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作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
今まで、諒一のややこしいトラウマや仕事と恋愛についてのこだわりから、暁と両片思いとも言うべきモヤッとストーリーだったのですが、いよいよ大詰め。
暁のカメラマンとしての岐路に立ちます。諒一は彼のキャリアのことを考えたら行かせたい。でも行ってほしくない、戻ってきてくれともプライド?が邪魔して言えない、と、どーにも動けない状態に。
これまで登場した周囲の友人や同僚達が活躍します。
とうとう諒一は暁の元へと向かいます。ここからは王道再開ストーリー!
良かったよ、ほんと、諒一のややこしい性格を暁がうまく手懐けて、これからも仲良く、これからはラブラブて末永く過ごしてほしいなと思うラストでした。同人誌でその後もあるようだし、アンコールの商業誌もあるようなので、読んでみたいと思います!
諒一のバカヤロー!!で終わってしまった2から
もうここからは幸せへのカウントダウンさ…と言いきかせながらも
もどかしさこの上ない!!www
でも、すんなり暁へ謝罪し想いを伝えられるような諒一だったら
ここまでこじらせませんものね。
それもこれも何もかも帯のせいであって…。
純粋に好きな人から手酷くフラれたら
まっすぐ愛に向かう気持ちは相当怖いでしょう。
暁が帯とは真逆のタイプの人間だとしても
拒否される痛みは、やっぱり経験しないとわかりませんものね。
ただ、菊池のド正論がかなり効いた────!!!
あいつ……あんなにオネエチャン大好きだけど
めちゃくちゃいいヤツじゃないですか……。
諒一にカミングアウトされても否定も拒絶もしない懐、
うっかり涙ぐんでしまいそうになりました。
諒一も良い相棒に恵まれたなぁって心から嬉しく思いました。
バリバリ働く斎藤さんも
最初のがっつきが懐かしくなるほどで(失礼)
良き理解者でいてくれましたから…。
諒一がただのチャラいヤリ○ンだったら
きっと素敵な仲間には恵まれなかったでしょう。
諒一自身が若い頃の失恋の痛手から立ち直り、
仕事に対して全力でいたからこそ。
そうして出逢った暁にもその姿勢がちゃんと伝わっていたから
出会うべくして出会った二人なのかもしれない。
コバさんのアドバイスも素晴らしかった…。
なんかこう、年輪的なものを感じますよね。
ただ年とっただけじゃない経験値がものを言う!
幸せそうだと尚更沁みるだろうなぁ。
再会のシーンは何度でも読み返したくなります。
ポリシーやプライドなんてクソ食らえな諒一に
スタンディングオベーション!!!
はぁ…暁も本当に本当におめでとう…そしてありがとう…!!
暁ほどのまっすぐな気持ちの持ち主じゃなかったら
諒一の心を動かせなかった事でしょう。
一時は気の毒過ぎたけどカメラも辞めなくて
自分らしさを追求できそうで何より。
愛することも愛されることも
望むようにはなかなかうまくいきませんが
いつも真摯な気持ちで相手に寄り添っていられたら終わりなんてないはず。
失くしてはいけない愛に気づけて良かった…。
2巻でズタボロになった二人。どうなるのかと思いましたが、二人して頑張ってちゃんと繋がり、嬉しい終わり方でした。作品全体通して萌2よりの萌です。スピンオフの大人同士も今度読んでみよう~
お話は前半、まだ暁ともめもめ中、そして仕事でやらかしてしまう諒一。いつもこういうシーンでは自分の仕事やらかした時とシンクロして、かなりつらいんですが、諒一は落ち込む暇もなくひたすら挽回しようと頑張るので、あまり落ち込まなかったです。エライわ諒一。
暁は師事する田所と一緒にチュニジアに行くことを考えていると諒一に話し、諒一の出した答えは・・と続きます。
オビさんは前巻に引き続きちょっと出、大人同士のカプもちょっと出、菊池と斎藤は諒一を見守っているスタンスです。斎藤が案外、いい奴化して、あら良かった♡でした。(1巻ではこのくそ女 と思ったんですけどw)
*****以下はより内容に関する感想
暁がチュニジアに行っちゃうことにより、お互いの気持ちにちゃんと向き合えたこと、そして二人とも同じ答えを出せたことにとても幸せを感じます。暁がよこしたエアメールが素敵。思いを正直に書いてあって、言葉より文字って雄弁だよ、破壊力抜群 としみじみ思いました。会いたいって、ただの4文字なのに、ただの4文字にならないんだもんな。良かったね、暁。
最後チュニジアまで行ってしまうところは、どっちかっていうとわんこ暁が帰ってくるのを日本で待ってる方が好きだったかも・・・などと思いつつ、二人の様子を見守る周囲の温かな様子に和み、幸せな感じで読み終えることができました。うーん、読んで良かった。
読み返しの3巻。メロドラマ的展開ありの大団円。ほぉ〜っと思わずため息をついてしまう完結編です。
しかしこの諒一という男、仕事に対するスタンスも恋愛に対するスタンスも「うっ…分かるわ」という部分が多くて、読んでいて心がキリキリすることがあります。無理に仕事を詰め込んだ挙句、ドツボに入ってしまう描写など「いやぁ〜〜!」と叫び出したくなる感じです。ああいう時、周囲に助けを求めるタイミングってホント難しいんですよね。
そんななかなかに厄介な性格の諒一ですが、仕事仲間や友人に恵まれていて仕事も恋愛もいい方向に動きました。ドラマティックな告白の旅は、大人ならば幾つか抱えている「あの時、思い切れていたら…」「あの時素直になれていたら…」「でも、諦めてしまった…」を回避したストーリー。誰しも心の底に「こんな風に行動してみたかった」という思いの欠片があるからグッとくるのかな? などと。
現実はなかなかうまく行くことばかりではありませんが、良い意味でのファンタジー。手に取りやすい電子書籍で(再)購入したのも何かの縁。度々読み返すシリーズになりそうです。
余談ですが、あとがきでの出版業界での新人さん時代のエピソードも実に「わかるわかる!」でした(笑)
完結巻。
帯に引っ掻き回されて暁と上手くいかなくなった諒一は、そのイライラを紛らわそうと仕事に逃げる。捌けないほど仕事の量を増やし、結局取材先への連絡ミスを起こしてしまう…
(この取材先は「くちびるに銀の弾丸」の澤村と水嶋。こういう遊び方スキ。)
弱る諒一に周囲は優しい。会社のゲイ先輩小林も、編集部の戦友菊池も、みな素直になって暁にぶつかれ、と言ってくれる。肝心の諒一だけが過去の呪いに囚われて意地を張って。
ぐるぐる堂々めぐりの諒一の姿と、拠り所の仕事への想い、あのキャバクラ大好き女好きの菊池の至極真っ当な恋愛観に目を開かれたり、の果てに、結局諒一を突き動かすのはサハラ砂漠からの暁からのエアメール。
バカ正直に『いますぐ会いたいです』なんて書いてくる年下の男に、つまらないプライドなんていらなかったんだ。あの仕事中毒の諒一が、休暇を取ってチュニジアに暁に逢いに飛ぶ。
ここからドラマちっくなメロドラマ展開ですが、私は好きです。
諒一の方から追いかけてくれて、ワンコは尻尾もちぎれんばかり。際限なく諒一を貪る暁。
や〜っと2人がまとまりました。ほっとした…
ところで、帯さん。
彼は「悪」って感じに描かれてるけど…本当に彼は印象深くて、7年前は諒一を傷付ける前にはじめはフェードアウトしようとしてたんですよね。だけど諒一が距離感を間違えたから言葉で斬りつけた。現在の彼は、直接関係ない暁を潰す策略を仕掛けたり、夜中に諒一を呼び出して暁に諒一と会ってることをメールしたり、あくどくなってる。男とはのめり込まずに付き合って、勉強も結婚も自分の目的のため、怖いくらいの意志で生きている帯も、7年間に何があったんだろう。そもそもそんな乾いた男になるきっかけがあったんだろうし。そう思うと帯の事が知りたくてたまらない。
過去の出来事から他人を好きになることを恐れる諒一と、自分の撮りたいものを求めるカメラマン、暁の話。
この2人の関係で3巻も要しますが、実際暁からの恋愛感情が感じ取れるのは1巻からだし、その1巻を読んだ時点で「すでに相思相愛なのでは?」と思っていた身としたらここまで引っ張られて「もう勘弁!」と思うところなんですが、以外にもさらっと3巻まで読めました。
帯さんというキャラが強烈で最後まで一貫して嫌なヤツ。
だけど、私はこういう当て馬?は好きです。最後に手のひらを返したかのようにいい人になることも多い中、キャラを崩さず悪役に徹してくれたのは気持よくて逆に好印象でした。
肝心の主役2人ですが、今回はどちらかというと攻め萌でした。暁は一途で夢を追い求め、家もきれいにするし料理も上手い…と完璧キャラなんですが、なんだかすらっと受け入れられました。
職場描写も普段編集業という世界を知らないからか、とても楽しく感じられました。強烈に心に残る印象ではないものの、最後まで安定したシリーズでよかったです。
同居していた暁と元恋人であったオビさんと会ってたことがバレてけんかをして、独り暮らしに戻った諒一。
諒一は、暁が出て行ってしまったことで生じた自分自身の変化を埋めるかのように、仕事量を増やし、まるで仕事に溺れるかのように日々仕事に追われる生活へと変化した。暁がいなくなってしまった穴を仕事で埋めようとしたのだ。
当初こそ、それはうまくいったかに見えたけれど、次第に諒一は余裕をなくしていき……
そんな時にふらりと立ち寄ったのは、まだ諒一が若い頃から行きつけにしているバーだった。その店にはそっちの気のある人間が集まる店、として有名な店なのだが、今日はそんな気分でもなく、ついうっかりそこで会った同じ職場であるも、同じ職場に諒一が就職する前から先輩である男に全てを話してしまう。
どうして自分は割り切ることができないのか、自分はどうしたらいいのか、暁のために何が一番いいのか、過去の失恋から立ち直れずにいた諒一が今、ゆっくりと動き出す……
という感じの話でした。
実はこれの前作を読んだのが大分前だったので、内容を思い出せるのかどうか、大分不安だったんですが、それは余計な心配でした。
読み出したらあっさり、この人の作品の世界に入ってしまって、けんかした原因なんて些細なことのように思えて、過去の恋愛に縛り付けられてる諒一がどうするのかが気になってしょうがなくなって。
で、最後のハッピーエンドにほっとため息をつきました。
人間には誰にでも矜持があって、それを成すがために働いているのだな……と思わされて、ちょっと働くことの価値を見失っている私には思い宿題を突きつけられたような気もしましたが、基本的には読んでよかったと思いますし。
プライドと今のしっかりある男だからこそ、それを折ってまでやり遂げないといけないことがある、と教えてくれた作品だったように思います。
簡単なことで譲ってあげられなくなった大人の恋愛話を読みたい方にオススメします。
失ったものの大きさが、想像を超えていた事実を認めたくない主人公は
周囲の心配をよそに仕事に没頭する。
が、もちろんうまくいくはずもなくミスを犯す。
打ちのめされつつ、自分と向き合い過去と決着をつけていく完結編。
意外と青春ものな感じで、青臭いセリフも多いけど
大人になった今こそしっかり読んで、大いに照れて語りたいっと思った巻。
若い人には、臭すぎるところもあるかもね。
帯がどうも好きじゃなくて2巻は中立だったんですが、今回は再び諒一と暁のターンで完結巻。
お仕事シーンは相変わらず多いんですが、その取材相手として「くちびるに銀の弾丸」の2人が出てきます。
こういうお遊びというか分かる人には分かる作品同士のリンクは楽しい。
そして帯はやっぱきっぱりやなヤツでしたー。
最初から最後まで訳わからんやなヤツだったのでもやもやっとしました。
何だったんだ、こいつは、この当て馬は嫌いなタイプの当て馬だなあ。
今作では諒一がやたらぐるぐるしてます。
最後は諒一らしからぬというか外国まで暁に会いに行っちゃう。
半年だから待ってるのかなって思ってたんで意外にロマンティックというか実はやっぱり根は恋愛体質だったのかな、この人。
主人公の過去のトラウマにもなった元カレが、最後の最後までわけのわからない嫌なヤツのままで、げんなり。
しかも、うざいほど出てくるお仕事描写で、さんざん仕事人間であることを飽きるほど読まされたあげく、主人公は最後に攻めを追いかけていくために休みを取って海外へ、って、それってどうなの? と突っ込んでしまいました。
やることやって行ったと思うより、結局、その程度なんだ、と思ってしまって、げんなり。仕事よりも大事なものを見つけたって展開には読めなかったので、シリーズ全体でがっかり。