーとも感じさせられた作品でした。

1

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