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3巻・4巻と蜀内のゴタゴタを描いてきましたが。
ここに来て一気に外に向かって動き出した感じで。
あまりの勢いに読み終わった後、なにやら頭がボーッとしました。
己よりも強く冷たい、強大な相手に征服されないと燃えない孔明。
そんな孔明を愛し、彼の側にいる為に。
自分の彼に対する執着心を隠さなければならない魏延。
魏延の心の揺れが、切なくてたまりません!
南蛮軍との戦いの最中、懐かしい人と再会する孔明。
切なくて美しくて。絶対に幸せは訪れないであろう再会物語に、
胸が締めつけられました。
孔明が弱気になるたびに現れるという永遠の恋人・周瑜の幽鬼。
これは孤独で誰にも弱音を吐けない孔明の逃避というか。
孔明は都合のよい幻影を作り出して見ているのかもしれないと、ふと思ったり。
魏延ではないですが、孔明を「かなしい」と思いました。
色々な葛藤はあるものの、魏延と孔明のラブ度は高く、続きが楽しみです。