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上巻では、2人の関係が甘い方向へ行きそう・・・な予感で終了。
下巻では、甘くなりかけて、途中で波乱の展開になり、そして・・・という、耽美で甘美で淫靡な世界がそこにはありました。
当時、「耽美」といえば、アンハッピーエンドや死の匂いがしていることが多く、初見時は最後のページをめくり終えるまで、実は内心ドキドキでした・・・。幸せな終わり方をしてくれるかが分からなかったからなのです。
マクシミリアン、一見かなりひどい攻め様ではあるのですが、私は好きな攻め様です。
実際には不器用で心根の優しい人ではあると思うのですが、妹の件でシュリルを許せない・・・と思っている部分があって、でも、そう思いながらも魅かれていく自分に戸惑うという・・・
シュリルはシュリルで、最初は抱かれるのが怖かく、辛く、嫌だったのに、体が先に感じ始めてしまい、そんな自分の変化に戸惑い・・・
そんな2人の姿は、本当に艶めいていて素敵です。
紆余曲折を経て、ちゃんとハッピーエンドを迎える2人。
今後は、マクシミリアンがとことんシュリルを溺愛しそうな予感です。