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angel heat
作者の西野先生自身、3Pが好きと公言するだけあって、
BLにおける3Pマニア心がよくわかっているな~と思わせる作品でございます。
3Pモノを書くには相当の描写力が必要だというのが持論ですが、
残念ながら、筆力が低い作家さんも多い分野でもあります。
その中にあって、基礎力の高い文章で読み甲斐もある。うまいですよこの方…。
エロ率の高さも相当です。
特別、奇をてらった設定や文章ではありませんが、これほど長尺3Pエロ描写を
破綻させず、置いてけぼりにせずに書けるってフツーじゃありませんよ…。
ですが!
やはり一番の売りはともすればダークになりがちな3Pを
甘く甘く書いている点、これにつきます。自称・3Pコレクターの自分としては
ここ!非常に重要です。受けが不幸になる3Pではダメです(笑)そこはBLドリーム全開で!
序盤はありがちなダーク世界か?と思わせてすごいフェイントだった。
媚薬、衆人環視プレイ、3P、ひたすら3P、69、自慰、さらに3P
まとめはお約束の二輪挿しでございますが、全体の8割を占めるエロシーンを
ねじふせるようにして書いてしまう文章体力といいますか、そういうタフさのある文章です。
「二人に同時に抱かれるときは快感も二倍になる」という一節はもはや名言(笑)
攻め二人にどこか軽さがある点、受けが二人のくりだす性愛に溺れていく過程で
決しておバカちゃんじゃない点も好感が持てる。
さらに受けが恥ずかしいことを次々口にするという変化球つき。
ちょっと珍しい。
そうだよ~こういう甘エロを待っていたんだよ~!
ここまで書ける人なら、隠し玉もいっぱいありそう…。
なんとなくセーブして書いている印象を持ってしまうのは自分だけか?
ま、ツッコミどころもありますが、ポテンシャル部分(期待)も含めて神評価。
先に、このシリーズの既刊(「vacances」まで)を読破してからのレビューです。
元々BLって凄いよね、とは思っていたのですが、
いやはや、さすが西野さんです!
私は基本一対至上主義なのでが、それを覆されたのがこのシリーズでした。
二人を同等に愛するって、できるの?と思ってたんですが、
作中に描かれている七瀬の心情を追っていくと(全シリーズ通して)、
なんだか納得させられてしまいました。
まあ、そういう意味では、確かにこの本だけではまだちょっと弱いのですが…
このお話としてまとめるなら、あのラストでいいのかなと。
これから巻が進むほどに、さらに七瀬は強く逞しく、そして愛が深くなっていきます。
一巻はひたすらエロエロですが、巻を重ねるごとに色々な事件が起こり、
三人の絆がより深くなっていきます。(他の巻もエロエロですが!)
もちろんこの本だけで、一応お話は完結していますが、
これでくじけなかった方は、続巻を読み進めて行くことをお勧めします。
エロエロに負けず、七瀬の成長を見守って下さい。
先の方もレビューしていらっしゃいますが、
とにかく凄い題材なのに、ちゃんとラブストーリーになっているところが凄い。
そこが読み取れるなら、きっと楽しめると思います。
中身のほとんどがエロ。
挿絵もほぼエロ。
エロ満載の作品でしたが、
その濃いエロに対等なストーリーではなかった。
さほど興味をもてる内容でもなければ、
惹かれるものもナシ。
よくあるストーリーだし、
エロが無ければわざわざ読もうとも思わない。
そんな感じです。
エロ本じゃあるまいし、
ただがむしゃらにセックスさせても、
どんなにやらしい言葉を言わせても、
それに勝る、”中身”が無ければ、
なんの興奮もしないし、
楽しめません・・・・
たとえば、
セックスするにしても、
そのときの主人公達の心境や、相手に対する思いなど、
”感情”が分からなければ、
それは女性向けエロではなく、
ただの卑猥な文章でしかないと思うんです。
この作品がまさにそれだと感じました。
媚薬を使い、ただセックスする。
何度かしているうちに、なぜか情が湧き、
なぜか最後は彼らの虜に???
セックス漬けの生活でおかしくなった?
ただ身体が疼くので彼らの手の中へ??
よくあるパターンの攻めの”優しさ”にほだされた??
なんども言いますが、
これは「よくあるパターン」
エロを除けばこの作品は、
「よくある3PもののBL」としか言いようが無い。
エロ以外はいらない!
と言う方には是非是非オススメしたいのですが、
エロ大好きな私ですが、
この作品のエロは腰にキませんでした。
切なかったり、苦しかったり、悲しかったり辛かったり
甘かったり幸せだったり楽しかったり
そういう感情がとにかく弱い作品でした。
やはりBLに一番大切なのは、その時々のキャラクターたちの心境
だと思うんです。
と、酷評ですが、
けっしておもしろくないわけではありません。
買おうか悩んでるかたは是非読んでみてください!
私は本を選ぶときに、皆さんのレビューを貴重な判断材料とさせてもらっています。
こちらの高評価のお陰で出会えた本もあれば、真っ二つに評価の分かれている作品に、自分はどちらだろう、とかえって興味を惹かれ購入に踏み切ったものもあります。
どちらにせよ、良い悪いに関わらず、レビューの少い本ほど購入を決めかねてしまいます。
レビューが私のBL購買意欲を刺激していることは間違いありません。
また、評価の高いレビューを頼りに買った本が私には合わなかったり、気に入った作品に酷評が入っていたりすることももちろんありますが、感性の違いってこんなにあるんだなあと、友人のいない私にはよい刺激となっています。
私が本をたくさん買って、楽しいBL読書生活をおくることができているのは、ちるちるさんと、胡麻豆腐さんを含めた忌憚のないレビューを書いて下さる皆さんのお陰です。
私も少しでも皆さんにご恩返しをしたくて、最近少しずつレビューを投稿するようになりましたが、胡麻豆腐さんのお陰で、自分の気持ちを誤魔化したレビューでは意味がないと、改めて気付くことができました。
ありがとうございます。
今後も胡麻豆腐さんの正直な感想を読ませていただけることを願ってやみません。
ちるちる民ってエロを書ききろうっていう作品に対して「中身がない」って言うのがステイタス化してるんだよなぁ。
エロエロいの読むヤツってバカじゃね?的なレビューも正直あります(笑)
じゃあ、いわゆる中身あるっぽいのを書いてる人で、これだけの多彩なエロス表現に切り込んでいる人がどれぐらいいるのかと。
官能小説用語の大家・永井守弘が「みんなエロは中身がない中身がないって言うけど、じゃあどう中身がないのか説明しろというととたんに答えに窮する。要するに知らない」と吼えてたことありますが、オレも同じように思います。
これは「よくある3P」でも頭パッパラパーのエロ小説ではない。3Pコレクターのオレとしてはそこは抗議しとかないと(笑)
むしろ、下手なストーリーをひねくりまわして3Pモノ書かれるほうが、3Pコレクターとしてはありがた迷惑な場合もある。ちょっと書ける作家が3Pモノで盛大に失敗してる例、ストーリー性出そうとするのはいいが、「3Pである必然性のない」作品なんていっぱいありますよ。
「中身」というあいまいな表現で、どうでもいい3Pモノとはいっしょくたにしていただきたくないものです。
のっけから私個人の話をさせてもらえれば、
シリーズもすっかり完結した頃に、唐突に「商業BLのえろいのが読みたい!」という衝動に衝き動かされて、シリーズ4作のうち、この作品だけを読みました。
(がっつり挿入までしちゃう系の)3Pものを読んだのは、たぶん、これが最初です。
商業BL自体が久しぶりだったこともあって、「えー今のってこんなんなってるのか」、とびっくりしながら読んだんですが、
どえろなのに痛くない、しかも3P、っていうのは、わりと貴重です、ね???
本のレビューをします。(`・ω・´)
これだけ便利なクスリが、これだけ効果的なアイテムになっているんだから、楽しくないわけがない!よ!
レビュー終わりました。(´・ω・`)
いや、でも、はい。
やばい店に潜入してあっさり失敗して、みせしめのおしおきに、えっちなショーに出されることになっての初体験でも、
エンジェルヒート(クスリ)の効力でとろとろのあつあつで気持ちいい。
むしろ気持ち良すぎてつらくて、うっかり「奴隷になります」って言わされちゃって、兄弟の手中に落ちて、
さらに身元やら依頼主やらを吐かされるのにクスリ使われての快楽攻めで、やっぱりとろとろのあつあつで気持ちいい。
その後も、兄弟それぞれに1対1で抱かれたり、他の男に襲われかけて回避したり、もろもろ解決されて2人との縁も切れたはずなのに、恋しくてひとりえちしてしまったり、
挙げ句、自分から「性奴隷にしろ」と怒鳴りこみにいったり。
うむ。
美味しいどんぶりをかっつかっつ食べてる時に、あんまり難しいことは考えない、みたいなもので、読み終わったら満腹になってました。
旨かった。
エロに媚薬、3ピー。
読みたい衝動に駆られて買っていた作品でしたが
結局未読のまま積んでました((´∀`*))ヶラヶラ
ようやくよめたこの作品。
思っていたよりストーリーは重くないのかなーというのが雑感。
エロの印象が強すぎたのか、受があっさり戻ってきてしまったからなのか。
とはいえエロは極上でした。
初めてなのに感じまくる受然り。
なんもないのに感じちゃう受はビッチが過ぎると思ってしまうのですが
媚薬を塗り込められることによって意に反して
身体がヒートしてしまう。こらえられず腰を振ってしまう。
素晴らしぃ!!
ストーリーはもう少しシリーズが続くようなので
おいおい追いかけたいと思います(ぉぃ
ってくらいHのシーンが多いです。
しかも、衆人環視の中での媚薬陵辱、軟禁、3P、再び陵辱、尿道責め、調教、性奴隷、とこう書くと物凄い世界ですね。
でも、読後感がなぜかどことなく爽やかとも言えるくらい暗さが感じられなくて、それは多分受けの潔さと攻めの甘い優しさが全編に漂っているからでしょうか。
媚薬エンジェルヒートを使われて極限の快感に狂いながら、病気の母親に累が及ばないように、と正気を保ち、景彰と漣に従順に従う七瀬。支配者である二人はなぜか優しくて、七瀬は二人に恋のような気持ちを持ち始める。
漣は『僕と兄さんとどっちが好き?』なんて聞いてくるし、この3Pはどこか一味違います。
結局七瀬は二人とも選ぶんです。陵辱されてた受けが攻め二人を両方とも欲しがって手に入れる。コレは面白い。
ラスト強烈な二輪挿しあり。お楽しみに。
あまりに有名?な作品で、気になっており、
やっと読めました。
個人的には、
基本三角関係なストーリーはあまり好きじゃないんです。
あて馬ぐらいなら気になりません。ただ、あっちの男へ行ったり、
こっちの男に行ったり。。。となる展開が、あまり好きではありません。
しかし、この作品は、「もう3人で楽しみましょう!!」と
いっそ潔いので、気にならず読むことができました。
七瀬は、エンジェルヒートという名の媚薬の秘密を探るために、
組織にもぐりこんだ。しかし、かぎまわっているのがバレて、
その組織の兄弟に強調されちゃうってお話です。
なかなかナイスな調教ぷりだったのですが、
媚薬を使っているという点以外は、
そんなに驚きの調教は無かったように思います。
七瀬がツンツンキャラだったら、もっと面白いエチが見れたのでは
ないかな~と無いものねだりをしちゃいます。
おかしな話ですが、そこまで気持ちよくなれる七瀬が
羨ましく思ってしまったりして(笑)
さすが複数と言えば、の西野花さん。愛ある3Pでした。
典型的な体から落とされるパターンで、どこを開いてもエロ。ストーリーもごくあっさりしています。メインのエロもそれほどクるものではありません。
なのに、読んだ後にちゃんと満足感があります。
じゃあ何が?というと、ちゃんとラブストーリーになっているところ。
設定もプレイもストーリーも、割とハード目だと思うんですが、七瀬が確実に恋をしている雰囲気を醸し出しているんですよね。ほとんどエロばっかなのに。ストックホルム症候群だろうとなんだろうと、最初から七瀬は二人と恋に落ちてしまっているから、凌辱された的な悲壮感が薄い。奴隷になることも、すでに体と心を落とされていることについていけない七瀬の思考のための言い訳でしかありません。もともとの性格も割り切りの良い性格だったみたいで、ぐだぐだ悩まないから気持ちよく読めました。
エロが主眼の作品なのかと思ってましたが、3人のラブラブがメインになっていてほほえましかったです。
今作は三人の関係が出来上がるまでのお話だったので、次は七瀬が甘やかされてもっとかわいくなるのかな?と期待が膨らみました。
レーベルがレーベルなのである程度覚悟はしていましたが(笑)、濡れ場に全力投球している作品です。
BL特殊プレイのカタログかよ!と思わずつっこみたくなるくらい道具や薬を使用した様々な濡れ場シーンが最初から最後までちりばめられているある意味潔い一冊です。
攻めふたりに囚われた受け・七瀬くんが次第に性奴隷としての才能を開花つつも一方で彼らの深い愛情を感じ、3Pだけどちゃんとラブラブで終わったので良かったです。
裏社会で、薬物で、秘密クラブでの陵辱、監禁調教、それも二人がかりと、濃厚エロな設定がめいっぱい。
一応、表ストーリーは「エンジェルヒートっていう麻薬の謎を追う」サスペンス物かな?
調教といっても、攻め側の二人がただの粗暴ややくざじゃないんで、単純に肉体的に痛い暴力は出てこないんで安心。
調教される側の七瀬も、ついうっとりしちゃって、、、
ガッツリ濃いのが読みたいときにおすすめ。
ただし、挿絵もかなりガッツリきてるので、電車の中で読むのはお勧めしない。
(って、普段、小説だったら結構平気で電車の中で読んのじゃうのは私ぐらいだろうか、、、)