交渉人は疑わない

koushounin wa utagawanai

交渉人は疑わない
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神159
  • 萌×224
  • 萌12
  • 中立2
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
33
得点
929
評価数
200
平均
4.7 / 5
神率
79.5%
著者
榎田尤利 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
奈良千春 
媒体
小説
出版社
大洋図書
レーベル
SHYノベルス
シリーズ
交渉人シリーズ
発売日
価格
¥860(税抜)  
ISBN
9784813011811

あらすじ

元検事で元弁護士、そのうえ美貌と才能まで持ち合わせた男、芽吹章は、弱き立場の人を救うため、国際紛争と嫁姑問題以外はなんでもござれの交渉人として、『芽吹ネゴオフィス』を経営している。ところが、ひょんなことから高校時代の後輩で、現在は立派な(!?)ヤクザとなった兵頭寿悦となぜか深い関係になっている。嫌いではない、どちらかといえば、好き…かもしれない、だがしかし!! 焦れったいふたりの前に、ある日、兵頭の過去を知る男が現れて!?
出版社より

表題作交渉人は疑わない

兵頭寿悦 暴力団の若頭
芽吹章 元検事&元弁護士の交渉人

レビュー投稿数33

愛ゆえの思いやり

交渉人シリーズ2作目です。
いきなり芽吹がホストとして働く場面から入っており、そういう話運びが本当に上手いし面白いです。
交渉人として、相手と交渉するだけでなく現場に潜入したり裏をとるために関係者から話を聞くのとかも興味深く、時には笑い要素もあり楽しく読めました。

裏社会のお話ですから、暴力的な展開もあるにはありますが兵頭が本当は人情深く義理がたい人物なので後味も意外と温かいんです。

前巻では身体先行で絆されたという感じのあった芽吹でしたが、すっかり兵頭を頼りにしていて愛情を感じている様子でした。
最後には身体もしっかり繋がって…満足満足。
濡れ場も始まりから、次第に熱が高まって放出されるまでがしっかり描写されているところが大変良きだと思います。

周りのキャラクターにも気になる動きが。
キヨと智紀って、そういう感じになるのかな?
そちらも気になる所でした。

2

攻めの魅力が増していく

事件ものシリーズのパターンに則り、二冊目は濃い目の事件で一冊まるごと使っている。コメディ要素も強くなり、軽く読めるラノベ感。テンポが良くて面白く、いくつかの決めシーンは画面的に映えそうだと思った。

今作はタイトルにもあるように、人を信じる信じないの精神論を絡めて進む。理想に縋る芽吹は、主人公としてある意味完璧なんだろうと思った。人としてってことでなく、傷のある人間が共感を呼ぶ論理を組み立てて魅せる、創作主人公としての完璧さ。
私は綺麗事が苦手な質なので、一歩も二歩も引いて見てしまうタイプのキャラ。好感度が高いのはなんとなく分かる。

兵頭は芽吹のピンチに必ず助けに来るし、嫉妬心を隠さずメラメラしていて、こちらも攻めとして完璧。口説き文句をつらつら述べてくれるので、BLの醍醐味をしっかり味わえる。粗野で下品なとこもあり、古いような逆に新鮮なような空気を感じた。
過去の犯罪が今も深い心の傷になっていて、自嘲気味に攻撃的になる様子が辛い。同時に情の深さなんかも見えてきて良かった。

事件は新キャラを登場させつつ綺麗に終了。メイン二人は発展したことになるのかな?肉体的には進展したが、芽吹がどこまで認めているかはまだ分からない。
エロシーンはラストのしっかりめのものも良かったが、手錠で繋がれた中途半端なときの方がどきどきして好きだった。

一冊目から個人的推しのキヨ。ちょっとBLの匂いがしてきて残念。彼には誰ともくっつかず、孤高の癒やし系キャラでいて欲しかったなあ。

0

兵頭の優しさに感激

前回から何度か体を重ねている2人。まだ最後まではしていないけど、心の距離はグッと近づいた感じだった。
芽吹の正義感の強さや仕事への想い、兵頭の優しさ芽吹への思いの強さが伝わってきてとても良かった。1番最後のさゆりさん視点のお話。兵頭の優しさと芽吹の気持ちが伝わってほんとに良かった。
徐々に近づく2人の気持ち。次回はどこまで進むのか楽しみだな。

0

神作品

・ホストの芽吹がみれる
・初エッチ!!!!!!
・文句無しに面白い

0

シリーズ第二弾

やはり人気シリーズだけあって面白かった!
夫婦漫才ぶりもだけど、兵頭の舎弟もいい味出してるっ!
そして、キヨ!可愛いっ!大好きっ!

芽吹の先輩も登場して、来るだろうな~とは思ったけど、やっぱり登場して兵頭とバチバチなの面白かった~。
友情と思ってるのは芽吹だけだよね!?
そして、兵頭の過去もだんだんわかってきて、兵頭いい男だな~と。
一応高校生の時のは別にして、やっとアナル解禁!
媚薬で生って私も入れる方に影響無いのか時々気になってたので、リアルで面白かったです~。
この作品はファンタジーなBLな中にリアルっぽさが絶妙にブレンドされてるのがいいな~と。

それにしても、冒頭にでてきた満男、上京の背景も描写してるからもっと事件に絡んでくるのかと思ったらその後ぱったり。
いつ事件に関わってくるのか気になって気になって・・・
再登場しないうちに終わってた・・・何度も名前確認しちゃったw
潜入した先のホストなだけでモブでもいい位なのに名前あるって、そこはなんか拍子抜けでした。

小百合さん視点のエピローグ良かったです~

涙ひと粒ぽろりしました。

1

ついに・・・!?

ついに兵頭のバズーカを受け入れてしまう・・・という回でした。
感想はそれしかないです。
だってもう、面白すぎです!だいたいシリーズものは1巻は面白くて、2巻になると面白さは半減する(イメージです)ものなのに、こちらは違う!2巻も十分に楽しませていただきました。全巻いっきに読みましたので、感想はひとつにまとめた方がいいかと思いましたが、こちらは記念すべきバズーカの巻でしたので、こちらにも感想を書きました。兵頭おめでとう、よかったね。
ただ、少し気になったのが、挿絵がだんだん変わってきたことです。ほかの方も書いてますが、最終巻ではだいぶ絵が変わってます。私は1巻の頃の絵柄が好きなので、変わってしまい残念です。

1

ブリティッシュしめ縄登場

名作シリーズ2作目。
今回は奈良先生の表紙、中表紙にうっとり。
表紙の兵頭がかっこいいのは御覧の通りですが、中表紙がなんと
芽吹の幸せそうに枕ぎゅーしている寝姿(携帯待受画面)。
これを鼻の下のばして見ている兵頭の顔まで連想できて、最高です(笑)

そして裏表紙は、シャチ〇ン食べてるキヨの図。
2010年ごろに販売終了となったらしい名古屋名物シャチのシュークリーム?
いいなあシャチ〇ン。食べてみたかった・・・

当巻では、兵頭の過去が明らかになるとともに
その過去に因縁があった溝呂木(悪党)が登場。
そんな簡単に悪党が立ち直る訳はないと思いつつ
小説だからこそ、信じたいなあと思う気持ちを書いてくださって
読後感が爽やかです。
色っぽい話では、事情により手錠でつながっている溝呂木の横で、
兵頭にやられそうになった芽吹。
このシーン、結構キました(笑)
色っぽいというその声を聴いてみたい気がする。

そして二人の関係がまた一つ進むとともに
芽吹の友人 七五三野(しめの)が登場~
兵頭と違ってブリティッシュスタイルのイケメン弁護士。
でも、芽吹をぺたぺた触ってて、うーん気になる~
この後、どうなるのかがとても楽しみです。
次ぐらいで芽吹の過去が出てくるのかな・・・?

0

兵頭の天敵出現?!

交渉人シリーズ第2弾。

まだ、兵頭を恋人だと認めていないものの、兵頭にほだされまくりの芽吹。
そんな芽吹の態度を楽しむ余裕の兵頭。
ほんと最高のコンビです。

芽吹はストーカー被害にあっているというホストの溝呂木からの依頼を引き受けます。
しかも溝呂木には兵頭と深い関係が・・・
評判の悪い溝呂木の依頼が嘘なのかと一抹の不安を覚えながらも、溝呂木の更生したいという思いを信じる芽吹。

依頼人のために兵頭にすら立ち向かう芽吹はちょっとかっこよかったです。
でも手錠の鍵まで頭が回らない天然さも芽吹ですけどね(笑)

今後の二人の進展が楽しみでなりません。
そして兵頭の天敵、七五三野の気になります。

0

コメディで面白い!

コメディのドラマを見てるような、そんなテンポよく面白い回でした!榎田先生の作品はまだ読み始めて浅いのですが、作品によって筆致が幅広く、本当に力のある方なんだと分かります。

それにしても、相変わらず芽吹さんはヤクザにモテモテですね。自分のことをオッサンと連発していますが、大人の男も良いなーと思わせてくれます。
キヨと智紀の恋の予感も垣間見れました。
最後はついに覚悟を決めて兵頭さんと結ばれます。
ほくほくです。

1

コミカル・シュールにサスペンスが加わりました

交渉人シリーズ第2弾。
兵頭の過去がちょっとわかってきました。
前作では、もやもやっとした芽吹のトラウマの部分と
ストーリー全体のコミカルな感じにちぐはぐな印象を受けましたが、
慣れてきたのかな!?
前作ほどの違和感は感じませんでした。

ストーリー全体は面白かったのですが、
萌×2をつけるほどには萌えなかったんだよな。
何が足りないんだろ。

芽吹のトラウマは今回は全く語られず、
どうやら弁護士を辞めたのもいわくありそうです。
気になるので、次編へ続くです。

それにしても、「シャチドン」って実在するの?
思わずググっちゃたよ(;^ω^)

0

この作品が収納されている本棚

レビューランキング

小説



人気シリーズ

  • 買う