条件付き送料無料あり!アニメイト特典付き商品も多数取扱中♪
migawari no hanayome no uso to koi
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
花嫁モノでした。
…私、実はこれが初めての花嫁モノかもしれません。
普段、こういうジャンル読まないんでね。
今回はお友達が貸してくれたんです。
修学旅行先で罰ゲームと称して舞妓姿にさせられた透瑠。
その姿を偶然見染め神津に自分の花嫁になってくれと言われるも、きっと女性と勘違いしているのだときっぱり断る。
その夜、理事長から神津が理事長の知り合いであることを聞かされ、神津を「ぎゃふん」と言わせられたら妹の奨学生のことを考えると条件を出され駆け引きに応じることに。
昼間遭遇した舞妓姿の子は「あずさ」、透瑠はその双子の兄として神津が妹に相応しいか見定めるために会う、という設定で会うことになるのだが…。
自分の身代わりの自分といった感じの身代わりもの系なのかと思ったんですけど、もっと花嫁寄りというか。
最初に出会った時に舞妓姿だったので求婚するのはともかく、その兄として現れた透瑠と3日間過ごすことになるのだが、妹にどう接したいかとみせるためだとしても、その兄である透瑠を「花嫁として扱います」と宣言するあたりスゴイな、と。
これが花嫁モノなのか!と思ってしまいました(笑)
その後も神津は透瑠を常に花嫁扱いですし、気障な甘い言葉も吐きますし、口から零れる言葉にも「花嫁」はフツーに登場しますし。
これがまだ外人とかだと甘い言葉の人だなーくらいに思えるのかもしれませんが、真剣に大人の男が男子学生に「花嫁」って言ってる…と思うとちょっと自分の許容からハズれていたかもしれません。
しかも、わりとそれが周りにもすんなりと受け入れられてるんですよね。
神津の友人らはともかく、料亭の女将やらにも。
そして、透瑠を送ってきた学校でも透瑠の友人らを前にカミングアウトとも取れるような発言を平気でするし。
すごいなーといった感じです。
ま、2人が甘々で幸せだったらいっか。
舞台が京都ということで情景描写も丁寧、はんなりとした雰囲気の漂う作品でした
でも!
攻めの神津は和とは程遠く、海外生活が長いせいかキザなセリフを連発する紳士。
大和撫子に憧れて、燐とした雰囲気を持つ美人な透瑠を口説くのもベタな展開です。
今回主人公である透瑠は、中性的で大和撫子と評される美貌を持ちながら、真面目な委員長タイプで嘘偽りが我慢ならないという何とも男前な性格。
健気で可愛らしい受けも好きですがこういう育ちのいい猫タイプもたまりません
まあ実際は名門金持ち高校に通いながらも奨学生である透瑠は一般家庭の育ちなんですが、感性が庶民なので神津の派手なふるまいに仰天する様子はかわいらしくてなりません(*´∇`*)
ツンツンしているわけではないのですが、身代わりという罪悪感のためかつい神津に冷たい態度をとってしまう透瑠が
ガラス細工や馬、湖など興味のあるものに対して時折見せる無邪気さはたまりませんでした!
神津がメロメロなのにも納得…
神津のキャラクターはまさにキザな紳士で、私個人的には好みではないのですが
余りに透瑠にメロメロで尽くすので楽しかったです(笑)
二人の京都観光(しかもひどく豪華な)をまるで自分も体験しているようで、そういった意味でも楽しめる作品でした
帯『身代わりじゃないホントの花嫁を好きになって…。』
初っぱなからトンチキ匂がしてるので、ああそういう作品なんだなと割り切って読む事が出来ます。
修学旅行中に罰ゲームで舞妓姿になった透瑠[受]は初対面の神津[攻]から突然にプロポーズされてしまいます。
勿論その場で断わるのですが、その夜に透瑠は一癖も二癖もありそうな理事長に呼び出され神津をぎゃふんと言わせてやりたいのでプロポーズ相手の双子の兄という事で神津に近付いて最後は妹の振りをして振ってやってくれというもの。
妹の奨学生の取引を持ち出されそれを受ける透瑠。
神津は3日間、透瑠を花嫁の様に扱って自分の良さを知ってもらうとアピール。
それから夢の様な3日間が過ぎるのですがその間に透瑠は神津に魅かれてしまっていました。
結局、神津は最初から透瑠が男だと知っていたというオチ。
話はそれで終わりではなくラブラブになってからの2人の話になりますが自分的にはそこからの方が面白かったかな。
評価は本来中立なんですが、自分はガラスペンが大好きでこの作品の中でもガラスペンは大きな存在感を持って登場してきます。
ガラスペンの活躍にオマケ点数でまあ萌で。
ただまあそれを抜けば中立かなあ。