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yamaaishikiko no sekai
1巻2巻よりもファンブック色が強い一冊だと思いました。
この作者さんの本をほとんど読んでいて、シリーズ等も全てわかっている上でこの方の作風が大好き、という方には楽しめると思います。
私は全部を知っているわけではないのですが、金環蝕が好きでコミカライズが読みたくて手に取りました。
金環蝕は小説とコミックが入っています。色んな方がイラストを手がけていますが、この作品の雰囲気や耽美さは作者さんの持ち味で大好きです。
他にも、小説が半分とコミックが半分という構成。プラスおまけが諸々。1巻は読んでいないのですが、2巻よりバラエティーに富んでいる感じですね。
基本的にあまり明るくライトなお話は少なくてダークだったり凌辱ものだったりというものが多いです。
一作だけ女性が絡む作品があり、これが私はちょっと苦手に感じました。女性が出てくるものは好きですが、これは二人の人間が凌辱され、一人は女性というものだったので、萌えるというよりリアルに受け入れにくい複雑な感じでした。BLというより、耽美的作品集ですね。女性が主人公のお話もあります。
漫画のイラストは今ではちょっと古いと思われる絵柄かもしれませんが、大変綺麗で耽美でどのかたも世界観にあっています。
こういう絵柄が好きな方にはたまらない一冊だと思います。