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sonokoi igi ari
としてなら、結構読み応えあって面白かったです。
もちろん、ホントに『本格的』というほどではないですが。
もともと、個人的好みで『お仕事・事件・リーマンもの』とでもいうものがものすごくダメなんですが、こちらは逆に(ラブストーリーとして捉えなければ)冒頭にも言ったように面白かったんですよ。
日向さん作品にはよくあるんですが、ラブストーリーとしてはともかく事件もの・あるいはコメディとしてなら結構よかったんです。
ただ・・・BL(ラブストーリー)としては、特に水島(受)が受キャラクターとして個人的にかなり苦手なタイプです。
水島視点で、ストーリーに占める事件の比重が高いので、どうしても樋崎(攻)の魅力が薄いかな。スペックだけはわかるんですが。
それでも、樋崎は決してキライじゃないんですけどね。
あと本題ではないんですが、水島が容疑者である朱鷺(『極・嫁』の攻)の舎弟に面会に行った時の舎弟の台詞が・・・被害者(たぶん)と舎弟本人の名前がそっくり入れ替わってるんだけど!
最初読んだ時には『???え、これ舎弟のセリフだよね!?』と混乱しちゃって何度も読み返して『誤植(というのか校正ミス?)か・・・!』と気付いて一気に脱力しました。一箇所ならまだしも、そのシーンまるごと全部だよ!?
そりゃ、間違っていいところなんてないけど、いくらなんでもここはないだろう!と。
『事件もの』としては面白かったと思うからこそすごく惜しいと思ってしまいました。
あと『事件』についてはこちらだけではちょっと半端ですが、続編『その愛、有罪!』でも引き続き同じ事件を扱っています。
単に『キャラクターが共通してるシリーズもの』ってわけじゃないんですよね。『事件』については2冊で完結って感じです。
しかし、脇キャラクターの(水島の担当事務官である)佐原が『極』シリーズの『極・嫁』でメイン(受)になっていますが、こちらでは驚くほど存在感が薄いです。
こちらを先に読んでたら、リンクだということに気付かないんじゃないかと思うくらいに。←実は『極・嫁』がすごく面白かったので、(あらすじ・設定は苦手なタイプだと思った)こちらのシリーズも読む気になったので。
そういえば、日向さん作品は面白いとは思うものの、どうしても文体が合わなくてしょ~がないんですが、こちらはあまり気になりませんでしたね。なんでだろう。単に慣れただけかな?
検察官、勝巳が大学時代の恋人だった勇弥と再会した。
ちょっと飲むつもりが、吐くほど飲み、勇弥の世話になる。朝、目覚め勢いでセックスする。
過去のケンカ別れを打ち消すほどの感情。
勝巳の抱える事件が二人の関係をいい方向へ、
大学時代、水島に年上の彼氏が出来たことが原因で親友だった樋埼とは口論の末、絶縁状態に・・・なにをも優先した恋愛もとっくの昔の手痛い破局にしかならなく。
今では将来を有望視される検察官として一人仕事に生きる水島勝己。
友人(女)の彼氏役としてお見合いを破断させるべくやってきたホテルで、樋埼と偶然の再会。そこにいたのは学生時代の面影を残すも成熟した大人の魅力を備えた男だった!!
萌えますっ!!大人の恋あり、仕事あり、美女あり色男あり(笑)
恋愛は王道ネタに萌えつつも検察官水島としてからむ事件では真相を知りたくなるサスペンスもありで終始お楽しみの要素満載です。個人的には色男極道組長に惚。
最後の法廷でのシーンがいろいろな意味でドラマな展開で特におすすめです☆
日向先生の著作の中でも内容の充実度でかなり上のほう行くんじゃないでしょうか。