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oujisma niwa himitsu ga aru
1編目(弟編)は結構面白かった。こちらだけなら『萌』でした。
ただ、2編目(兄編)、光輝(攻)のあまりの勝手さにぞっとしましたね。私のキライな『好きなら何をしてもいい』パターンにしか見えませんでした。なぜ兄が事情を知っても光輝を好きになるのか自体がわからなかったんです。これが、受攻逆なら(受に関しては非常に許容範囲が広い私なので)、まだ受け入れられたかもしれないと思いますが、これはもうダメでした。
1冊丸ごと弟編なら、それなりに好きで終われたのにがっかりしました。
今まで読んだ高遠作品とは、ちと違うなぁ~って思いました。
文章があっさりしているよ?
ストーリーも可愛いし、南国先生のキラキライラストですし。
“王子様”と呼ばれている超リッチセレブで美しい美貴(よしたか)が、自分の鬱屈した部分(裏の顔)を見せられる後輩の庶民・和廣に恋しちゃうお話。
でも、自分としては、美貴の裏表って普通一般じゃないのかな?と思うんだけどな?
王子様は、ソレを隠さなきゃいけないから大変だね。
和廣の前と他人達の前とで態度が違うし、自分が気付かない嫉妬してたり、実はウブな王子様、和廣に自分をさらけ出して、どんどん可愛くなっていきます♪
漫画化しても面白いだろうなぁ~!
2話目は、美貴の兄・貴史の恋。
長男として厳しく躾けられて育った貴志は、猫かわいがりされる弟・美貴とは相容れない。
幼稚舎の時に出会った光輝は不器用でドジで天然な子で、それ以来、貴史はお守り役で頼られている。
自分は周囲の期待に応えようと頑張っているのに、光輝も美貴も、綺麗な顔をしているってだけでっ!
(本当は可愛く思っているのにね?貴史の絡まった気持ちは複雑です)
それに、自分の持っていないモノを持っている光輝達に気付いた時の、敗北感ときたるや貴史をどんだけいたぶるんだってため息が出るほど。
無条件では愛されない自分を認めてしまうのは、どれ程辛かったか!
そして、失恋・受験の失敗と、貴史のプライドは粉々になって!
ここら辺!この幼い時からのジレンマと挫折感がジンジン伝わってきました!
頑張っていたよね?偉いよーなんて言ったら直ぐに“壺”や“お守り”買って貰えそうだー!
光輝からの告白を突っぱね離れた貴史と、思い続ける光輝・・・
大人になった光輝の力強さや優しさに包まれる時、貴史はやっと突っ張っていた気持ちを解ける場所に辿り付いた感じがしました。
2編どちらも包容力×ツンデレ♪
美貴は、和廣と料理は手放せないだろうし、兄・貴史も光輝の腕の中から出てこないでしょー?
超リッチでセレブな御園生家の将来が、とても心配ですっ!
帯『毒舌だけど可愛い……(ハート)超ツンデレと熱烈ラブ(ハート)』
高遠さんと王子様っていうのが最初ちょっと結び付かなかったんですが、要するに王子様と称される美貌の持ち主のツンデレ受なのですなー。
攻である和廣が十人並みで庶民的な生活してて、そこに通称王子様こと美貴が入り浸るのがなんかほのぼのしましたです。
美貴はツンデレだけど、度を超した我が儘や自分勝手さはないし、普通に可愛いなーと思ってよみました。
先に美貴の方が和廣に魅かれてたっぽいっていうのもお約束だけど萌えもす!!
そして「王子様はいつも不機嫌」
これは表題作ではもっそい嫌~~~なヤツだった兄が主役の話。
読むまでは、あの兄かーーー冷酷ぽくってやだなーとイマイチ乗らなかったんですが、読んでみたらあら不思議、兄可愛いじゃないか。兄!!!!
自分的にはむしろこちらの話の方が好きかもしれません。
いやーーーー弟の王子っぷりに比べれば地味受けだし真面目だしで萌え度はこちらの方が上ですよん。
「王子」って言葉に全然萌えを感じない、むしろあまり好きくない感じだったんですが、すっごい良かったです!
正直高遠さんじゃなければ手に取るのを躊躇う題名と表紙イラストでしたが、読んで大満足でした♪
小悪魔王子とワンコ王子のお話2本。
どっちも美味しくいただきました★
小悪魔王子は無意味にツンデレかと思いきや、すっごい素直な人で、好きになったら真っ直ぐで可愛かった~ww
これ最初の設定通り攻め受け逆でもアリだなと思うけど、それだと後のお兄さん編と同じ感じになっちゃったかも。それだとお兄さん編のお話が生まれなかったかもしれないので、これで良かった。
お兄さん編は、もう攻めが可愛くて仕方なかったです!
ホントにホントに大好きなんだよね~。
ヘタレな馬鹿犬かと思いきや、ちゃんと大人になってて、けども受けの前でだけは昔とおなじ馬鹿な子のままってのがもう萌え~ww
エッチのときの必死さが愛しかったです。
もうちょっと、ちょっとだけ、嫌なら言って、と懐柔しながらちっともやめない(笑)
挙句「あとで殴って良いから」とか「気が狂いそう、何とかして」とか、どんだけ必死なのっ!
どっちの王子もとっても素敵で可愛かったですww
明るい高遠琉加さんでした。
高遠琉加さんには暗くて切なくて泣きじゃくってしまうようなお話を求めてしまうんですが、これはこれでめちゃくちゃ面白かったです。
学園の王子様が惚れたのは、庶民の和廣くん。
美形のスーパー王子様が、庶民くん(笑)に一生懸命近づいて、不器用に口説いて、カラダを求めて(処女なのに)…その必死さとツンデレっぷりに、めちゃくちゃ萌えました。
王子様のほうが受けだったというのもイイ。
続編は王子様のお兄さんのお話。こっちのほうが更に面白かったです。「幼馴染みで、ずっと近くにいて、ずっと好きだったけど、気持ちを打ち明けられずに我慢してた」というキーワードがあると、萌えが二乗になってしまうんだよね。
本編ではイヤなお兄さんだったのに、めちゃくちゃカワイイ男になってました。こういうツンデレくん最高だ、大好きだ。
「ごめん。後で殴っていいから……タカちゃんの中に入りたくて、気が狂いそうなんだ。お願い。なんとかして」
↑攻めの必死ぷりに、キュンキュンしまくってしまいました。
高遠さん最近特に好きなので、買っちゃった!
しかし南国ばななさんは久しぶりだ…
今日買って帰りの電車で半分くらい読めました。そのぐらい軽い話~☆
二話入ってて、それぞれ違うカップルです。
大学で周囲から「王子様」と呼ばれて完璧な先輩…が、実は性格歪んでて?っていう…
この受けが可愛いんだよ~
あたし好きな相手を押し倒しちゃうくらい積極的な受けも大好きなので、好みでしたvv
そんな後輩(地味)×先輩(小悪魔)と、受けのお兄ちゃんが主役な話!
珍しくメインの二人のが好きだった~
その後読みたいよ…
高遠さん同人活動してくれないかなぁ(´Д`)
御園生兄弟(セレブなお坊ちゃま)が主人公の中篇2作。
表題作は弟・美貴(輝くほど美しい大学生)と庶民で純朴で包容力のある後輩・和廣のお話。
本当のところ内面的にも申し分ないのに、どうしても外見から評価されがちな美貴は、表の顔と裏の顔があり、裏はちょっと小悪魔入っている感じ。たまたま裏の顔から知られてしまった和廣が、俺様でわがままな美貴に戸惑いながらもあれこれと世話を焼くようになり、お互いを意識し始め、あるきっかけを境にハッピーエンドを迎える話。
いいとこのお坊ちゃんと言うのは、確かにこんな感じに躾けられているんだろうなと感心しちゃうような、美貴の立ち居振る舞いと、美貴に振り回されながらも男として一本筋が通っている和廣に魅了されました。
もう一作は兄・貴史(御園生家の後継者として、勤勉でプライドが高い。家族に可愛がられている綺麗な弟に嫉妬している)と幼馴染の同級生・光輝(キラッキラの美青年、幼少時から美少年だったが、ヘタレで貴史の金魚のフン)のお話。
私としては、こっちのお兄ちゃんのほうがツンデレが極まっていると思います。迷惑がりながらも頼られるのがまんざらでもない貴史。8年ぶりに再会した光輝との関係が、子どもの頃の出来事とオーバーラップしながら進みますが、なかなか進展しないのでヤキモキ。
二人とも受けでツンではあるものの、恋人には素の自分をさらし可愛く甘えられる美貴と、実は寂しがり屋なのになかなか心を開けない貴史と1冊で2種類のツンデレが読めます。
表題作は小悪魔ツンデレ御園生美貴の恋。
書き下ろし収録作は美貴の兄・エリートツンデレな貴史の恋。
どちらの作品も可愛くて面白かったですが、
私は兄が主人公の『王子様はいつも不機嫌』がよりツボでした!
「顔が綺麗な人間は嫌い」と言う、コンプレックスの塊な貴史が、
顔がやたらと綺麗な幼馴染に落ちて行く様子がたまりません。