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その傲慢な瞳に、乱される。
作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます
平川さんと三木さんのお声目当てで聴いた「まなざしの誘惑」、その時に関わりのあったカップルサイドのお話がこの作品なのですが、あまりにも気になるカップルだったので、原作&ドラマCDも購入しました。
「まなざし・・・」を聴いた時点で、「じれったい・・・」のカップルのお話の方がドキドキ萌え度が高そうな予感がしていたのですが、(「まなざし・・・」のカップルも素敵なのですが、ドラマティックで萌えそうなのが「じっれたい・・・」の方かな・・・と)、実際にまさにこのカップル、萌え度が高かったです。
小説だと、細かな描写もあって、蓮川先生の素敵な挿絵もあって、CDとあわせて読むと、更にドキドキします。
攻め様が結構俺様なのに、恋には臆病で一旦は逃げてしまう・・・というダメな子なのですが、その後再会した時も・・・受け様の気を引く為に、偽の恋人を仕立てあげて・・・と、まあこれまた割とダメな子なのですが・・・でも、その後はもう受け様にぐいぐい攻め入る感じがとても素敵でした。
強引な攻め様好きなので、ドキドキしました。
大学時代に無理矢理デートに誘われ、無理矢理抱かれて
暴君そのものの攻めに翻弄されながらも
強烈に惹かれ愛し合っていたのに
ある日「じゃあな」といつもどうりの一言で別れた翌日
イタリアに留学してしまった攻め!
工エエェェ(;゚Д゚;)ェェエエ工
突然、理由も告げられず捨てられてしまった受けは
両親の離婚もともない姓を変え地方都市に移り住むことに・・・
会社のプレゼンで久しぶりに訪れた東京
そしてプレゼン相手は、なんと自分を捨てた攻めだった!!
再会したふたりは、ビビビっ!と焼けぼっくりになんとやらですよw
お互い引きずっていたんだよねぇvうんうん。
そこまではよかったー!
この暴君攻め!仕事とかこつけて食事に誘い
再会して「好きだ」も告げずに、また無理矢理押し倒します!
しかも言うこと聞かないと他社と取引するぞとか!
セクハラするんですが?
工エエェェ(;゚Д゚;)ェェエエ工
はたまた、休日にドライブに誘ったと思ったら
若くて美しい男を隣にはべらせて、いちゃこらv
工エエェェ(;゚Д゚;)ェェエエ工
耐えられずに逃げ出した受けは山道で迷って
ずたぼろになって帰宅
ふんだりけったりじゃんっ(ノД`)
と、思ったら攻めがいきなり
「いつまでたっても俺の気持ちに気付かないおまえに、腹が立つ!」
ンート… ゙σ(._. )(゜_゜a )( σ。_。)エート?
工エエェェ(;゚Д゚;)ェェエエ工
伝わらねぇだろっ!!!普通!!!
と、思いましたw
もぉ、攻めの行動が読めなくて読めなくてwww
おまえはどこの王様だよ!と、思いましたw
大爆笑でした☆
嫌いじゃないです。この手のぶっとんだシナリオ。
蓮川愛さんの挿絵も、すごくぴったりだったしv
もっとやれ(゚∀゚)許すw
表題作と続編の中編2作品が収録されています。
(受け)(攻め)両方の視点でストーリーが進みますので、心情が理解しやすいです。
「じれったい口唇」は大学時代に付き合っていたけれど別れてから再会した二人が恋人同士になる話で、「ジェラス・ラブ」は、バルセロナへ研修旅行に行く話です。
攻めの肇は、雅之に黙ってイタリアに行きますし、再会してからは雅之から告白させようと恋人がいるフリをして見せつけます。バルセロナでも俺の気持ちを考えろと自分勝手な態度を取るのですが、結局、雅之が好きすぎての言動ですし、なんだか可愛いんですよね。雅之の視点だけでなくその肇の苛立ちも書かれているので自分的には許せました。蓮川先生のイラストの効果もあるかもしれませんけれど(笑)表紙といい冒頭のカラーイラストといい、花の背景が似合う二人でした!
当て馬になった聖は仕事とはいえちょっと気の毒…と思ったのですが、「まなざしの誘惑」で今回の仕事を受けた理由が書かれていて、この態度にも納得できました。そちらを先に読んでも良いのではと個人的には思います。
遠野さんの作品てCDで結構聞いてるから読んだような気になってましたが、実は今回初読みでした(笑)
お話としては先にCDで予習?済み。
もうとにかくこのお話に関しては「沢渡が身勝手だ!」に尽きると思うのですが。
いくら相手を振り向かせたいからって、他の男とイチャつくところを見せつけなくていいだろう。
それで泣いて縋ってくるだろうと考える方が正直不思議。
短い間でも大学時代に付き合ってて、そういうことする人物かどうかわからなかったのかな?とか思ってみたり。
どう考えても自分優位で物事を進めているように見えて。
その自信は雅之の視線の中に自分への熱を感じられるからかもしれないけど。
それにしたって…。
自分はさておき、相手のことばかり責めたりするから雅之のことが不憫になったりもしたのですが。
続編とか読んでるとそうでもないというか。
そんなところも含めてなんか雅之が全部愛しちゃってるって感じが伝わってくるというか。
それに雅之も雅之である意味ヒドイところはあるので。
過去のことはさておき、今回の研修旅行の件はもう少し考えるところがあってもいいんじゃないかなと思えました。
これからはお互いもう少し思ったことをケンカになる前に話し合えばいいと思うよ。
だいぶ昔に読んだ時は、最後の美しい異国のシーンで、2人で訪れれた嬉しさ、幸せを噛みしめる2人にもらい泣きして読んだ印象が強かったんですけど…
再読して!
こんなに攻様が、キザで自分勝手過ぎる、自己完結男だったかと、違った意味で驚きでした(笑)
建築デザイナーの 肇 × リーマンの雅之の再会ラブ。
7年前の大学時代、強引に誘い、関係を始めさせたにも関わらず、突然何も言わず姿をけし、留学して終わらせてしまった肇。
その行動が理解できず、深く傷ついたままの雅之。
それが7年後、雅之は、会社の将来を賭けた取引先の相手として、かつての恋人関係にあった肇と再会します。
再会しても、謝る気配もなく、7年前と変わらず、自己中で、自分勝手に雅之を振り回す肇。
本当はお互いにまだ好きあっているはずなのに、昔の苦い記憶を引きずったままなので、なかなか素直になれず、意地の張合いばかり。
そんな状態にじれてしまった肇が取った行動が…
出張ホストの聖を雇って、仮の恋人を演じさせ、3人で別荘にいくという、それどうなのよ…ていう展開でした!
結局は、雅之のちょっとしたアクシデントがきっかけで、誤解が解けて丸く収まるんですけど…
2人に振り回された聖が、健気でいい子で可哀想でもありました。
(スピンオフで『まなざしの誘惑』で、聖のお話が読めます)
そして、海外研修旅行篇のお話に続いて!
ここでも、嫉妬深くて、傲慢さを振りまく、相変わらずの自己完結男、肇の姿が垣間見れます(笑)
このお話で救われるのは、雅之の健気さです。
肇に流されているようで、実は、真はしっかりしたタイプ。
何より頑固なので、怒らずと静かに怖い⁉んだけど…読み手には、可愛いくて仕方ない印象でした。
そんな雅之に、結局は肇も勝てなくて(笑)
案外、嫌われる事に臆病になって、振り回されてるのは肇だったりするわけなんです。
そんな雅之の事が好きで仕方ない肇が、どんどんヘタレ攻になっていくものだから、反対にその姿が可笑しくて…憎めませんでした。
簡潔にいえば、痴話喧嘩ばかりしてる2人です。
2人の視点から描かれているのも良かったです。
こういう展開のお話で、雅之視点だけだったりすると、全く萌どころが分からないまま、痛い評価をつける結果になりがちなんですけど…
心情面が伝わってくる分、一方通行な恋じゃなくて、しっかり想いあっている、ラブラブカップルとして伝わってくるので、イライラせず、安心して読めました。
それにしても、本当にキザ過ぎる台詞と、行動をする肇に、読んでいてこっちの方が恥ずかしくて、照れてしまいます。
でも、異国の地を美しく描写されている為か、なんとなく乙女チックな気分に傾き、あこがれのような感情と共に、ちょっぴり雅之の事が羨ましくもなりました!
普段はじれったくても、ベッドの上では、本能のまま求めあう素直な2人。
そんな所がギャップ萌で良かったのかもしれません。
あとは、蓮川先生のイラストがしっくりくるストーリーな所も、私的に好きでした。
実は、凄く心配性で、ロマンチストな攻様と、
心の狭すぎる男に、一途に惚れ込んでいる、健気で可愛い美人受なバカップルのお話でした。
割れ鍋に綴じ蓋カップルともいうかも(笑)
好みは非常に別れる作品だと思います。
でも私は、なんとなく嫌いになれないキャラと展開でした。
じれったい恋模様が好きな方、キザ&ヘタレ攻、健気受が好きな方、何も考えずに、さらりと読みたい方にはオススメです。
あまりにも傲慢で一方的な攻、うざいほど受け身な受、どっちにもイライラしてしまって、まったく楽しめませんでした。バカじゃないのか、こいつらっていうのが感想。どこを楽しんでいいのかもわかりませんでした。残念。