藤棚
kotonoha biyori
商業誌で発表された【言ノ葉ノ花】の続編。
長谷部と余村が両思いになり、半年後のデート話し。
しかも今回は本編で寡黙な青年として登場した長谷部の視点で、
物語は進みます。
長谷部がどんなふうに余村を意識し、恋に落ちていったか。
余村に寄せる長谷部の切ない気持が描かれていました。
砂原さんは「長谷部を幸せにしよう」というテーマで、
この続編を書かれたそうですが。
その思惑通り、積極的な余村に、とっても長谷部が幸せそうです(笑)
とにかくあまあま&幸せなお話で。
【言ノ葉ノ花】で涙した方にはぜひ、読んでもらいたい作品です。
ドラマCD化もし、多くの人が涙したであろう『言ノ葉ノ花』の続編(番外編?)として砂原さんが書き下ろされ、同人誌という形で発表された作品です。
『言ノ葉ノ花』本編は余村の視点で描かれていますが、こちらは長谷部の視点で描かれている分、本編で書ききれなかったであろう寡黙な長谷部の揺れ動く心情が良く現れていて良かったです。
あとがきで砂原さんが「いつも振り回されてばかりだった長谷部を幸せにしよう!」という目的地目指して書いたと仰っていますが、正にその通り!(笑)
エッチシーンもしっかり書かれていて大満足です。
幸せな2人のその後を見ることが出来て、一読者として純粋に嬉しかったです。
う~ん、やはり大好きです、『言ノ葉ノ花』(笑)
「言の葉の花」の長谷部サイドの裏話プラス、その後のラブラブ話です。
長谷部くんがいかにして余村さんを好きになったかという詳しいいきさつを交え、ラブラブデートが描かれています。
どうにもこうにも言葉が足りないタイプのうえ遠慮がちな長谷部のプロポーズのような言葉に驚き、
その態度に触発され焦れて、誘ってしまうくらい煮詰まっている余村が意外とリードするタイプなのにまた驚きました。
きっと果奈ちゃん(長谷部の妹)へのカミングアウトは何の問題もなく済むと思うのは私だけではないはずです。
感情を表に出すのが不得手な長谷川の幼少期のくだりからはじまる。
そのくだりから長谷部がどこか寂しい思いを抱えて成長し
幼少期の性質は、大人になっても変らず
辛い頭痛を表に出せずに苦しんでいたわけで
そんなとき、心の声を聴いて手を差し伸べてくれた余村への感情が好きに変ったわけか!
「言ノ葉ノ花」の続編。エンディング後のラブラブ水族館デートの
合間合間に長谷部の回想が入る手法で描かれています。
紆余曲折の余韻を思い起こしながら、今そこにある幸せをしっかりと抱きしめる。
短い話ではあるけれど、きちんと絡みもありv
はいはい、ごちそうさまv
お幸せにvと、本を閉じましたw
長谷部視点のサイドストーリー
長谷部としては、自分が抱く側だから、つい、無意識のうちに余村を受け身な存在と思ってしまうが、ちゃんと余村も男だ
対等に求めてくる余村が、なかなか男っぽくてすてき。
あれ?この話知っているような・・・って、もしかして、Atisさんのポイントチケットで交換したCDかな?
休日デートであま~い、余村さんと長谷部くんでした♪