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merry makers
1997年の古い作品になります。
当初も思いましたけど、再読してもやはりゆるすぎるお話展開で、物足らなさが残るお話でした。
今のふゆの先生の作品と比べても、同一人物か『?』マークがついてしまうかも⁉︎
Hなラブ要素が皆無に近いこのお話‼︎友情メンイで描きたかったのか…
恋心は確かだけれど、友情の狭間に揺れ動く、淡い青春ラブものを描きたかったのか…
『メリーメイカーズ』なる謎の会社の存在の絡ませ方も微妙なものだから、折角ある面白そうな展開を生かし切れていない印象が残ってしまい、残念に思うお話でした。
大学の先輩今井×後輩の真紀の可愛らしい学園モノ。
大学名物サークル『よろず八百八』。
そこは、依頼されればなんでもこなす何でも屋!
メンバー3人は大学でも美形&曲者揃いの有名人。
入学式に知り合った、メンバーの鏡に興味を持った真紀。
どんなサークルかわからないまま入部します。
真紀の教育係なった今井とコンビを組むようになり…。
面倒見の良く、何かと構ってくる今井に、いつしか心を少しずつ寄せていく真紀…。
ある日、サークルのもう一つ裏の顔『メリーメイカーズ』の存在を知らされて…⁉︎
全体的に『微妙』の言葉が回るような展開のお話です。
メンバー鏡、芦澤、今井の3人が三角関係ではないけれど、複雑で微妙な立ち位置なものだからスッキリしません。
高校時代からの付き合いという設定の3人!
今井は鏡に対して恋心を持っていたことは分かるんですが、
鏡と芹澤の間に何かあるのは読み取れるものの、実際の所は描かれていないので2人の関係は謎!
そこに加わる真紀も、最初は鏡目当にサークルに入り、コンビを組む内に、いつの間にか今井に⁉︎という王道展開に、やっぱりとは思うものの、その描写が余りにもあっさりし過ぎていて感情移入しにくかったです。
『メリーメイカーズ』とタイトルがついているものの、意味があったのかなあ⁉︎
私的にもっと絡めて欲しかったです。
メリーメカーズという存在も、恋愛もここからという所で終わってしまうので、全体的にモヤモヤ、物足らなさが残る微妙な作品でした。