エンジェルヒート

angel heat

エンジェルヒート
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神28
  • 萌×225
  • 萌23
  • 中立8
  • しゅみじゃない9

--

レビュー数
20
得点
317
評価数
93
平均
3.6 / 5
神率
30.1%
著者
西野花 

作家さんの新作発表
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イラスト
 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫black
シリーズ
エンジェルヒート
発売日
価格
¥638(税抜)  
ISBN
9784592850380

あらすじ

母親の治療費を稼ぐため、巷で流行している媚薬・エンジェルヒートの秘密を探ることになった七瀬。しかし潜り込んだ先で罠にはまり……。非合法ドラッグが法悦のリミッターを外すヒートラブ!!
(出版社より)

表題作エンジェルヒート

氷室景彰・ヘヴンマスター/青葉漣・景彰の異母弟・27歳
宗谷七瀬・税理士事務所をリストラされた税理士・24歳

レビュー投稿数20

エロで満腹、ゲップが出そう

エロまみれってこんな話かなというくらいエロ中心で恋愛もあったのですがとにかくエロでした。

主人公の七瀬があまりにも早く捕まってしまいどうやってこの後続くの?と心配しましたがエロ拷問、エロ調教、性奴隷などなどお話は広がって行きました。

もうストーリーに関する感想はエロ満載で満腹というかゲップが出そうです。正直2回目の絡みで飽きてしまいました。

というのも私が後から発売された快楽刑やトレインビーストや溺愛調教を先に読んでしまったのがいけなかったです。
せっかくの激エロなのに読んだことのある展開だなあと衝撃を受けられませんでした。

こちらは兄弟二人の攻めで3Pや最後に2本差しがあります。兄弟の個性の違いやバックボーン、危ない世界にどっぷりはまって普通の世界にはもう戻れない、薬を扱うなどありましたが、やはり快楽刑を思い浮かべてしまって萌えられず。
不徳の致すところです。

続きがあるようですがこれ以上どうやって展開していくのか気になります。

0

こんな、愛し愛され方って、あるのね。知らなかった!

先に、このシリーズの既刊(「vacances」まで)を読破してからのレビューです。

元々BLって凄いよね、とは思っていたのですが、
いやはや、さすが西野さんです!
私は基本一対至上主義なのでが、それを覆されたのがこのシリーズでした。

二人を同等に愛するって、できるの?と思ってたんですが、
作中に描かれている七瀬の心情を追っていくと(全シリーズ通して)、
なんだか納得させられてしまいました。
まあ、そういう意味では、確かにこの本だけではまだちょっと弱いのですが…
このお話としてまとめるなら、あのラストでいいのかなと。
これから巻が進むほどに、さらに七瀬は強く逞しく、そして愛が深くなっていきます。

一巻はひたすらエロエロですが、巻を重ねるごとに色々な事件が起こり、
三人の絆がより深くなっていきます。(他の巻もエロエロですが!)
もちろんこの本だけで、一応お話は完結していますが、
これでくじけなかった方は、続巻を読み進めて行くことをお勧めします。
エロエロに負けず、七瀬の成長を見守って下さい。

先の方もレビューしていらっしゃいますが、
とにかく凄い題材なのに、ちゃんとラブストーリーになっているところが凄い。
そこが読み取れるなら、きっと楽しめると思います。

2

合わない

合わなかった。
それに尽きる。
友人から勧められて、この作家さんの本を数冊、手に入れたんですが、一冊目に読んだ「トレインビースト」が合わなかったところ、勧めてくれた友人から、こちらを読むように言われて読了。

これが、この作家さんで一番人気があって、評価が高い本なんですか?
だとしたら、今まで一度も手に取らなかった、読まなかった理由がよくわかりました。萌えも好みも、まるで合わなかったからです。複数、3Pというツボもない人間にはつらかったです。
エロもワンパターン。
こういうのが今の流行りなんですか?
なるほど、だったら、ちるちるのランキングに入っているような作家さん、作品を、自分がほとんど読んでいない理由もわかりました。今の主流は合わないようです。

イラストも好みではなかった。表紙はまだしも、モノクロはタッチが苦手でした。

2

どのページにも喘ぎ声

ってくらいHのシーンが多いです。
しかも、衆人環視の中での媚薬陵辱、軟禁、3P、再び陵辱、尿道責め、調教、性奴隷、とこう書くと物凄い世界ですね。
でも、読後感がなぜかどことなく爽やかとも言えるくらい暗さが感じられなくて、それは多分受けの潔さと攻めの甘い優しさが全編に漂っているからでしょうか。
媚薬エンジェルヒートを使われて極限の快感に狂いながら、病気の母親に累が及ばないように、と正気を保ち、景彰と漣に従順に従う七瀬。支配者である二人はなぜか優しくて、七瀬は二人に恋のような気持ちを持ち始める。
漣は『僕と兄さんとどっちが好き?』なんて聞いてくるし、この3Pはどこか一味違います。
結局七瀬は二人とも選ぶんです。陵辱されてた受けが攻め二人を両方とも欲しがって手に入れる。コレは面白い。
ラスト強烈な二輪挿しあり。お楽しみに。

3

今後の展開に期待

エロに媚薬、3ピー。
読みたい衝動に駆られて買っていた作品でしたが
結局未読のまま積んでました((´∀`*))ヶラヶラ

ようやくよめたこの作品。
思っていたよりストーリーは重くないのかなーというのが雑感。
エロの印象が強すぎたのか、受があっさり戻ってきてしまったからなのか。
とはいえエロは極上でした。
初めてなのに感じまくる受然り。
なんもないのに感じちゃう受はビッチが過ぎると思ってしまうのですが
媚薬を塗り込められることによって意に反して
身体がヒートしてしまう。こらえられず腰を振ってしまう。
素晴らしぃ!!
ストーリーはもう少しシリーズが続くようなので
おいおい追いかけたいと思います(ぉぃ

3

3Pの玉手箱

レーベルがレーベルなのである程度覚悟はしていましたが(笑)、濡れ場に全力投球している作品です。
BL特殊プレイのカタログかよ!と思わずつっこみたくなるくらい道具や薬を使用した様々な濡れ場シーンが最初から最後までちりばめられているある意味潔い一冊です。


攻めふたりに囚われた受け・七瀬くんが次第に性奴隷としての才能を開花つつも一方で彼らの深い愛情を感じ、3Pだけどちゃんとラブラブで終わったので良かったです。

1

ある意味理想の3P

さすが複数と言えば、の西野花さん。愛ある3Pでした。

典型的な体から落とされるパターンで、どこを開いてもエロ。ストーリーもごくあっさりしています。メインのエロもそれほどクるものではありません。
なのに、読んだ後にちゃんと満足感があります。

じゃあ何が?というと、ちゃんとラブストーリーになっているところ。

設定もプレイもストーリーも、割とハード目だと思うんですが、七瀬が確実に恋をしている雰囲気を醸し出しているんですよね。ほとんどエロばっかなのに。ストックホルム症候群だろうとなんだろうと、最初から七瀬は二人と恋に落ちてしまっているから、凌辱された的な悲壮感が薄い。奴隷になることも、すでに体と心を落とされていることについていけない七瀬の思考のための言い訳でしかありません。もともとの性格も割り切りの良い性格だったみたいで、ぐだぐだ悩まないから気持ちよく読めました。

エロが主眼の作品なのかと思ってましたが、3人のラブラブがメインになっていてほほえましかったです。
今作は三人の関係が出来上がるまでのお話だったので、次は七瀬が甘やかされてもっとかわいくなるのかな?と期待が膨らみました。

1

ものごっつ3P三昧

ん~。エロかったっす。
本の四分の三くらいHだったような?そうでないような??
否!Hでした。

亡き父の弟に泣きつかれ母親の入院費、手術費用を稼ぐため
怪しげなクラブへ潜入しエンジェルヒートという媚薬を探る仕事を引き受けた七瀬。
即効、そこのオーナーである二人の男に見つかり奴隷として仕込まれてゆく。

普通この設定だと受けの思考は停止してさんざんやられてやられて使い物にならなくなりそうですが奴隷としての調教中から二人の男は七瀬にたいして優しい。
勘違いしそうになる気持ちを抑えようと必死になりながらも二人から特別ななにかをそそがれているようでだんだんとその行為自体に積極的になる七瀬くん。

3Pものってどうしてもうわさのメリーバッドエンドぽく思えるのですが
七瀬自体は意外とタフで楽しそうなのでめでたしめでたし。

ものごっつい濃いの読みたい人はおすすめですねぇ愛があるからすらすら読めました。
最後の税理士の経験をいかして二人の仕事を手伝うとかいうあたり・・・
これを裏切りると・・・・なんて勝手にバットエンドを妄想してしまいました。

5

ストーリーがエロに負けてる


中身のほとんどがエロ。
挿絵もほぼエロ。

エロ満載の作品でしたが、
その濃いエロに対等なストーリーではなかった。

さほど興味をもてる内容でもなければ、
惹かれるものもナシ。

よくあるストーリーだし、
エロが無ければわざわざ読もうとも思わない。


そんな感じです。

エロ本じゃあるまいし、
ただがむしゃらにセックスさせても、
どんなにやらしい言葉を言わせても、

それに勝る、”中身”が無ければ、
なんの興奮もしないし、
楽しめません・・・・


たとえば、
セックスするにしても、
そのときの主人公達の心境や、相手に対する思いなど、
”感情”が分からなければ、
それは女性向けエロではなく、
ただの卑猥な文章でしかないと思うんです。

この作品がまさにそれだと感じました。

媚薬を使い、ただセックスする。
何度かしているうちに、なぜか情が湧き、
なぜか最後は彼らの虜に???

セックス漬けの生活でおかしくなった?
ただ身体が疼くので彼らの手の中へ??

よくあるパターンの攻めの”優しさ”にほだされた??



なんども言いますが、
これは「よくあるパターン」

エロを除けばこの作品は、
「よくある3PもののBL」としか言いようが無い。


エロ以外はいらない!
と言う方には是非是非オススメしたいのですが、
エロ大好きな私ですが、
この作品のエロは腰にキませんでした。

切なかったり、苦しかったり、悲しかったり辛かったり
甘かったり幸せだったり楽しかったり

そういう感情がとにかく弱い作品でした。
やはりBLに一番大切なのは、その時々のキャラクターたちの心境
だと思うんです。



と、酷評ですが、
けっしておもしろくないわけではありません。
買おうか悩んでるかたは是非読んでみてください!

21

むぼち

私は本を選ぶときに、皆さんのレビューを貴重な判断材料とさせてもらっています。

こちらの高評価のお陰で出会えた本もあれば、真っ二つに評価の分かれている作品に、自分はどちらだろう、とかえって興味を惹かれ購入に踏み切ったものもあります。
どちらにせよ、良い悪いに関わらず、レビューの少い本ほど購入を決めかねてしまいます。

レビューが私のBL購買意欲を刺激していることは間違いありません。

また、評価の高いレビューを頼りに買った本が私には合わなかったり、気に入った作品に酷評が入っていたりすることももちろんありますが、感性の違いってこんなにあるんだなあと、友人のいない私にはよい刺激となっています。

私が本をたくさん買って、楽しいBL読書生活をおくることができているのは、ちるちるさんと、胡麻豆腐さんを含めた忌憚のないレビューを書いて下さる皆さんのお陰です。

私も少しでも皆さんにご恩返しをしたくて、最近少しずつレビューを投稿するようになりましたが、胡麻豆腐さんのお陰で、自分の気持ちを誤魔化したレビューでは意味がないと、改めて気付くことができました。

ありがとうございます。

今後も胡麻豆腐さんの正直な感想を読ませていただけることを願ってやみません。


ofnotice

ちるちる民ってエロを書ききろうっていう作品に対して「中身がない」って言うのがステイタス化してるんだよなぁ。
エロエロいの読むヤツってバカじゃね?的なレビューも正直あります(笑)
じゃあ、いわゆる中身あるっぽいのを書いてる人で、これだけの多彩なエロス表現に切り込んでいる人がどれぐらいいるのかと。
官能小説用語の大家・永井守弘が「みんなエロは中身がない中身がないって言うけど、じゃあどう中身がないのか説明しろというととたんに答えに窮する。要するに知らない」と吼えてたことありますが、オレも同じように思います。
これは「よくある3P」でも頭パッパラパーのエロ小説ではない。3Pコレクターのオレとしてはそこは抗議しとかないと(笑)
むしろ、下手なストーリーをひねくりまわして3Pモノ書かれるほうが、3Pコレクターとしてはありがた迷惑な場合もある。ちょっと書ける作家が3Pモノで盛大に失敗してる例、ストーリー性出そうとするのはいいが、「3Pである必然性のない」作品なんていっぱいありますよ。
「中身」というあいまいな表現で、どうでもいい3Pモノとはいっしょくたにしていただきたくないものです。

或る意味羨ましい・・・なんて

あまりに有名?な作品で、気になっており、
やっと読めました。
個人的には、
基本三角関係なストーリーはあまり好きじゃないんです。
あて馬ぐらいなら気になりません。ただ、あっちの男へ行ったり、
こっちの男に行ったり。。。となる展開が、あまり好きではありません。
しかし、この作品は、「もう3人で楽しみましょう!!」と
いっそ潔いので、気にならず読むことができました。

七瀬は、エンジェルヒートという名の媚薬の秘密を探るために、
組織にもぐりこんだ。しかし、かぎまわっているのがバレて、
その組織の兄弟に強調されちゃうってお話です。
なかなかナイスな調教ぷりだったのですが、
媚薬を使っているという点以外は、
そんなに驚きの調教は無かったように思います。

七瀬がツンツンキャラだったら、もっと面白いエチが見れたのでは
ないかな~と無いものねだりをしちゃいます。

おかしな話ですが、そこまで気持ちよくなれる七瀬が
羨ましく思ってしまったりして(笑)

1

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