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題名から想像するイメージと、内容が全然違いました。
「他人の彼氏」というと、人のものなのに好きになってしまって、諦めなきゃならないのに諦めきれない、という切ないのを想像していたんですが(榊先生の作品ですし)、そうでもなかった。
彼氏持ちだけど、その彼氏にはたいして愛情も感じられなかったので、葛藤が少なかった。
主人公の性格も明るいというのも、切なくならなかった理由かもしれませんが。
勝手に題名からイメージしてしまったのが悪かったようです。美形のイラストが、本当に美形でびっくりしました。
刺激が少なすぎて…だめでした。
そして痛感しました…、「コレは若い人向けのお話だ」と…。
タイトルから想像して、辛くて悲しい片思いを想像していたのですが、それほど切なさは感じませんでしたし、実らぬ恋に苦しんでいる様子もあまりなくて…。
私みたいにオバチャンになると、こういうフワフワした現実味に欠けるお話ではちょっと物足りないのです、ごめんなさい。
でもっ、若いお嬢さんたちなら好んで読めるかもしれません!
初めて読む作家さんだったのですが、本当にしゅみじゃなかったです(汗)
惚れやすい受けが超絶美形の攻め様に一目惚れ、というありがちなきっかけから両思いに進展する話でしたが、攻めが受けを好きになった理由も曖昧で、目立った困難も無くあっさり両思い、その次のシーンでは「俺の家に来る?」で攻め様のマンショにてあっさりベッドインでした。
しかもベッドシーンでは攻め様に逢うまでノンケだったはずの受けなのに、めろめろになって言葉遣いまで変わり気味という設定までありがちで、正直萎えました。
本当に言いにくいのですが、今まで読んだBLの中でも話の浅さに関しては1、2位を争う作品でした。
逆にBL初心者さんには読みやすい作品ではないかと思います。